俳句添削道場(投句と批評)

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稲倉の棚田の案山子九人をり

作者 鳥越暁  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

日本の棚田百選の一つ、長野県上田市稲倉の棚田にて。
関係ないことですが、昨日、山口誓子の「季語随想」の初版を手に入れた。嬉しい。読み易くて名エッセーだと思う。

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「稲倉の棚田の案山子九人をり」の批評

回答者 秋沙美 洋

鳥越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

情景が目に浮かぶ一句でした。
本来案山子を数える時は「一体二体」または「一本二本」と数えます。おそらく作者はそんなこと百も承知で、敢えて「9人」と擬人化を取り入れたのでしょう。そしてこの擬人化が、とても上手くいっていると思いました。
「をり」と言い切っているのが成功した理由だと考えます。「九人をり」と断言する事によって、棚田を守る案山子の不思議な力強さ、威圧感を感じました。「この棚田はこいつらが守っているのだ」と。
具体的な地名を出しているのも功を奏していますね。案山子にたじろぐ野鳥の姿まで見えてきそうな、実に臨場感のある一句でした。

句の評価:
★★★★★

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「稲倉の棚田の案山子九人をり」の批評

回答者 いなだはまち

句の評価:
★★★★★

鳥越暁さん
御句、解説いただき、ありがとうございます。
気になりましたのは、擬人化云々ではなく「をり」の時間感覚と案山子の状態です。
拙句は、横田さん系ですね。秋桜の不安定な感じと合せてみました。春の桜と同じ桜がつく花でありながら、、、。

点数: 1

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「稲倉の棚田の案山子九人をり」の批評

回答者 そうり

句の評価:
★★★★★

鳥越暁さま
よろしくお願いします。「事故現場」の句評、ありがとうございました。何回も推敲したかいがありました。
御句、、、景がしっかりたち、下五を「なり」「かな」とせず「をり」として、風景の中に、季語の「案山子」の存在かをしっかり表現したところ、、、いいと思いました。
手前味噌ですが、、、今年八月の「俳句生活人選句」サッカーの控えベンチに西瓜をり、、byそうり。失礼しました。

点数: 1

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