俳句添削道場(投句と批評)

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花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ

作者 気まぐれ亭いるか  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今日も少ないながらこの炊き出しで寒さをしのごう
しかしながらこんな日々はいつまで続くのか
なんとも心まで冷えてきそうだ

リボン句会 自選没句 「花冷え」

直近のテーマ ”景の解像度を上げる”
本句、景は立っているでしょうか
今回は季語が抽象なのでその他を具象の景に降ってみましたがどうか

なお推敲前句は以下で自己鑑賞文を基に推敲してみました
 炊き出しの日々は長しや花の冷え
日々が抽象だなと思い、列の端に変更
ただ、この「端の見えざりぬ」に先行きの見えない未来への不安を託してみたのですが伝わるでしょうか、、
うーん、モノに託すって不安
そこは読者を信じる勇気が必要なんでしょうね

最新の添削

「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 ゆとりろ

いるかさん
お句、拝読いたしました。
端が見えないくらい長い炊き出しの列を見られて、先の見えない不安を感じ取られた
のですね。
「花冷え」の季語の寒々とした感覚とよく重なっておられると思います。
ただもう少し句意の気持ちを明らかにしたいな、と。
あらちゃんさんの提案句に賛成です。
「花冷や炊き出しの列果て知らず」
よりはっきりと伝わるのでは、と思います。
拙句「あのひとの」にコメントいただきありがとうございます。
「軽み」は目指しているところですが、うまく作るのは難しいです。
今回はユーミンの「卒業写真」にこだわりがありましたので、中八にしました。
ご提案句、すんなり伝わります。
ありがとうございます。
またよろしくご指導お願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

気まぐれ亭いるか様、こんばんは。
世相も重なって、切実な思いが迫ってくる句ですね。

正直、この間の投稿句が「景の解像度を上げる」というテーマからかなり遠い印象だったので(ごめんなさい!)、今回の句は映像が鮮明で安心しました。
少し季語が近いかな、という気はしますが瑕疵というほどではないですね。

〇「炊き出しの端」は「炊き出しに並ぶ列」のことだと思いますが、すごくひねくれた見方をすると「炊き出しをしている人たちの列」と読めなくもないような。
あと、端が見えないのはどこから列を見ているかにもよるかな…「電柱が邪魔で端の人が見えなかったの?」とか、はい、これはイチャモンです、無視してくださいm(__)m

〇真面目な話に戻りまして、こういう句なので、作者の立ち位置を明確にしたい気がします。
「炊き出しをしている人」「炊き出しに並んでる人」「第三者(たまたま通りがかった人)」どれでも成立してしまう景なので、当事者だと明確にした方が良いと思いました。
・炊き出しの大鍋運ぶ花の冷え(主催者視点)
・花冷えや炊き出し最後尾のわたし(並ぶ人視点。字余り)
とか。

またよろしくお願いいたします。

点数: 3

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「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

いるかさん、おはようございます。
御句拝読しました。
「見えざりぬ」は、「見えなくなってしまった(完了)」という意味になりますが、文脈から推測すると「(行列が長すぎて)端が見えない」という現在の状態(継続的な打消)を言いたいのではないでしょうか。違う措辞で表現できそうです。
例えばですが、

花冷や炊き出しの列果て知らず

なんてのもありかと思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 c_river

句の評価:
★★★★★

気まぐれ亭いるか 様

おはようございます。
拙句「轍踏む」への丁寧なご鑑賞と、具体的なご指摘をありがとうございます。
「アスファルトや」の音数計算や、表現上の主客の不自然さなど、
自分では無意識に通り過ぎていた「言葉の緩み」を鮮やかにご指摘いただき、大変勉強になります。
提案いただいた「コンクリの傷跡に萌ゆさしも草」、なんとも詩情豊かな響きですね。
「傷跡」という言葉に、アスファルトの隙間から命を吹き出す蓬の力強さが凝縮されているようで、胸に響きました。

いただいた視点を胸に、私も今の冷え込みを一句詠んでみました。

花冷えや炊き出しの端見えぬまま

また、よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

慈雨様に近いのですが、
◆「待ち列である」というのは、ある程度はっきりしたいところ。何かの飲食イベントのように、炊き出しの鍋がずらりと並んでいるようにも受け取れました。
 実景ではありえないと思いますが、俳句ではありえないことを大袈裟に表現することもあるので・・
◆必ずしも、ではありませんが、「鍋の側から最後尾が見えない」「最後尾から鍋付近が見えない」どちらの心情で詠むべきか、は作者が誘導できるならしておきたいかもです。
◆「見えず」みたいな単語は、描写のようでいて作者(観察者)の主観なので、使い方が難しいですね。
 十七音の中に入れて使いこなせるかどうかは前後の関係次第?
季語「花冷」がベストかどうかは悩みます。
 季語とそれ以外での取り合わせなら、私なら「炊き出しの列」と取り合わせて季語を活かすかな?という提案句

