ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、追放され万能武器アンカーを貰い魔王討伐の冒険の旅に出る の批評

こんにちは、執筆順調そうでよかったです。
削除前ですが万能武器アンカーを貰うところまで読んでいたのでその感想になります。考えがまとまらないのもあって後日に先延ばしにしていたら、いつの間にか削除されてたりして、すみません書くのが遅くなってしまいました……。

もしこのさきも文字数が多くなるようだったら区切りのいいところで話を終わらせてから、評価シートが貰える新人賞に送ってみるのもいいと思いますよ。
読み切り作品が求められている賞の場合は厳しい結果になってしまうかもしれませんが、いうて私も含めネットで得られるのは素人の感想なので、あれでもプロに見てもらったら真逆のことを言われ褒められるなんてことも珍しくない世界です。
それに評価シートに書かれている項目から小説に求められているものを知って、視野を広げ視点を高くする必要性を学ぶ機会を得るのは良いことです。
ネットは役に立ちそうで役にたたないので、まぁいずれはプロにみてもらって意見をもらった方がいいですよ。
強制や命令ではないですし、わたしの人生ではないので、この考えがあわないと思えば流してもらってOKで~す。

ここからは感想になります。
事前にプロットを読んで流れを知っていたのもあって、良くも悪くもプロット通りに書かれていました。
文章は状況に対して反応ありきといった様子でドラマとしてはあまり機能しておらず、それもあってかストーリーとしてみた時に、初めてこちらの小説を読む読者は「急展開についていけないストーリーが行き当たりばったりだな」と受け止める方も多そうだ、といった印象でした。

こうなってしまった原因として、そもそもこの物語の主人公がどういった人間か読み進めていってもよく分からない点が大きいのですが。
(こういった知識は探せばいくらでも見つかるものではありますが……。)
小説における主人公の役割はとても重要でよく言われるのが、主人公とカメラの役割についてです。テレビ番組の食レポを思い浮かべてもらいたいのですが。食レポの腕で画面の向こうの食事が、美味しそうか不味そうか決まりますよね。
どれだけ面白い物語があっても食レポの主人公が読者にとってよく分からない人物であると、物語の面白さは半減します。また逆に、面白くない物語があっても主人公が伝わってくるだけで物語全体の印象が違うものになるわけです。
だから主人公が読者に伝わるかどうかはめちゃくちゃ重要です。

しかし今回の場合。
じゃあ読者から「この主人公がよくわからないんだよな~」と言われても、作者視点では、どういった主人公なのかは地の文にちゃんと書いてあるからよく読んでくれと言いたくなるのではないか、というかこれ以上何をすればいいのか考えても答えがでないかもしれませんね。
漫画ワンピースではルフィが俺は海賊王になる、と冒頭で物語のゴールを提示しています。以前、わたしがドラゴンボールの7つの玉みたいに……と書いたような気がしますが、なんだろうな、主人公が伝わらない一番の失敗はそもそも冒頭でゴールの提示がないことなんですが。

でもおそらくゴールの提示と今いったとして。
作者的には読者に主人公がよく分からないと言われたから地の文で今よりも2~3行紹介や容姿を付け足すとか、ワンピースを参考にしたから冒頭で1~2行「俺は〇〇になる!」と書けばいいんでしょ? とかこれはそういう話でもないですね。

というのも本文でどこだったか……。
勇者の記憶があったかもしれないと地の文で語った後だったか順番は思い出せませんが、形見(?)の指輪について書かれてあって。
たしかどちらも1~2行でサラッと書いて早足で終わっていましたよね。
形見の指輪についてあれはプロット相談板でのアイディアでしたが、あの形見の指輪の使い方はそういう風な書き方推奨で言われてたかな~うーん……今の出し方だとただ読者に負担をかけただけで裏目にでてましたね。
形見の指輪はそれなりに物語に絡ませないとみたいな話じゃなかったのかな~といった感じがしましたけど。
進撃の巨人のエレンの首にぶら下げてある地下室の鍵とまではいかなくても、よくある異能学園もので本家との血筋を示すよくある形見系のアイテムで後半になるにつれて重要になってくるとか、まぁもっとガッツリ本筋に絡ませようみたいな扱いだったような……。
というのがあってですね。
2~3行地の文で書けばいいとか、台詞でなんか補強すればそれでOKでしょみたいなことではないよ、といったことの説明が難しいところですが……。

