ノベル道場/小説の批評をし合おう!

水狗丸さんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:真宵探検記録。

様々な批評を頂きたいです!お気軽にどうぞ!

上記の回答(真宵探検記録。の批評)

投稿者 水狗丸 : 0 投稿日時:

一通り目を通させていただきました。気にならなかった部分は一、二回読んだだけですが失礼します。

素人の意見になりますが、真っ先かつ最も気になったのは冒頭です。

同じワード(学園、ランファン、アンデッド)が短い間に繰り返され、ぶつぶつ切れるようで読みにくいです。代名詞を活かし、説明を削るとすっきりすると思います。

勝手ながら申し訳ないですが、私でしたら以下のように直します↓

 宝華学園にはアンデッドがいる。一般的にはには霊やゾンビを指しているが、僕と縁があるものは「ランファン」と呼ぶ。元は在校生らしき彼らは長いこと学園内をさまよい、おのおのがあるものを見つけるまで人に戻れない。
 そんな彼らを助けるのが、僕の役目だ。

長所。良かった点

ランファンの設定や、彼らとのやり取りは好ましいです。

良かった要素

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元記事:真宵探検記録。

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上記の回答(真宵探検記録。の批評)

投稿者 水狗丸 : 1 投稿日時:

一通り目を通させていただきました。気にならなかった部分は一、二回読んだだけですが失礼します。

素人の意見になりますが、真っ先かつ最も気になったのは冒頭です。

同じワード(学園、ランファン、アンデッド)が短い間に繰り返され、ぶつぶつ切れるようで読みにくいです。代名詞を活かし、説明を削るとすっきりすると思います。

勝手ながら申し訳ないですが、私でしたら以下のように直します↓

 宝華学園にはアンデッドがいる。一般的にはには霊やゾンビを指しているが、僕と縁があるものは「ランファン」と呼ぶ。元は在校生らしき彼らは長いこと学園内をさまよい、おのおのがあるものを見つけるまで人に戻れない。
 そんな彼らを助けるのが、僕の役目だ。

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元記事:寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘

 鉄道が存在する、中華時代劇風ファンタジーです。

 何度かプロローグ掲示板やプロット掲示板に投稿してご意見をいただいたのですが、構想を広げ過ぎて、収拾がつかなくなってしまいました。そこで、とにかく完成させることと、鉄道描写の練習で書いてみました。

 特に以下について、ご意見をいただけないでしょうか。それ以外のご意見もあれば、お寄せいただけると幸いです。
 
 1、読みやすさを考えて、度量衡はメートル法の漢字表記にしたが、その印象は?
 2、作中人物が「洋服」を着ている印象はあるか?
 
 なお、ご意見はリンク先のコメント欄ではなく、この「ノベル道場(小説の批評依頼掲示板)」のほうへお願いします。また、感想返しはご随意に願います。ご感想いただいても、感想返しをできるとは限りませんので。

上記の回答(寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘の批評)

投稿者 水狗丸 : 1 投稿日時:

「朝餉」まで読みました。

1、読み易さ+わかり易さ+雰囲気のためには最適だと思います
2、洋服のイメージは全くありませんでした。

【他の長所】
・中国史や鉄道には疎いですがすらすら読めました。脳内で音読した際にリズムが途切れることもありません
・漢字の多さが中華の雰囲気をよりよく表しています
・情景描写がくどくないのに分かりやすいです
・うんちく無しでも知的好奇心を刺激されます

長所。良かった点

平易な文ながら情景が目に浮かび、中華や鉄道に疎くても楽しめるなど……評価が高いのも納得の作品です。

良かった要素

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元記事:白粉花と薬屋

語彙力等心配です。非現実的なこのお話が伝わってほしいです。

上記の回答(白粉花と薬屋の批評)

投稿者 水狗丸 : 1 投稿日時:

「月桂樹」まで読みました。
気になった点を箇条書きにさせていただきます。

・一話の赤い仮面の女性に声をかられて驚かないのは不自然に感じます
・セリフ(特に二話)の多さが気になりました
・「〜た」「〜だ」で終わる短文が続くと流れがぶつ切りになります。他の音に置き換えたり、一文を伸ばしたほうが良いかと

