俳句添削道場(投句と批評)

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秋しぐれ花束抱く事故現場

作者 そうり  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

見たまま、感じたままを、、、。

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「秋しぐれ花束抱く事故現場」の批評

回答者 いなだはまち

そうりさん
やはり誤読の危険は回避したいです。
「事故現場が花束を抱く?」との誤読や、??感。
読者が映像化する上で、絶対的に情報量が不足していませんかということですね。
事故現場というのも映像がありそうで、実は全くありません。
交通事故現場?殺人現場?工場事故現場?・炭鉱事故現場?・原発事故現場?・・。
御句、全て読者の想像にお任せしますという、やや乱暴な仕立てに感じます。

句の評価:
★★★★★
★★

点数: 0

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「秋しぐれ花束抱く事故現場」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

そうりさん、こんにちは。
先程は拙句ちちろへご批評ありがとうございました。
まさしくそうりさんが仰るように、元々は「へ」を用いて
「もう鳴かぬちちろへ友の鎮魂歌」という形でした。
ただ、声に出して読んだりしている中で、「ちちろへ友の鎮魂歌」だと「もう鳴かぬちちろ」よりも「友の鎮魂歌」の比重が大きくなるように感じてしまったんですよね。そこで「や」の切れを鳴かぬちちろに用いた次第でした。
真剣に鑑賞して下さりありがとうございます。推敲の過程を見透かされたようで、嬉しく思いました。

さて御句読ませて頂きました。
秋時雨と、事故現場の花束との取り合わせが上手く噛み合っている一句だと思いました。
僕だったら…と前置きして、語順を変えたらどうかなーと。
「事故現場花束抱けば秋時雨」

また、「花束抱く」という語は「供花」と置き換えても通ると思いましたので、余った枠で花の様子を描くのもアリかと思います。
僕は秋時雨で花が散っている様子を想像しました。
「事故現場供花散らせし秋時雨」
もしそうりさんが目にしたのが備えられて時間の経ってなさそうな花でしたら
「事故現場供花の新く秋時雨」※新く=さらく
など、どうでしょうか。

点数: 1

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「秋しぐれ花束抱く事故現場」の批評

回答者 いなだはまち

句の評価:
★★★★★

そうりさん
作者が抱いている景でよろしいでしょうか。
ズームアップした映像と感じますが、逆に景の広がりや奥行に繋がらないような印象です。
作者が見ているのでしたら、それと分かるような仕立てにしては如何でしょうか。
例えば、「事故の場に花抱く人や秋時雨」とか。少しフェードアウトして。

実景ではないかも知れませんが、
「秋しぐれ花束揺るる事故現場」
「弔いの花束足され秋時雨」
など、読者に伝わる(想像させる)映像提供をしては如何でしょうか。

点数: 1

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「秋しぐれ花束抱く事故現場」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

おはようございます
揚句について、
余計な心情を入れないところがいいですね。悲しい場面を詠む場合は心情を入れない方が伝わることも多いです。この句の場合がそうだと思います。

点数: 1

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添削対象の句『秋しぐれ花束抱く事故現場』 作者: そうり
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