以前わたしが勇者貴族、勇者洞窟と書いたことがありますあれはべつに冗談ではなくて。受け取り側からすればじゃあ勇者貴族って勇者洞窟って何ですか? と言いたくなるかもしれませんが、もしそれについて真剣に考えたことがなければちょっと考えてみてください。
『勇者貴族は代々勇者の素質を持つ者を輩出する家系だったが、ある時を境に勇者の素質が途絶えてしまい、勇者の素質を持つ孤児を探していたところ主人公を引き取った。』
という設定を思いついとするとこれを話に組み込むことで物語が勇者について表現しているものになっていきます。
つまりですね。
主人公が冒頭でお金を転がす。書類にコーヒーをかけて怒られる。
まぁこの展開自体は良いも悪いもないんですが。
もし読者にこれらの展開が勇者と何の関係がありますか? と言われたら作者としてはどう言い返しますかという話です。
勇者について書いてあるところが先にあるのでそこまで読んでみてくださいといいますか。読者はこう言います、それなら勇者が書いてあるところから読み始めるのでそのページを教えてください、そこまでの文章は読まなくて大丈夫です。
読者は身勝手ではなくて、他人に時間を使ってもらって小説を読んでもらうってそういうもんなんですよ。要点をまとめ要領よく伝えれるよう、努力しないといけない。

まとめると。
今は参考例として勇者が前提として話を進めましたが、何を物語の一番に据えるかは作者が考えることなので、べつに勇者にこだわる必要はないです。

この物語は何を書きたいのか、もし勇者なら勇者が分かるように、登場人物達にも勇者についての話をさせる、今は登場人物達も勇者の話はまったくしてないですし、万能武器アンカー出現あたりで女神に勇者の話をされても遅すぎますね。

序盤も主人公の地の文も勇者についてまったく書かれてないですよね。それでいて読者に「この物語は勇者について書いてあるんです」と言っても説得力がない……それなので、まずは勇者中心として文章を集めて書いてみてください、そうしていくなかで主人公に光が集まり読者にも分かる形で伝わるようになっていきます、物語全体も華やかになります。
何かの参考になれば幸いです。

上記の回答(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、追放され万能武器アンカーを貰い魔王討伐の冒険の旅に出る の批評の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

t様、1度削除した作品を覚えていてくださり、さらにこの様な丁寧な感想とご意見をいただき頭の下がる思いです。ありがとうございます。
とても詳細なご意見なので1日ではなく2回程でお答え致します。
「食レポに例え主人公がよくわからずゴールが分からず勇者の話が出てこず女神が話しても遅い」と言う事などについてなのですが読者が主人公が勇者の生まれかわりだと言う事にばかり興味が行って使用人としての彼にはあまり興味がなく勇者に関係ない等自分は全く考えていませんでした。何故かと言いますと勇者の話を後回しにしても「使用人としての現在」に興味を持ってくれていると思ってたのです。だからコインを落としたり怒られたりのエピソードで「けなげで不器用な苦労人」みたいなイメージを読者につけてキャラを定着させようとしていたのですが、読者の目から見て「勇者の話をはやくしてほしい」と思われてると全く気づきませんでした。確かに地の文があまり機能してません。あなたが以前勇者屋敷、洞窟と仰っていたのは「冗談ぽい例え」だと解釈してしまっていました。「ゴール」と言う事については主人公は「もし王様になったら平和で弱者が報われる国を作りたい」と思っていますが一方王様になれるわけがないと思っていて人生の目標ではなく理想語りになっています。この主人公控えめであまり大きな目標ありません。勇者である事を告げられても凄く強く自覚しません。
プロットhttps://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/661にありますがヒロインと再会した辺りで孤児院が乗っ取られそうになりここで激しく「自分が強くなって変わらないと!」と激しく鍛え始めますが遅いですね。後指輪は書き忘れましたが神が転生させたしるしで女神の台詞に加えるのを忘れておりました。すみません。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、追放され万能武器アンカーを貰い魔王討伐の冒険の旅に出る 

