膝上に猫欠伸して外は雪
回答者 イサク
こんにちは。
この句は、意味的には繋がっているのに三段切れに見えてしまっているという問題がありますね・・・
地味に要素が多い(上五中七に「妻」「膝」「猫」「欠伸」と四つあり、隠れた要素で「膝上の猫」というものがあります)ので、どれかを削る勇気を持つとよいのではないかと思います。
点数: 1
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作者 鳥越暁 投稿日
回答者 イサク
こんにちは。
この句は、意味的には繋がっているのに三段切れに見えてしまっているという問題がありますね・・・
地味に要素が多い(上五中七に「妻」「膝」「猫」「欠伸」と四つあり、隠れた要素で「膝上の猫」というものがあります)ので、どれかを削る勇気を持つとよいのではないかと思います。
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回答者 秋沙美 洋
鳥越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
これは色々気になる点が散見します。
まず全体の作りとして、上五/中七/下五でブツっブツっと切れているような印象を受けました。
これによって、「妻の膝の映像」「欠伸をしている猫の映像」「雪が積もっている外の映像」それぞれの繋がりが薄れてしまっているかと。
後は下五「外は雪」でしょうか。
雪の季節に膝の上で呑気に欠伸をする猫がいる時点で、十中八九外ではない=室内の光景だというのは容易に想像出来ます。
わざわざ「外は」と説明する意図、自分には感じられません。
以上を踏まえて添削句としてみました。
「初雪や猫欠伸する妻の膝」
いかがでしょうか。
上五は他の雪の言葉を用いても成立するかと思います。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
いつも拙句にコメント添削ありがとうございます。なかなかお礼出来ずに申し訳ありません。
前の句も含めて、お礼に伺いますので、しばらくお待ちくださいませ。
この句、見たまんまです💦