・花冷や炊出鍋の列にゐて

点数: 2

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「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 独楽

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

早速ながら、脱ボン法の出番、夏井いつきさんの発想の輪です。

私として思い当たる景色を挙げてみました。そして提案句は

"花冷えや炊き出し果てて星の冷え

発想の輪:

1 景色
人の列、並ぶ、路地を曲がる
道を橋を渡り堤防を左に

2人を見て
達観した表情、待つ辛抱

3 時間
夜がふけそう 星がです頃かな食にありつけるのは。

そして、
ありつけるのは、夜もふけるかも。星が出る頃か。

脱ボン、評価していただければ幸いです。

点数: 1

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「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 ネギ

句の評価:
★★★★★

気まぐれ亭いるか様
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
描写で、少し感情を入れた方が良かったですか?
「少しは死に手を出したくなる」
死?詩のことですかね(笑)

「 重箱に興がひとひら花の宴」
重箱の中のご馳走とそれを囲む人々の楽しげな姿まで想像できますね。
ありがとうございます。

御句、炊き出しをしている人側からの景に読み取れました。
あらちゃん様の提案句に近いです。
皆様、良い提案句を置かれておられますので感想のみで失礼致します。
これからも宜しくお願い致します。

点数: 1

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人の世の花冷え無情の炊き出しに

回答者 まさ

句の評価:
★★★★★

花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ
見えざりぬ
見えないぞこんな世に希望が見えない

炊き出しの端
ひもじさと、寒さ、恋しさくらぶれば、恥ずかしながら、ひもじさが勝ち。ひもじさの救いの入口

花冷えや 情景
春がそこまで来ているのに寒の戻りの身も凍る寒さ

春がそこまで来ているのに寒の戻りの身も凍る寒さの中、ひもじさと、寒さ、恋しさくらぶれば、恥ずかしながら、ひもじさが勝ち。ひもじさの救いの入口に俺はいる。
世の中はどっちに向かっているのか、
見えないぞ!こんな世に希望が見えない!

点数: 1

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「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

いるかさん、こんばんは。
御句「炊き出し」拝読させていただきました。
炊き出しの先頭が見えない…と言う表現で、そこに並ぶ人たちの苛立ちや焦燥感が分かり、スッと景が浮かびました。
最初、炊き出しの列に並ぶのはどんな人なんだろう?と思いました。
毎日の食事にも事欠く路上生活者の様な人、または、災害にあって避難生活をしている人。
後者で有れば、子連れの人も、老夫婦もいて、小声での会話や時には小さな笑い声も漏れるかも。
コメントで、あぁ、おそらく前者のことだなと分かりました。
前者で有れば、個々それぞれ、あまり会話も無く、淡々と黙々と並んでいるのだろう。
そんなことから、フッと浮かびましたので、勉強のため置かせて下さい。

花冷えの炊き出しの列や寡黙なり

句意が違ってしまったらすみません。

拙句 綻びての 句への御鑑賞 御提案句もありがとう御座いました。
「枝の重らん」ですが、私も「枝重からん」だろうな…と思いつつ、重らんと言う表現も有った様な…と思い調べてみました。どうも両者とも使われる様です。
文法上の事とか色々書かれていたんですが、私が判断したのは
「枝の重らん」
枝の重たそうなことだ
「枝重からん」
枝は重たいことだろう

…で、「枝の重らん」としました。
ただ、AIによる説明と私の拙い判断力での選択ですから、とんだ大間違いかもしれません(笑)
御提案句、枝の重さの違い等のことであれば、このくらい詩的に詠んだほうが訴える力は有りますね。

何時もありがとう御座います。
またよろしくお願い致します。

点数: 1

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「花冷えや炊き出しの端の見えざりぬ」の批評

回答者 c_river

句の評価:
★★★★★

気まぐれ亭いるか 様

こんにちは。
拙句「ぐせり鳴き」への丁寧なご鑑賞と、素敵な添削案をありがとうございます。
確かに「揺るる」のままでは「春霞」にかかってしまい、景色が曖昧になってしまいますね。
ご指摘の通り、しっかりと「切れ」を入れることで、一枝の動きと霞の広がりがより際立つように感じました。
鶯の姿を探すのではなく、音と揺れの中に春の訪れを感じる。
そんな瞬間の意図を「春霞」という季語で受け止めてくださったことが、何より嬉しいです。
貴重なご意見をありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

点数: 0

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