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、追放され万能武器アンカーを貰い魔王討伐の冒険の旅に出る の批評

こんにちは、執筆順調そうでよかったです。
削除前ですが万能武器アンカーを貰うところまで読んでいたのでその感想になります。考えがまとまらないのもあって後日に先延ばしにしていたら、いつの間にか削除されてたりして、すみません書くのが遅くなってしまいました……。

もしこのさきも文字数が多くなるようだったら区切りのいいところで話を終わらせてから、評価シートが貰える新人賞に送ってみるのもいいと思いますよ。
読み切り作品が求められている賞の場合は厳しい結果になってしまうかもしれませんが、いうて私も含めネットで得られるのは素人の感想なので、あれでもプロに見てもらったら真逆のことを言われ褒められるなんてことも珍しくない世界です。
それに評価シートに書かれている項目から小説に求められているものを知って、視野を広げ視点を高くする必要性を学ぶ機会を得るのは良いことです。
ネットは役に立ちそうで役にたたないので、まぁいずれはプロにみてもらって意見をもらった方がいいですよ。
強制や命令ではないですし、わたしの人生ではないので、この考えがあわないと思えば流してもらってOKで~す。

ここからは感想になります。
事前にプロットを読んで流れを知っていたのもあって、良くも悪くもプロット通りに書かれていました。
文章は状況に対して反応ありきといった様子でドラマとしてはあまり機能しておらず、それもあってかストーリーとしてみた時に、初めてこちらの小説を読む読者は「急展開についていけないストーリーが行き当たりばったりだな」と受け止める方も多そうだ、といった印象でした。

こうなってしまった原因として、そもそもこの物語の主人公がどういった人間か読み進めていってもよく分からない点が大きいのですが。
(こういった知識は探せばいくらでも見つかるものではありますが……。)
小説における主人公の役割はとても重要でよく言われるのが、主人公とカメラの役割についてです。テレビ番組の食レポを思い浮かべてもらいたいのですが。食レポの腕で画面の向こうの食事が、美味しそうか不味そうか決まりますよね。
どれだけ面白い物語があっても食レポの主人公が読者にとってよく分からない人物であると、物語の面白さは半減します。また逆に、面白くない物語があっても主人公が伝わってくるだけで物語全体の印象が違うものになるわけです。
だから主人公が読者に伝わるかどうかはめちゃくちゃ重要です。

しかし今回の場合。
じゃあ読者から「この主人公がよくわからないんだよな~」と言われても、作者視点では、どういった主人公なのかは地の文にちゃんと書いてあるからよく読んでくれと言いたくなるのではないか、というかこれ以上何をすればいいのか考えても答えがでないかもしれませんね。
漫画ワンピースではルフィが俺は海賊王になる、と冒頭で物語のゴールを提示しています。以前、わたしがドラゴンボールの7つの玉みたいに……と書いたような気がしますが、なんだろうな、主人公が伝わらない一番の失敗はそもそも冒頭でゴールの提示がないことなんですが。

でもおそらくゴールの提示と今いったとして。
作者的には読者に主人公がよく分からないと言われたから地の文で今よりも2~3行紹介や容姿を付け足すとか、ワンピースを参考にしたから冒頭で1~2行「俺は〇〇になる!」と書けばいいんでしょ? とかこれはそういう話でもないですね。

