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キミのカタチは不定形
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スレ主 珠川理緒 投稿日時:
キャラクターの心情描写には力を入れました。
あらすじ
サイレンの音が聞こえる。それは舞形風花の罪の音だった。
誰かが戦っている。それを見ていた他の人物が、どうしようもなく冷酷な戦い方にため息を吐いた。
伏見藤俐は雨宮紗緒と出会う。《ゲーム》のプレイヤーとして出会った二人は敵同士のはずだが、紗緒はパートナーにして欲しいと願った。パートナーにふさわしいか力量を見るために相手を見つけようと一時的に協力し合う。
萱島響子との対決になった。萱島は善戦しつつも不利を悟り逃げようとするが、紗緒は萱島の子である葵を人質に取っていた。つまらないバトルは藤俐に見せられないといったんは去る二人。藤俐は冷酷な紗緒のやり方に内心では反発を覚える。
だが現段階では紗緒の力は圧倒的だった。必要もなく面白いからという理由で人質を取る紗緒の人間性を疑う藤俐に風花は友人として紗緒は信用できるから支えてあげて欲しいと声をかける。
一方で萱島響子は子供を失う恐怖におびえていた。必死に打開策を考え、藤俐と連絡を取り、二人で紗緒を倒そうと持ち掛ける。藤俐はその策に揺れる。
貸しコンテナでの対決。藤俐は後ろから紗緒を刺す。それが合図となり、藤俐と萱島対紗緒の対決となった。結果として、実は藤俐と紗緒の狂言であり、萱島に勝ち目はなく、萱島は藤俐のスキルによって見ていなかった現実を見る。
葵は萱島の願いによって性別を変えられていた。本当は男なのに、女に変えられていたのだ。それを突き付けられ、過去の恐怖に恐れおののく萱島。後味の悪い結末となった。
紗緒の傷は風花の姉である継実が治している間、描写は冒頭に戻る。藤俐は紗緒との本当の出会いを思い出していた。僅かな言葉だけにしか縋れない彼女は、本当はとても寂しい子なんじゃないかと。
藤俐は風花にみんなで花見に行こうと提案する。
風花は頷いた。
サイレンの音が止まった。
要望:欠点の指摘歓迎!
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