長所。良かった点

花や天候も相まって年頃の女の子の暗い気持ち、雰囲気がよく伝わります。
陰と静けさが特徴的と感じました。

良かった要素

ストーリー

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元記事:青きザクセン――ローマ人老医師と蛮族少年の修行の批評

文章力も知識もある作者さんだと思います。
ですが、序盤からカタカナ語、気取った熟語、小難しい用語が連発されて要求されてとても読むのがしんどいです。
もっとライトな文章を読みたいと感じました。

上記の回答(青きザクセン――ローマ人老医師と蛮族少年の修行の批評の返信)

スレ主 水狗丸 : 0 投稿日時:

コメントありがとうございます。

咀嚼しにくい文章といったところでしょうか。
西洋が舞台なのでカタカナを削るのは難しいですが、消化しやすい文章にするよう努めてみます。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/16816452218267672196

目的:趣味で書く

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 青きザクセン――ローマ人老医師と蛮族少年の修行

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現在までに合計7件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

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幼馴染と同棲して早7年。イチャイチャしている中に乱入してきたのは、どうやら我が従妹のようです。(万物《オムニア》を統べる者)

投稿者 返信数 : 2

投稿日時:

ラブコメということで主人公とヒロインのイチャラブシーンに力を入れてみました。そこの評価をお願い致します。 他に批評を貰いたい点は... 続きを読む >>

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転生支援株式会社!

投稿者 黒梨恵夢 返信数 : 2

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1度自分で読み返したら小説にしては1話が短すぎると思い、これからはできるだけ 1話を長くすることを意識しようと思っています。その点... 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

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勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

投稿者 元々島の人 返信数 : 2

投稿日時:

一度削除した作品でお見せ出来ないのがあまりにも意見をくださった人に失礼なので暫定公開します。こちらをご覧下さい。 続きを読む >>

たのもー!(ボコボコにしてください)

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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元記事:スプリットダブル

こんにちは。たまにここ見て書き込んだりしてます。
新作の序章∔1話(各2500字程度)がかけましたので批評を頂きたく存じます。

異能ファンタジーの予定で、物語のつかみとして印象を聞ければ嬉しく思います。

よろしくお願いします。

上記の回答(スプリットダブルの批評)

投稿者 十二田 明日 : 0 投稿日時:

じょうじ様、『スプリットダブル』現在公開されているところまで読ませていただきました。

他の方も指摘されていましたが、『物語のつかみ』としては『弱い』なというのが正直なところです。
序盤で、主人公に気がありそうなヒロインがいる事、この世界には超能力が存在する事などが示されているのは良いと思います。
ですが、それだけだと読者の興味を引くにはちょっと力不足な印象です。基本的に読者は主人公に感情移入して物語を楽しみますので、この先『主人公は活躍するんだろうな』というワクワク(期待感)を抱かせるような描写があった方がいいかもしれません。

当サイトの記事にもありますが、例えばハリーポッターでは、序盤からヴォルデモートの魔法がハリーには効かなかったり、マクゴナガル先生がハリーがいずれ偉大な人物になるだろうと言ったり、後々ハリーが魔法の天才として活躍する事がほのめかされています。それがあるから、読者も先が気になり読み進めたくなるわけですね。

本作にはそれがちょっと足りない気がしますね。もっと主人公が活躍する事を匂わせていいと思います。

主人公の性格が暗かったりする所は、十二田はそんなに気になりませんでした。エヴァンゲリオンのシンジ君みたく、鬱々としていても魅力的なキャラはいるので。ただまだまだ序盤の段階でキャラの掘り下げがされていないので、共感はされづらいかもしれません。暗い性格になっても仕方ないと読者に思わせるようなエピソードがあれば、むしろ意外とウケるかも。

十二田から言えることはこんな所でしょうか。
少しでもじょうじ様に資することがあれば幸いです。それでは。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/16817330662036707842

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: スプリットダブル

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る

 大野です。以前、こちらのサイトで相談した『嘘を吐けないファンタジー』と『それらを騙す詐欺師探偵』のお話です。
 繋がりのある小規模事件×4+黒幕との対決編、みたいな形で文庫本一冊くらいを書こうと思っているのですが、まずは一話目。