というのも本文でどこだったか……。
勇者の記憶があったかもしれないと地の文で語った後だったか順番は思い出せませんが、形見(?)の指輪について書かれてあって。
たしかどちらも1~2行でサラッと書いて早足で終わっていましたよね。
形見の指輪についてあれはプロット相談板でのアイディアでしたが、あの形見の指輪の使い方はそういう風な書き方推奨で言われてたかな~うーん……今の出し方だとただ読者に負担をかけただけで裏目にでてましたね。
形見の指輪はそれなりに物語に絡ませないとみたいな話じゃなかったのかな~といった感じがしましたけど。
進撃の巨人のエレンの首にぶら下げてある地下室の鍵とまではいかなくても、よくある異能学園もので本家との血筋を示すよくある形見系のアイテムで後半になるにつれて重要になってくるとか、まぁもっとガッツリ本筋に絡ませようみたいな扱いだったような……。
というのがあってですね。
2~3行地の文で書けばいいとか、台詞でなんか補強すればそれでOKでしょみたいなことではないよ、といったことの説明が難しいところですが……。

以前わたしが勇者貴族、勇者洞窟と書いたことがありますあれはべつに冗談ではなくて。受け取り側からすればじゃあ勇者貴族って勇者洞窟って何ですか? と言いたくなるかもしれませんが、もしそれについて真剣に考えたことがなければちょっと考えてみてください。
『勇者貴族は代々勇者の素質を持つ者を輩出する家系だったが、ある時を境に勇者の素質が途絶えてしまい、勇者の素質を持つ孤児を探していたところ主人公を引き取った。』
という設定を思いついとするとこれを話に組み込むことで物語が勇者について表現しているものになっていきます。
つまりですね。
主人公が冒頭でお金を転がす。書類にコーヒーをかけて怒られる。
まぁこの展開自体は良いも悪いもないんですが。
もし読者にこれらの展開が勇者と何の関係がありますか? と言われたら作者としてはどう言い返しますかという話です。
勇者について書いてあるところが先にあるのでそこまで読んでみてくださいといいますか。読者はこう言います、それなら勇者が書いてあるところから読み始めるのでそのページを教えてください、そこまでの文章は読まなくて大丈夫です。
読者は身勝手ではなくて、他人に時間を使ってもらって小説を読んでもらうってそういうもんなんですよ。要点をまとめ要領よく伝えれるよう、努力しないといけない。

まとめると。
今は参考例として勇者が前提として話を進めましたが、何を物語の一番に据えるかは作者が考えることなので、べつに勇者にこだわる必要はないです。

この物語は何を書きたいのか、もし勇者なら勇者が分かるように、登場人物達にも勇者についての話をさせる、今は登場人物達も勇者の話はまったくしてないですし、万能武器アンカー出現あたりで女神に勇者の話をされても遅すぎますね。

序盤も主人公の地の文も勇者についてまったく書かれてないですよね。それでいて読者に「この物語は勇者について書いてあるんです」と言っても説得力がない……それなので、まずは勇者中心として文章を集めて書いてみてください、そうしていくなかで主人公に光が集まり読者にも分かる形で伝わるようになっていきます、物語全体も華やかになります。
何かの参考になれば幸いです。

上記の回答(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、追放され万能武器アンカーを貰い魔王討伐の冒険の旅に出る の批評の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

出だしで「俺は今は貧乏な使用人、だけど時々白昼夢の様に過去の俺が勇者の様な格好をして悪と戦ってる映像が浮かぶんだ。まるで封印された記憶みたいに。でもそんなわけない、俺の頭が少し病気なのかも」等として、地の文で「彼は勇者から転生した」とか説明ぽい事はかかないと思います。

