元記事:ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信の返信
田中一郎様、ご意見ありがとうございます。
>>ただ日常系の話はプロットでストーリーを見てもつまらないと思うのです。
そうですよね。だからこそ日常ものはプロットを書くのが難しいのだと思います。
プロット段階で良し悪しがつけにくいから、損切が難しいんですよね。
逆に言えばプロット段階が微妙でも作者の技量次第で良作が作れるということでもありますが。
>>上記した「個性的で奇抜」という面を考慮するとまだ弱い気がします。
あれで弱いとは、逆に驚きました(汗)
キャラクター同士のやり取りに関しては執筆時のコンディションに大きく依存するので、力尽きることがないようにしたいですね。
>>母親とは年齢差ある姉妹にして洋久ともっと年近くした方が良いかも、とは思いました。
……正直これは難しいリクエストですね。実は姉との年齢差は現時点でも5歳以上はあるんですよ。
仮に二十五歳に出産したと仮定しても、成人している子供がいる時点で45歳は越えます。
十歳以上年下としたら姉妹間の精神年齢の開きが親と子の間並に開いてしまうんですよね……
それだと私の中でのイメージが変わってしまいます……しかも本作では登場しないんですが、小野寺には作中時点で高校生三年生の娘がいるって設定なんです。
(しかもその娘は別プロットでのストーリーテラーです)
田中様がどこまで近くして欲しいと思っているのかは文面からはわかりませんが、妥協しても30代後半が限界です。
もっともこの場合でも、小野寺は娘を25歳より前に出産したということになるので、彼女の学歴次第ではリアリティ的にかなり苦しい設定になります。
※ちなみに私の中で仮に作った設定では、洋久は母親が28歳の時に生まれたという設定です。つまり作中時点で母親は50歳です。
……ただまあ、後の指摘を見ればこんな年齢議論は些細なことだと思いますけどね(汗)
>>前作にも目を通してきましたが、小物臭がすごくて魅力を感じられません。
当の主人公がこの評価では、それ以前の問題です(汗)
精神的余裕がないというのは、恐らく年下に対する態度を指しているのでしょけど。
>>シリアス系としてならドラマ性が足りず、コメディ系だとすれば楽しめる要素に欠けています。
>>このシリーズは日常系作品というか、山場のない日常回だけの作品になってる気がします。
まあどっちつかず感は否めないですよね。私ならキャラクター性を維持したまま良いプロットにするにはコメディに寄せる方を選びます。
仮に執筆するなら小野寺の描写はテコ入れ確定ですね。これはプロット段階から作り直しが必要そうです。
>>毎度毎度きびしめですが~~
とんでもないです。大変助かっています。今回も貴重なご意見をありがとうございました。
上記の返信(ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信の返信の返信)
投稿者 田中一郎 : 1 投稿日時:
少々追記しに参りました。
小野寺万葉に関して
先の書き込みではわかりにくくなっているかもしれませんが、コメディ寄りに「個性的で奇抜」にするなら「まだ弱い」です。
現状のシリアスなものでは「もっと年近く」です。できれば35ぐらいと思いましたが、高校生の娘がいるとなると難しくなりますね。
「まだ弱い」というのは、このキャラがおそらく如月千怜さんのお気に入りのキャラで、若々しい美女だからです。
この作品を既存のコメディを元にして考えれば「甘やかし攻撃」のシーンは、「離れろ妖怪ババァ」とか「いいかげん歳考えろ」と容赦ないツッコミが入ったり、美しいとはいえない容姿と行動や服装のギャップで面白さを出すシーンにするのが適当でしょう。
そういう汚れ役はさせないと思いますが、似合うキャラにしたほうが話を面白く作りやすいと思います、ということです。
そして現状のシリアスに寄った物語では、他者の目の前で40すぎの叔母が大学生の甥に性的なものをにおわす接触をするというのは痛すぎます、実に。実際に若い美女にして、叔母と甥というより年離れた姉弟がじゃれあってるようにすれば緩和されるかなと思いました(それでも……ですが)。
東地洋久について
年下の無礼を不快に感じるまでは良いと思うのですが、この程度なら表に出さず、心中で皮肉めかしたジョークにでもして、ひとり静かに処理してしまったほうがそれっぽくはなりそうです。
現状では「尊大で口うるさく絡みにくい先輩」でしかなく、この手の評価をされる先輩は後輩に陰で笑われているものでしょう。
ストーリーについて
この作品に関してはコメディに寄せるのが正解だと私も思います。
それなら極端な話、「南條瑞華が友人とバイトを始め、来店した東地洋久と紆余曲折のすえに和解する」の1行だけで、あとはキャラクターの言動描写に全振りして面白さを作り出す、ということすら可能になるでしょう。
まぁその分、紆余曲折を思いつき面白げに仕上げる才能と技量は求められますが。
コロナ禍以降、ラ研もますます閑散としてしまった感があり色々と考えさせられますが、お互い頑張りましょう。
スレッド: ある大学生の生態 メイドカフェ編
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