 さて、本題。現物を見てもらう前に、俺の作品構想をば。
 まず今回の目標は『読者を騙す』こと。と言っても皆さんには概ね言っちゃうんで拍子抜けになると思いますが、諸々ご意見くださると幸いです。
 もしなんでしたら、あらすじを読まずに作品(40ページ弱)を先に読んでもらっても良いかも知れません。

 全体のプロットとしては『第一の事件→第二の事件→第三の事件前編→第三の事件中に死にかけた主人公の回想→第三の事件後編』という形のシンプルな『短編連作』を想定しています。
 
御意見、お待ちしております。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

こんにちは。読ませていただきました。

率直に、面白かったです。
前回プロローグを読んだ時とは、印象が大きく変わったように思え、驚きでした。なんでかなと考えたのですが、矢加部ちゃんの活躍が大きいように思います。
失礼を承知で言いますと、自分は瓜坂探偵のようなキャラクターは苦手なんです。飄々と人を食った態度、自分だけはわかっていると言いたげな言動には、正直イラっときます。前回読んだ時点での、瓜坂探偵とルイスの腹の探り合いの会話には、げんなりでした。
もちろんこれは、大野さんの描写に対する文句ではなく、むしろそういうキャラクターを上手に描かれているからこその感想ということで、ひとつご容赦ください。探偵役なので「自分だけがわかっている」顔をするのは当然なのですし。
ですが今回矢加部ちゃんがいることで、瓜坂探偵のその嫌味な感じがかなり緩和されているように思えました。「助手の後学のために詳しく説明させてください」という前振りも、読者に親切でありがたかったです。
なにより、終盤彼女が言う「そういう『器用』なやりかたみたいなの、あんまり好きじゃない」というセリフ。あれすごく好きです。作品の中での彼女の立ち位置を表しているというか、そのままであってほしいなと感じました。

終盤のマリーの生存のシーンでは、伏線がうまく活かされているなと感じました。前回しつこく絡んだ「お茶」については、スッキリしたし瓜坂探偵の嫌味加減も十分伝わりました。なにより、マリーには紅茶を差し出す瓜坂探偵にクスッとさせられました。
冒頭電話のシーンでの「直前連絡かよ!」というセリフも伏線だったのですね。とても自然で真似したいです。

このままではただの感想なので、気になったところも少し。

ルイスが依頼に来たシーンで、彼女に対して「おぞましい」という表現や矢加部ちゃんが怯える描写がありますが、そこがなんだか上滑りの印象を受けました。
そこまで凄惨な内容を話しているわけでもないのに、それを「おぞましく」感じるのは、瓜坂探偵が魔術師の実情を知っているからこそだとは思うのですが、それがまだ実感として湧かない自分からすれば「なんか可愛い女の子がイキッたこと言ってるなぁ」という、なんだか面映ゆい気持ちになってしまいます。『ごくせん』のドラマでの仲間由紀恵の演技を見たとき、と言ったらお分かりいただけるでしょうか。
可愛い外見のはずのルイスに、つい「おぞましい」という感想を抱いてしまうような描写(「少女なのに一瞬老婆のような目をする」とか、可愛い顔してもっとおどろおどろしいことを言わせるとか)があったほうがよかったかもしれません。

それと、魔術師(スプリッジグ家限定?)は機械嫌い、という設定をもうちょい強調してもいいかと思いました。今の世の中機械があふれていて、計算機がダメということは当然時計も電灯もNGですよね? 事件現場を検証するシーンで、矢加部ちゃんに「しかし機械嫌いって徹底してるんですね。この部屋電気もないじゃないですか」みたいなセリフがあれば、その後計算機を突きつけられたルイスが激昂するシーンにも、より説得力があるかと思います。

あとは、本当に細かなことですが。
・「『ウリ』の発音が日本人と異なる」と「流暢な(日本語の)発音」って、矛盾してませんかね。あと、「流暢」は発音より話し方に掛かるほうが自然かと。
・「緑茶のカップ」ではなく「湯のみ」の方が相応しいかと。
・容疑者であるスプリッジグ家の三人が、あまりにも存在感が薄くてちょっとかわいそう。

くらいです。
長々とすみません。続きを楽しみにしています。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/RyqB2kirVsEE8e7xFJ0ykLGH99ePhF9F