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t様、1度削除した作品を覚えていてくださり、さらにこの様な丁寧な感想とご意見をいただき頭の下がる思いです。ありがとうございます。
とても詳細なご意見なので1日ではなく2回程でお答え致します。
「食レポに例え主人公がよくわからずゴールが分からず勇者の話が出てこず女神が話しても遅い」と言う事などについてなのですが読者が主人公が勇者の生まれかわりだと言う事にばかり興味が行って使用人としての彼にはあまり興味がなく勇者に関係ない等自分は全く考えていませんでした。何故かと言いますと勇者の話を後回しにしても「使用人としての現在」に興味を持ってくれていると思ってたのです。だからコインを落としたり怒られたりのエピソードで「けなげで不器用な苦労人」みたいなイメージを読者につけてキャラを定着させようとしていたのですが、読者の目から見て「勇者の話をはやくしてほしい」と思われてると全く気づきませんでした。確かに地の文があまり機能してません。あなたが以前勇者屋敷、洞窟と仰っていたのは「冗談ぽい例え」だと解釈してしまっていました。「ゴール」と言う事については主人公は「もし王様になったら平和で弱者が報われる国を作りたい」と思っていますが一方王様になれるわけがないと思っていて人生の目標ではなく理想語りになっています。この主人公控えめであまり大きな目標ありません。勇者である事を告げられても凄く強く自覚しません。
プロットhttps://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/661にありますがヒロインと再会した辺りで孤児院が乗っ取られそうになりここで激しく「自分が強くなって変わらないと!」と激しく鍛え始めますが遅いですね。後指輪は書き忘れましたが神が転生させたしるしで女神の台詞に加えるのを忘れておりました。すみません。

上記の回答(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、追放され万能武器アンカーを貰い魔王討伐の冒険の旅に出る の批評の返信の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

なるほど。
冒頭は作品の顔と言われています、2000年代で携帯がまだ白黒画面だった頃なら今の冒頭の書き方も許されていたと思います。時代が変わり、なろうで”勇者”と検索すれば星の数ほど作品がヒットするようになります。そこで冒頭ではまずシチュエーションを持ってくるようになりました。冒頭を読むと作品の方向性や作者のやりたいことが分かるようになりました。読者は気に入った作品を探しやすくなります。

最初に書いた通り、読者が「使用人としての現在に興味を持ってくれている」ように冒頭を書くのも間違いではないのですが、今それをすることは時代にあってないので相当な文章力がないと読んでもらうのは大変です、なのでこの先も多くの人に指摘され続ける箇所になってしまうでしょう。
それと。「けなげで不器用な苦労人みたいなイメージを読者につけてキャラを定着させようとしていた」ここに使われていた文章を読んだだけでは、このお話が異世界チート無双していく展開になるかもしれないし。もしかしたら殺人事件の話になっていくのかといったことは読者は読み進めてみないと分かりませんよね。
この読み進めてみないと何がしたい物語か分からない時間は読者にとっては苦痛になってきます。だからその苦痛を文章力で強引でねじ伏せることができなくもないですけど、プロかそれ以上水準の文章力がいるので大変ですという話でした。だから冒頭にシチュエーションを持ってくるのが流行ったのかもしれませんね。

この物語が勇者の話なら勇者という『記号』を登場させていかないと読者に気付いてもらえません。
例えば、「コインを落とした場面」があったらコインの裏には勇者の顔が描かれていて、拾った時にそれに気づいた主人公が地の文でサラッとこの世界を救った勇者は……といった形で世界についての情報を書くとか。怒られたりのエピソードがあったら、書類に、他国で勇者が誕生したことが書かれていて怒った主人が台詞で「勇者の情報を知る機会を失ったじゃないか!」と怒鳴られるとか。
主人公が俺は勇者だったと地の文でばらす必要はまったくなくて、今のままでもいいんです。
ようは読者に分かるように勇者の情報を散らして配置してやる。
だって読者は主人公=勇者と思って最初から読み始めるわけですから、主人公がその時点で勇者でなくても作中に勇者というキーワードがでてきただけで、読者目線からは読み進めていけばいずれ主人公=勇者になっていくんだな、と勝手に誤解してくれます。

