小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚の返信の返信の返信の返信

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/867419928/707263138

元記事を読む

ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚の返信の返信の返信(元記事)

>物語のスタート時点での主人公の苦悩、これについては改稿前はそうでしたが、時系列通りに並べたほうがスッキリとして理解の手助けにもなるかと思い、かつて2章で回顧していた部分を1章に入れ替えて持ってきました。
もちろん、時系列順の方がわかりやすいに決まっているので、2章で回顧するよりはプロローグとした方が良いとは思います。その点においてはご友人と私も同意見です。
ただ、このサブストーリーは、本筋とは関係ない外伝的な内容なので、さっさと本筋をスタートさせるべきでは?という意見でした。
例えば私のすきな「十二国記 月の影 影の海」では、主人公の陽子が日本でどう生活していたかがある程度
描かれてから十二国に飛ばされます。1992年発表?らしいので、かなり古い本ではそうでした。
けど、最近の小説家になろうでは、最初の1ページ目でトラックにひかれるなどして、さくっと異世界に飛びますよね? 本筋のストーリーがスタートするまでのセットアップに時間をかけないのが最近の流行だと思います。
これは、読者が無双やチートなどをより好むようになったため、最初の鬱展開を好まなくなってきたためだと思います。
ですが、どうやらエミリアが死ぬということを引きずっている主人公を書きたい様子。
だとしたら、マンガですが「キングダム」を参考にされてみてはどうでしょうか?
「キングダム」では、主人公の信の幼馴染である漂が冒頭で死にます。ですが、感動する作りになっています。
なぜか私なりに考えた結果、漂と信が同じ夢を持ち、ともに修行に明け暮れていたシーンがあったこと、
漂の人物像が(信を助けてくれるなど)魅力的なこと、信(主人公)にとって唯一無二の存在で大切な人であること、それがきちんと伝わってくるシーンが用意されていたことが理由だと思います。
そのうえで、マンガ1巻のあらすじは
「時は紀元前――。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す! !」
で、信の目的「天下に名を成すこと」が最初から一貫している(セントラルクエスチョンが変わってない)つくりのために、ストーリーが分かりやすい、入り込みやすいという条件が揃っています。
なので、今回の作品にもこの要素を取り入れて、プロローグと言わず一章としてもっと長く書き込んでみるというのはどうかな? と思いました。
今回の作品の本筋が「再起する」ということしか分からないので何とも言えないですが、最終的な落としどころを「ニビ族に勝つ」とかにしているんだったら、セントラルクエスチョンを変えずに話を構成しなおすことも簡単にできるかと思います。
あとは、アレクにとってエミリアがどう大切な存在なのか、大切だということがわかるシーンを用意することも忘れずに。

>1章をばっさりカットして、後々に回想シーンで小出しにする手も選択肢にあるべきでしょうね。
もちろん、そのパターンもありかと思います!

>麗人っていうのはその一環で、あぁ美人なんだな、と理解してもらおうと。聖女は最初の説明の中に埋もれてしまってますかね?
いや、麗人の意味くらい分かりますよ(;^ω^)
最初の説明って、あの一文のことですか。そんなので覚えられる訳ないですよ!

私ならこう書くっていうのをやってみますね。下手ですけど、せめてこれくらいは説明欲しいっていう参考にしていただければ。
*********************************
「最強の攻撃魔法を城が壊れるまでぶち込もう」
 アレクが放った第一声に、作戦会議の参加者であるシルヴァ、エミリア、リューリの3人は顔を見合わせた。
「どっかの誰かさんがミスってアラーム鳴らさなければ潜入もありだったんだがな」
 アレクはニヤリと笑いながら、現在進行中の突入作戦において致命的になりかねないミスをした犯人に視線をやる。しかし、当の本人であるリューリは、アレクの皮肉交じりの視線を平然と受け流した。
「私の見事なネコの鳴きマネで確認しに来た警備兵は欺けたのだ。まだ奇襲は可能だ、問題はないだろう?」
 黒い革鎧に窮屈そうに押し込まれた、痩身の割に豊かな胸を強調するかのように腕を組み、短髪に包まれた頭部をゆっくり左右に振ったあと、不思議なほど得意げに冷ややかな切れ長の目を向けてくる黒づくめの麗人。
 リューリの自信に満ち溢れたその態度に、もしかして自分が何かを間違っているのかと、アレクはわずかに戸惑いを感じつつ言葉を返す。
「ネコの鳴きマネ練習する暇があるなら、とっとと《魔力感知》(サーチマジック)覚えろよ……」
 しかし、やはりというべきか、リューリは全く動じない。
「パンのことはパン屋に頼め、という言葉があるのだろう? つまり魔法のことは魔法使いに、だ。私は魔法使いではないぞ?」
 そんなことも忘れたのか? とでも言わんばかりの視線に見つめられ、アレクは呆れた。
「いや……サーチマジックを覚えるのも仕事の範疇だろう? 偵察やら情報収集やらが主任務なんだからさ……」
 出来の悪い生徒に言い聞かせるように指摘すると、リューリはその形の良い柳眉を不満げに歪めた。
「アレクの故郷のパン屋は魔法が使えて偵察もするのか?」
「誰も俺の故郷のパン屋の話なんかしてねーよっ! いい加減にしろ、このポンコツ使い魔っ!」
 アレクが思わず叫ぶと、リューリも負けずに怒鳴り返してきた。
「じゃあどこのパン屋の話なんだ? それにポンコツとはどういう意味だ? そして私を使い魔などと呼ぶなっ!」
「お前の仕事のうちだって言ってるんだよっ!」
「ほらほら、ふたりとも。いいかげんにしないと年が明けちゃうよ?」
 一触即発状態で、今にも掴みかからんとしてにらみ合っていたふたりに割って入ったのは、柔和な笑みを浮かべた聖女・エミリアだった。
 波打つ豊かな金髪を持つ美しい乙女が、水色のローブをまとった両腕をいっぱいに伸ばして、アレクとリューリを引き離す。
「リューリはね、《魔力感知》覚えなければアレクと一緒に偵察行けるから、それが嬉しくて覚えないんだよね?」
 エミリアにいたずらっぽい笑みを向けられたリューリは、瞬時に耳まで真っ赤になって抗議した。
「なっ、そ、そんな事ありません。マスター、誤解ですっ!」
「冗談だっ、よっ」
 ほっそりした人差し指を振りながらウィンクし、フフッと微笑むエミリア。
 戸惑うリューリの姿に、アレクは留飲を下げて腹の底から笑った。自分には生意気な態度しか見せない漆黒の麗人だが、主人であるエミリアには形無しで頭が上がらない様子がおかしかった。
 アレクがひとしきり笑っていると、エミリアが輝く緑の視線を真っ直ぐに向け、柔和な表情を絶やさず口を開いた。
「リューリはまだ知らないことが多いの、失敗することもあるけど許してあげてね」
 聖女は白い人差し指を、もの言いたげに開きかけたアレクの唇にそっと押し当て「お願いね」とささやき、また微笑んだ。
*********************************
感情や表情を増やしてみました。私はへたっぴですが、せめてこれくらいは欲しいです。
表情などは適当なので、キャラにあっていなければごめんなさい。