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: オカルト探偵(さぎし)、今日も騙る

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元記事:はりねずみのおひっこし

三幕構成の習作として書きました。
構成として、ちゃんと書けてますでしょうか?
ライトノベルじゃなくてすみません。

上記の回答(はりねずみのおひっこしの批評)

投稿者 さる・るるる : 1 投稿日時:

残念ながら、三幕構成を理解されていません。

私は、三幕構成を、こう定義しています。
「登場人物の“感情”をデザインする」ためのモノ、
または「登場人物の“感情”をコンロールする」ためのモノと言い換えてもいいです。
つまり“感情”の揺れ動きを、全体を俯瞰しながら、作っていく設計図だと考えています。

そのため、まず、三幕構成を考える時は、
「一幕」と「三幕」を行ったり来たりして作ります。
それは、「対比」を、常に意識して、作っているからです。
例えば、「主人公とは」、“物語の中で、一番、成長した人”とか
物語の“最初”と“最後”で、“行動や考え方が変わった人”などと言われています。
また、「物語とは」、“主人公を成長させること”、とも言われています。
そう考えると「一幕」で「弱い人」と設定すれば、
「三幕」では「強い人」になっていないといけません。
つまり、対比した関係にします。
そうしないと、主人公は、成長していないことになります。
そのため「一幕」と「三幕」を、セットで考えます。

それでは、上記を参考に、この小説を検証してみましょう。
「一幕」は、主人公のハリネズミが、
人見知りのため、いじめられて村を出ています。
そうなると、「三幕」は、「一幕」を受けて、
対比した形になっていなければなりません。
ところが、この主人公は、「三幕」でも、相変わらず、人見知りで、
自分の家に閉じこもり、ネズミの方から訪ねて来ています。
彼女は、何の努力もせず、向こうから、幸せが勝手にやって来ているのです。
これでは、何の感動も起こりません。
ちょっと声をかけたぐらいでは、状況は一変しません。
主人公が、“大きな障害”に立ち向かって、
“ありったけの勇気”を振り絞ってこそ、読者が共感し、感動が生まれるのです。
もうこの時点で、三幕構成が上手くいっていないことが分かります。

さて、この部分を、もう少し説明しますね。
この小説は「一幕」で、ハリネズミは自ら村を出ています。
もちろん、これでも、何ら問題はありません。
ただ、説明の便宜上、村を自ら出るのではなく、「追い出された」とします。
そうなると、最後は自ずと「迎い入れられる」となります。
つまり、対比ですね。
そこで、次に、「追い出された者」が、
最後に「歓迎される」設定(状況)って『どんな事』でしょう?
例えば、それは、「“誤解”されて」追い出されて、
「“誤解”が解けて」迎い入れられた、といった発想をしてみました。
そうなると、「二幕」も、ある程度、決まってきます。
【一幕】で、ある“問題”で誤解されて村を追い出されたなら、
【二幕】で、また一幕と同じ、ある”問題”に直面し、苦渋の選択の末、
【三幕】で、一幕とは“逆の選択”をし、誤解が解け、また村に迎い入れられる
という話の流れになります。

“なぜ”と「二幕」が、そうなるかというと、パターン(型)だからです。
スミマセン、身もフタもない結論で。
こういった、パターンを、いくつも覚えることが大切です。
ただ、パータンは無限にあるワケではなく、結構、少ないモノです。

で、対比の話を、今度は、「キャラクター」や「人物配置」に広げていきます。
主人公は、【女の子】のハリネズミです。
となると、次に、相反する相手を、設定する必要があります。
ここでは、【男の子】のネズミのちゅーたを置きます。
つまり、関係を「女と男」にします。
そして、主人公の【人見知り】とは逆に、ちゅーたの性格は【人なっつこく】します。
つまり、主人公と対比させ、【混じり合わない二人】を作ります。
この混じり合うはずのない二人を、どうやって混じり合わせるか、です。
ここが、ドラマです。よくドラマという言葉を聞くと思いますが、
「ドラマとは」、専門用語で、“主人公の葛藤を描く”ことを指します。
つまり、人見知りの主人公が、苦手な男の子に話しかけたくないケド、
どうしても、話しかけなくなくちゃいけない“究極の状況”を作ります。
ここ、大事です。つまり、“究極の選択”をさせるのです。
そして、その選択肢に、「相手」も入っていなければなりません。
「自分」か「相手」か、です。
この小説は、自分の針が「切られる」か、「切られない」か、すべて自分都合です。
ここが面白くありません。