「ゴール」というは、ワンピースの「海賊王に俺はなる!」と主人公に言わせる必要はまったくなくて。「もし王様になったら平和で弱者が報われる国を作りたい」これも立派なゴールです。
なんですけど、戦争シーンも戦闘シーンもなく冒頭でまだ何も始まってないのに、ただの使用人が「もし王様になったら平和で弱者が報われる国を作りたい」と地の文や台詞で言っても、読者としては「弱者どういうこと、国って何のこと?」ってなります。
弱者、国についてまったく情報をだしてないのにもってきても逆効果になります。
物語にもよりますが、「もし王様になったら平和で弱者が報われる国を作りたい」と地の文で書いたとして、「そのためには使用人では人生終われない」とか「この指輪には何でも願いを叶える女神と会えるという逸話がある」とか続けてやることで。こうすると読者としては、じゃあ使用人やめて次のステージにいくまで読んでみるかなとか、女神と会えるまで読んでみるかなとか。ちょっとここまで読んでみようと予定をたてやすくなる。

冒頭で明確に着地地点を示す作品もあります例えば「〇年以内に〇をしないと世界が滅ぶとか」そういったタイプのものもたくさんありますね。女神がでてきて、勇者は〇年と女神から時間制限を与えられてる。でもべつに、読み進めていくうちにゴールが明確になっていくでもいいんですね。ゴールを電車で例えるなら途中の停車駅です。
例えば、冒頭で「この指輪には何でも願いを叶える女神と会えるという逸話がある」として、話が進んで女神と会いました、次のゴールを提示します。「もし王様になったら平和で弱者が報われる国を作りたい、そのためには万能武器アンカーを使いこなせるようになる」。読者は万能武器アンカーを使いこなせるようになるまでとりあえず読んでみるかと予定をたてます。その間にも勇者というキーワードが散見してあれば、どういった勇者の物語か読者はどんどん分かっていき、最後には「もし王様になったら平和で弱者が報われる国を作りたい」到達するといった感じです。
何かの参考になれば幸いです。

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

一度削除した作品でお見せ出来ないのがあまりにも意見をくださった人に失礼なので暫定公開します。こちらをご覧下さい。

上記の回答(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの批評)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

こちらは間違い投稿です、すみません、1つ上の方が正しいリンク先です。

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの批評

こちらは間違い投稿です、すみません、1つ上の方が正しいリンク先です。

上記の回答(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの批評の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

こちらが正しいリンク先です。→https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/review/novels/show/2178

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元記事:異世界最強男の娘は普通になりたい『俺は男だって言ってんだろーが!』

どうも十二田明日です。
しばらく書けていなかったのですが、久しぶりに一本書き上げられたので、こちらに投稿させていただきました。

こちらも何処かのラノベの賞に送ろうとおもっています。つきましてはラノベの賞に送ることを前提に、もっとこうしたらいいんじゃないかとか、色々とご意見をいただけたらと思います。

コメントをいただけた方の作品は、必ず目を通しコメントさせていただきます。


個人的には、新しいチャレンジとして今まで手を出してこなかった、『コミカルなファンタジー』を書いてみました。
後、可読性を上げる試みとして、セリフでお話を展開する(出来るだけ地の分を減らす)というのもやってみました。

狙いが上手くハマったのか、それともズレているのか。そこらへんは特に聞かせてほしいです!

上記の回答(異世界最強男の娘は普通になりたい『俺は男だって言ってんだろーが!』の批評)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

お久しぶりです、カイトです。

作品、最後まで一気に読んでしまいました。率直に言って、とても面白かったです! かなり完成度が高いと感じました。
以下、気にされていた点から順に箇条書きにさせていただきます。

○『コミカルなファンタジー』
概ね成功されていると思います。メルが男だと判明するシーンは、フィオナのときもナッシュのときも、思わず笑いが声に出ました。
ただジャンルとしては「コメディ・ファンタジー」というほどではなく、「コミカルな部分もあるファンタジー」という印象を受けました。
個人的には、コミカルとシリアスのバランスがちょうどいい塩梅だと思いました。