>誰が何を喋っているのかがわからない
誰が何を喋っているのかがわからないとは書きましたが、時間をかけて読み解けばだいたい分かってたかなと思うんですけど、いかがですか? ただ、時間をかけて読むのはしんどいので、考えなくてもわかるように書いた方がいいと思います。

>私はかなり地の文に量的に偏ったタイプなので、意識的に会話を増やした箇所です。
たぶん、そんなことしなくて大丈夫だと思いますよ。

>緊張感は伝わらないと思います、全く緊張してない場面なので。
たぶん、落とすために上げているだろうなという意図はわかってたんですけど、
戦闘シーンには緊張感を「期待されます」期待に応えられないとがっかりしてしまいますので、
「キングダム」の例でも書いたように、上げるのであればそれ専用のシーンを用意すべきかと。

?マークや2章の貼り付けがあったので再訪してみましたが、うざかったらごめんなさい。
ではでは。

ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚の返信の返信の返信の返信

スレ主 田中一郎 投稿日時: : 0

コメントありがとうございます。
「キングダム」は以前から追いかけて読んではいますが、例に上げて説明されるまで漂の名前どころか存在すら忘れていました。私的には王騎将軍の印象が強すぎて、それ以外の何もかもが霞んでしまう作品というイメージです。読み返してみましたが、あの展開のスピード感は参考になると思いました。今後に活かしたいと思います。

麗人云々はみりんさんがわからなかったという意味ではなく、登場してすぐに容姿を説明して美人だと伝えるよりは、話を進めながら読者にわかってもらおうとしているという意味です。わかりにくかったと言っているのは「聖女」の方です。
名前をいちいち書けば分かりやすくなるのはわかっているのですが、それを繰り返すのは稚拙に思えて避けています。ある程度しっかり読んでいただける層を念頭に置いて読み応えある物を目指していますが、読み応えとわかりやすさの両立ができていないのは未熟さ故ですね。

魔法で城壊してるのは戦闘シーンだと認識していませんし、そう取ってもらおうと思っています。現代風に言うならあれは巡航ミサイルのボタン押しているだけです。いわゆる戦闘行為ではありますが、敵弾の飛んでこない安全地帯にいるのです。暴発しない保証付きの猟銃で行っている七面鳥撃ちですね。緊張感がないことで余裕を演出しているつもりなのですが、上手く伝えられてないようですね。精進します。

例文ありがとうございます。
自分でもやはり第一章が文量があって重くなりすぎてる感があったので、スピード感を損なわないように考えて、戦闘描写以外は基本的にあっさりめを心がけていました。この作品のメインターゲットは「バトル物を期待している若い男性」ですので、切り捨てていくならそこかなと。それで不足が出るのは本末転倒なのですが。みりんさんの描写はいい感じですね。もっとロマンスに重きを置きたい時には、私もこのように書きたいものです。

ご意見どうもありがとうございます、参考になりました。

スレッド: ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚

返信する!
コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ ページの先頭へ

「ロードバックッ! 勇者アレクの英雄譚」の返信一覧

他の相談依頼

覇道の本懐

投稿者 ソラナキ 返信数 : 9

投稿日時:

タイトルも、プロローグも、どちらももう不安で不安で。なので批判などよろしくお願いいたします。長所もお願いします! 続きを読む >>

▼おすすめ小説!

シンセティック・シューター (仮題)

投稿者 ラ研の無惨 返信数 : 10

投稿日時:

どうも如月千怜です。プロローグ掲示板は初めて使用させていただきます。 今回投稿する作品は以前スレッドを立てた「ホムンクルスに転生し... 続きを読む >>

▼おすすめ小説!

海賊の話(仮)

投稿者 s.s 返信数 : 13

投稿日時:

お久しぶりです。二ヶ月ほど前からプロットを練っていた海賊物のプロローグが出来たのでこちらにて公開しようと思います。 質問したい点は... 続きを読む >>

小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