この小説は、主人公が変わるための状況づくりが弱いです。
童話なら、もっと残酷な展開でもいいと思います。
ここを、常套手段の「死」で説明します。
つまり、「主人公が死ぬ」か、「ちゅーたが死ぬ」か、という状況を考えます。
そう考えると、人物が足りません。天敵を出しましょう。
猛禽類の「フクロウ(メス)」を登場人物に加えます。
ここは、女と女の戦いにしました。ま、ここは、性別はどっちでもいいんですけど。
つまり、フクロウが襲ってきて、主人公が「ちゅーたに声をかけて助ける」か、
「黙って自分が助かる」かという究極の二択を作ります。
ここまでが「二幕」です。

そして、その「二幕」を受けて、「三幕」はお察しの通り、
主人公は、勇気を振り絞って、ちゅーたに声をかけます。
普通は、「自分が死ぬ」か、「相手が死ぬ」かを考えた時、必ず自分を取ります。
しかし、物語は、普通とは逆の選択にします。
ちゅーたに声をかけた結果、自分が死んでしまう、という結末もあるでしょう。
ただ、ちゅーたに声をかけた結果、自分も助かる、という結末もあります。
つまり、“自分から話しかける”という
行動を起こす展開は“絶対”で、その後の結果は様々です。

そこで、次に、行動原理を考えてみます。
主人公は、この究極の選択を、
どういった理由で決断するのでしょうか?
ちゅーたは、恋人ならまだしも、見も知らぬ人です。
いきなり、助けるだけでは、主人公の考え方がまったく理解できず、
何の感情も沸き起こりません。
つまり、自分の命を投げ出しても
助けなければならない理由を作って「一幕」で説明しておく必要があります。
そのエピソードから、今度は、違う選択をしようと頭では思うのですが、
実際は、足がすくんで、行動に移すことができません。この部分がドラマです。葛藤です。
それくらい、重い十字架を背負わせましょう。深い傷を心に負わせましょう。
主人公を、徹底的に追い込めば追い込むほど、ラストは、大きなカタルシスが得られます。
例えば、前の村で親しくしてた子ネズミがいたが、目の前でフクロウに襲われてしまった。
その罪に苛まれ、ショックから立ち直れないハリネズミは、新しい村に向う途中で、
親しくしていた子ネズミと瓜二つのちゅーたと出会い、とか、
イジメられている時に、フクロウに襲われ、自分はハリがあるから助かったが、
ネズミたちは、みんな、食べられてしまった、とか、
いかようにでも、ネズミ(赤の他人のちゅーた)を助ける動機づけのエピソードが考えられます。
ここを考えることが、物語の要と言えます。

さて、ここまで長々と説明してきましたが、
そもそも、「三幕構成」よりも、最も重要な「テーマ」が見えません。
つまり、“伝えたいこと”です。
例えば、「いじめはダメ」とか
「友達を作る時は、まず自分から話しかけよう」とか、
「人見知りは損しちゃうよ」とか、そういった単純なメッセージです。
この小説を要約すると、
イジメられたハリネズミが、村から逃げ出し、男の子に話しかけて、また逃げ出した。
そうしたら、なんと、男の子の方から訪ねてきてくれた・・・。
コレって、「環境を変えると棚ボタで幸せがやってくる」って趣旨でしょうか?
この部分を、ハッキリさせていないのが、一番の問題かもしれません。
言いたいこと、伝えたいことを、もっと明確にして、これをハッキリさせた上で、
「一幕(状況)」「二幕(問題)」「三幕(解決)」を
当てはめて、シンプルな話の骨子を作ってみてください。
あとは、それに肉付けしていくだけです。

三幕構成って、理解するのも難しく、それを自分の小説で、
「うまく再現する」にも、かなりの時間を要します。
そうそう簡単にはいかないかもしれません。
しかし、ひたすら、書いては人に見せ、書いては人に見せを繰り返し、
小説を研磨していくのが一番の方法かと思います。
頑張ってください。

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