○『セリフによる可読性向上』
正直、「セリフのおかげで可読性がアップした」とは思いませんでしたし、特にセリフが多いとも感じませんでした。でも、十二田さんの文章はそもそもが読みやすいので、セリフによる可読性向上を狙う必要はないんじゃないかな。
キャラクター同士(特に主要三人)の掛け合いはテンポが良く、読んでいて楽しかったです。

○キャラクターについて
メル、フィオナ、ナッシュと、三者三様で共に魅力あるキャラクターでした。特にメルは、行動の同期や目的がはっきりとしていて、とても好感が持てました。初登場時のセリフも、インパクトがあっていいですね。
一方で魅力的であるがために、もっと深堀りしてほしいとも感じました。特にメルとフィオナ。
メルの過去については最後に少しだけ語られるだけですが、身内のことやバルキリス人の末裔らしいところ(におわせ)なども読んでみたかったです。
フィオナは、実家での彼女の扱われ方を具体的に書いて欲しいなーと思いました。すっごいイヤな奴との政略結婚がすでに決まっているとか。彼女の気持ちはよくわかるんですが、メルに比べるとどうしても軽いというか、「お嬢様のわがまま」感がしてしまうので。

○メルとフィオナの関係の変化
二人の関係性は最初からとても好ましいもので、お互いに好意を抱くのもすごく自然に思えました。
ただ、最後のメルの
【どれだけの理性を持って気持ちを抑えているのか、フィオナは理解していないようだ。】
という一文がやや唐突に感じました。川に落ちて服が張り付いてーーというのはありましたが、もうひと押し、メルがフィオナに対して性的にドキドキするシーンが欲しかったなと思います。

○言葉選びについて
これは本当に細かいところなんですが、タイトルに「異世界」と銘打っているので、
「鴨が葱を背負ってくるようなものだった」
「メートル(単位)」
という表現を使ってしまうのは少し違和感を感じました。
でも、慣用句はともかく「メートル」は、それが一番わかりやすいですもんね。
話の本筋とは関係のない部分ですし、「この作品ではこういうもの」という姿勢でも全然アリだとは思います。

○タイトルについて
センスがほぼない私が偉そうに言えることではないのですが、「コレじゃない」感が。
メルは終始男らしいので、あまり『男の娘』という感じがしないんですよね。とはいえ、インパクトのある言葉です。
うーん、「男の姿になりたい(取り戻す)」繋がりで『らんま1/2』と絡めて
『このフザケた見た目をなんとかしたい! 異世界男の娘、奔る!!』
とか……? 
ごめんなさい、やっぱりセンスないですね。というか、『らんま』知らなければわけわかんないな。すみません。
私の意見は参考になりませんが、一考してみるのも良いかと思います。

色々書いてしまいましたが、合わない意見はスルーしてくださいね。
選考でいい結果が出るといいですね。活動応援しています。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ranove.sakura.ne.jp/1story_system/public_story/03097.shtml

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界最強男の娘は普通になりたい『俺は男だって言ってんだろーが!』

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元記事:女子高校生と女教師の恋

百合小説を書いているものです。
ブログでは平均10人くらいアクセスして下さるようになりました。
あれから8話書きました。
大体、60話くらいを予定しています。
改めて評価をよろしくお願い申し上げます。

上記の回答(女子高校生と女教師の恋の批評)

投稿者 パクトボー : 0 投稿日時:

はじめまして。
百合好きとしては新参者で、物書きとしてもそこまで歴が長いわけではないのですが、感想と誤字報告程度は書けるかも?と、読書感想文を思い出して書いてみます。アマチュアの言葉なので、気に障る発言があったらごめんなさい。

