俳句添削道場(投句と批評)

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ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる

作者 鳥越暁  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

余分な一文字が入ってしまいました。訂正です。

最新の添削

「ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる」の批評

回答者 いなだはまち

鳥越暁さん

「推敲するつもりもない」は、道場に出す以上、おかしな言い方ですね。素直に反省します。売り言葉・・・です。

『ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる』
御句、くどいですがやはり気になる措辞は、「揺るる」でしょうね。
揺るる=大量・生い茂っている、と捉えるのが一般的なのでしょうか。
私には、淋しそうにねこじゃらしだけが揺れている景に感じて仕方ないのです。
繰り返しますが、すでに廃校ですので、夏草は茂げ残り、春には枯れ残るような花壇に、貴句のような風情があるのかと疑問に感じたのです。
嘘とか本当とかではなく、句の印象からくる読後感です。
いけませんかね?

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

廃校の花壇に揺れる猫じゃらし

回答者 宮武桜子

句の評価:
★★★★★

内容と季語が近すぎます。
これは既発表句で句会でみんなに褒められたのですが、
⚪︎取り壊す団地の庭に七変化
廃墟と紫陽花は直接の関連はないじゃないですか?猫じゃらしとか背高泡立草とか廃墟になる事によって発生する物なので近すぎる。
⚪︎夏草や強者どもが夢の後
からテーマとしては普遍的なので季語との距離感だけが注意点かと思います。

点数: 1

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「ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる」の批評

回答者 和光

句の評価:
★★★★★

おはようございます。廃校句ですね。
最近は統廃合で母校名が無くなり寂しい限りです。掲句はねこじゃらし>揺るる感じがしました。猫と遊んでる状況だと「廃校の花一輪のねこじゃらし」廃校にだと季語より強くなりそうで~のにしました。ご精査よろしくお願いいたします☆

点数: 1

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「ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる」の批評

回答者 いなだはまち

句の評価:
★★★★★
★★

鳥越暁さん
拙句(秋刀魚)へのご批評ありがとうございます。
まず、自分のことを先にやっつけます。
拙句「網の目を落ちて秋刀魚の脂じじ」は、子規の「網の目や白魚おちる二ツ三ツ」の本歌どりです。
子規の場合、白魚が落ちます。拙句の場合秋刀魚は落ちません。脂を省いてオノマトペで仕上げるのは、勇気がいります。
添削案ございましたら、ご教授ください。

御句ですが、鑑賞も過ぎますと嫌味となりますので、批評でお許しください。
季語:狗尾草(えのころぐさ、ゑのころぐさ)三秋
【子季語】
ねこじやらし、ゑのこ草、犬子草
【解説】
イネ科の多年草。全国どこにでもみられるイネ科の植物で、細い 茎の先端につく長い毛のあるふさふさとした穂が、小犬の尾のよ うだというので名がついた。ねこじゃらしともいう。晩秋になる と葉も紅葉して美しい。

廃校とねこじゃらしですか。
まず、ねこじゃらしは、いたるところに繁殖します。土さえあればみたいな感じですね。
御句ですと、「花壇にひっそりと揺れている」という構成に感じます。
事実かも知れませんが、読者にとって共感できる映像となって甦るかと申せば、やや無理がありそうです。
まして、廃校の花壇でしたら、様々な夏草が茂げ残り、春まで枯れ残るのではないでしょうか。
御句への率直な批評ですので、悪く思わんでください。

引き続きご指導くださいますよう、お願い申し上げます。

点数: 1

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「ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる」の批評

回答者 そうり

句の評価:
★★★★★

鳥越僥さま
宜しくお願いします。貴句に「強さ」を感じます。。「ねこじゃらし」は海岸べ里の塩に負けずも岩間に伸びる草、、、。廃校でだれも手入れしない庭に堂々と育って、風に揺れて逞しい存在感を示している、、、。句作のテクニック、、、あるのでしょうが、、、。素直に、ありのままに、私はストンと心に落ち、映像が広がりました。鳥越様は以前、私の句批評に、実体験の句には、、、、と申されました。私もそれを大切に思います。とても素晴らしい句を鑑賞させていただきありがとうございます。

点数: 1

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「ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる」の批評

回答者 そうり

句の評価:
★★★★★

鳥越僥さま
こんばんわ。早々のご返信感謝申し上げます。本句、、、少々モヤモヤしましたのですっきりしました。句意をご理解いただきうれしく思います。背景は自宅近くの氏神様の一角にある「お地蔵さま」です。今日は赤いレインコートを着せてもらっていました。実は、お地蔵様を含めた氏神様、自治会の当番制で、月一度、朝六時より、草取り、掃除等をしております。去年㋈、この地区は、台風、長雨で、長い間停電、断水し、一時おにぎりを自治体より配給してもらうという状況でした。そんな背景の中、今日、お地蔵様に手を合わせた特に、とっさに句が浮かび詠みました。ただ、中七、、、「睨む」「憂う」で悩んだのですが、お地蔵さんを見ていて、もうここに災害をもたらすな!、、、と豪雨に怒っているよう見え、このようになった次第です。長々すいませんでした。今後ともよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる」の批評

回答者 宮武桜子

句の評価:
★★★★★

台風の句へコメントいただきありがとうございます😊
台風は怖いのですが、向田邦子さんのエッセイにもあるやうに年中行事的な感じもありますよね。

点数: 1

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「ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

鳥越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

あーこれはいい。
誰も手入れする人がいなくなった廃校の花壇に、ひっそると揺れている猫じゃらし。どこか儚げな風景ですが、誰の手助けもなくただ揺れている猫じゃらしの生命力を確かに感じました。
廃校の寂しい風景と、猫じゃらしの力強さが良いコントラストとなって、読後の余韻を生むことに成功していると思います。

点数: 1

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添削対象の句『ねこじゃらし廃校の花壇に揺るる』 作者: 鳥越暁
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