俳句添削道場(投句と批評)

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窓の外雲に見とれて手に雫

作者 池上梨沙  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

アイスが溶ける様を描きました

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白い雲見とれて氷菓手にしずく

回答者 なお

池上梨沙さん、こんにちは。

御句の感想と私なりの提案句をお伝えしますね。

御句ですが、俳句には季語が一つ必要です。ちょっと調べてください。

最後の、「手に雫」とありますが、これは他の方もおっしゃっていますが、アイスクリームが溶けて、ということでしょうか?それならそう書かないと、「なんで濡れてるの、この手?」となります。
ちなみに、アイスクリームは夏の季語です。そうなると、季語であって、さらに手が濡れた原因でもある「アイスクリーム」と入れたいところですよね。しかし、俳句は十七音しかありません。ここで七音使うと、他の部分で表現できる範囲が狭くなってしまいます。だからといって、アイスクリームをアイスと言ったり、ソフトクリームをソフトと言ったりすることはできませんよ。アイスはスケートだったり、ソフトはゲームや五輪競技だったりしますね(笑)。
そこで「氷菓」を使います。これはアイスクリームやソフトクリーム、シャーベット等の総合的な呼称です。

提案句は、出来るだけ池上さんの原句を活かしています。最後の「しずく」は、「ポタリ」とかでもいいと思いますよ(笑)。

句の評価:
★★★★★

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青空に見とれて氷菓とけにけり

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

こちらもプレバトのお題ですかね?

季語がありません。
◆「手に雫」だけでは、句の受け手は「アイスクリームがとけた」ということは全くわかりません。窓が結露していたのかな?
 遠回しすぎる比喩は、受け手に伝わらないことが多いです。

点数: 1

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添削対象の句『窓の外雲に見とれて手に雫』 作者: 池上梨沙
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