白い雲見とれて氷菓手にしずく
回答者 なお
池上梨沙さん、こんにちは。
御句の感想と私なりの提案句をお伝えしますね。
御句ですが、俳句には季語が一つ必要です。ちょっと調べてください。
最後の、「手に雫」とありますが、これは他の方もおっしゃっていますが、アイスクリームが溶けて、ということでしょうか?それならそう書かないと、「なんで濡れてるの、この手?」となります。
ちなみに、アイスクリームは夏の季語です。そうなると、季語であって、さらに手が濡れた原因でもある「アイスクリーム」と入れたいところですよね。しかし、俳句は十七音しかありません。ここで七音使うと、他の部分で表現できる範囲が狭くなってしまいます。だからといって、アイスクリームをアイスと言ったり、ソフトクリームをソフトと言ったりすることはできませんよ。アイスはスケートだったり、ソフトはゲームや五輪競技だったりしますね(笑)。
そこで「氷菓」を使います。これはアイスクリームやソフトクリーム、シャーベット等の総合的な呼称です。
提案句は、出来るだけ池上さんの原句を活かしています。最後の「しずく」は、「ポタリ」とかでもいいと思いますよ(笑)。
点数: 0
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
アイスが溶ける様を描きました