最初に電車内での会話。自分はあんまり満員電車に縁がなくて、「ちょっと優花里ちゃん短気過ぎないかな、でもそういうもんなのかな」と読み進めたんですが、いきなり先生との会話がすっ飛ばされてびっくりしました。あ、この先生がタイトルの女教師ではないのね…と勘違いしてしまったところです。
その後、(2)でいつの間にか紀香ちゃんと仲良くなってたのを見て、「これ話を急ぎ過ぎてない…?」と不安になってきました。第一話の冒頭も、「これが運命の出会いだったのです」とわかりやすく説明してないだけ…?そういう作風なんでしょうか。作家・猫美恵子についても「そういう名前の凄い作家がいますよ」、お父さんも「何か無茶をさせてる酷い人ですよ或いは思春期特有のものですよ」って感じで、具体例が薄味なのは「そこは本題じゃないから気にしなくていいですよ」ってことだと思って読み進めました。
で、(5)から急に優花里ちゃんが先生を意識し出したのは「え、いきなり!?」とまたびっくりしました。ここまで先輩の描写のが濃くて、先輩メインだったのを先生ルートに書き直したのかな…と感じました。もうちょっと、先生との会話が多いほうがわかりやすかったかな、と感じます。
(1)の電車での会話とか、大勢が周囲にいる中での秘密の出会い!っていう、ドキドキする秘め事感のあるシチュエーションは素敵だったんですが、「当たり障りのない会話をして」ですらっと流されてるのは勿体ないんじゃあないか?と思ったんです。そこをまるっと一話使って描写して、優花里ちゃんが先生に落ちる前準備をするとか…なんてのは、自分ならそうするよ、という話ではありますし、「小説のリメイクは完結してからにしよう」なんて言葉もありますから、あまり気にせず先に進んで欲しいとも思います。とにかく完結頑張ってください。陰ながら応援してます。

最後に誤字かな?と思った部分です。気づいたところだけ。
(1)
建物が最新式という効果は『気持地』の面でも大きい。
→気持ち?検索してみても気持地という言葉が出てこなかったので…浅学ですみません。
(2)
そこには三つ編みでいかにも『文化少女』らしい、
→文学少女?でもなんとなく文化少女でも伝わる気はしますね。
『紹介紹介』を無事に終えたが、
→紹介が重複してる?
(3)
『今日』に戻り早く涼みたい心境だ。
→教室?その後、セリフと地の分でもう一回ずつ「教室に戻ろう」という旨の文章があったので、削っても通じる…かなぁ。でもこれはこれで、優花里ちゃんの心理描写として必要かもしれませんね。
(4)
「うーん。『田伏』さんなりの小説が書ければ私はいいと思うよ。
→田臥?でも(5)以降は田伏さんって呼ばれてますね。臥って字面はちょっといかつい感じでヒロイックなイメージですから(※個人の感想です)、伏のほうが作品にはあってる気がします。
誤字とは関係ないんですが、最初に苗字が出たとき読めなかったので、読み仮名とかつけれたらわかりやすいと思います。ブログだとルビって振れましたっけ?ブログの運営によるんでしょうかね。詳しくなくてすみません。
(5)
優花里の努力に気が付いたのか黙ってやり過ごしてくれたの『であす』。
→だ?又はである?

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元記事:あさきゆめみし

前回ご批評いただいたものを改変しました。お手数ではありますが、目を通していただけるとありがたいです。

・占い師のおばあさんたちには、すっぱりご退場いただきました。
・以前より伏線を入れたつもりですが、効果が出ているかどうか。
・スペースを多めに開けてみましたが、読みやすさはどうでしょうか。

以上の点、気にしています。ご批評いただけると嬉しいです。

上記の回答(あさきゆめみしの批評)

投稿者 silica : 1 投稿日時:

えーと、私は改稿前の方を知りませんので、こちらだけで。
読んでいて、アレ? と思った部分は、ヒロが死んでるという事実を出した部分だけですね。私が読み落しているだけかもしれませんが、若干唐突にも感じます。
もう少し先に匂わせが欲しかったかな、と。

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