俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

春茜蒼に滲むや摩天楼

作者 c_river  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

雲ひとつない春の夕暮れと都会の高層ビルを詠みました。

最新の添削

「春茜蒼に滲むや摩天楼」の批評

回答者 白梅

c_riverさま、いつも有難うございます。

こちらの御句、春茜、蒼、摩天楼が美しい色を思い起こします。
摩天楼に決まった色彩はないですが、私の中ではガラスの青い色
とかシルバーです。
夕焼けの色は春であれ秋であれ、ノスタルジーにかられます。
私も良く車を停めて、眺めていたりします。
(高台から故郷の町が見えるので)

さて、拙句へのコメントいただきましてありがとうございます。

春雨や煙草の香(か)する最合い傘

いいですね、実体験ぽいです。
私も主人もわずかの間しか煙草を吸っていなかったので、
“ タバコのフレーバーがした~ ” という経験ないなぁ‥(笑)

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、白梅さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「春茜蒼に滲むや摩天楼」の批評

回答者 みつかづ

句の評価:
★★★★★

 
こんばんは。貴句、拝読しました。

春茜、キレイですよね。どこか切なさも感じさせられる。
ただ、せっかく季語を持ってくるなら活かしたいですよね。
実は、この句面だとせっかくの季語「春茜」が動詞「滲む」と
意味が矛盾しちゃうので効かないんですよね。
動詞「滲む」の意味は以下。
1:液体が物にしみて広がる。
2:液体がうっすらと出てくる。

作者コメントには「雲ひとつない春の夕暮れ」とお書きです。
つまり、雨も雪も降っていないので、句中には動詞「滲む」の1と2の
意味が全く存在してないんですよ。そして投句日より、
こんな時季に花壇やゴミ置き場以外に水撒きなんてします?
普通はまだしませんよね。
摩天楼に液体が物にしみて広がったり、液体がうっすらと出てくるのが、
不気味なんでよね。私、1995年の出来事を知ってますので、
これは大げさな冗談ですが、「えっ? またサリンが撒かれたの!?」みたいな
トラウマを抉ってしまう危険性すら有る訳ですよ。

詩情をお出しにお気持ちには心を寄せたいのですが、もっともっとイージーに
お考えになっていいのではないでしょうか。

私めからの添削提案は以下でございます。

・春茜蒼に溶け込む摩天楼

こうなさるだけ。つまり、「や」で切らずに季語の名詞で上五で軽く切る。
これなら、「蒼に溶け込む摩天楼」が客体、季語「春茜」と役割分担が明確。
「茜色」から「蒼」へと移り変わる空の境界線に、巨大な建造物が
しなやかに馴染んでいく、「都会の美しい夕景」として成立しますよね。
複合動詞「溶け込む」が持つ「調和」のニュアンスが、
無機質な摩天楼に体温を与えている様な感じもありますよね。

これなら、「えっ? またサリン事件? 東京は怖い……」なんて誰も思いません。

そろそろ安易な間投助詞「や」の使い方からから卒業して、
効果をお考えになる段階ではないでしょうか。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 2

添削のお礼として、みつかづさんの俳句の感想を書いてください >>

「春茜蒼に滲むや摩天楼」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

句の評価:
★★★★★

c_riverさん、こんにちは

御句拝読しました
春茜の暮れの時間帯の空の赤と青のグラデーションが綺麗に表現されている一句だと思います
移りゆく時間の中でその時々の色をにじませながら眠らない摩天楼
絶え間ない人の営みさえも感じさせてもらいました
本句、このままいただきます

以上、今後ともよろしくお願いします

点数: 1

添削のお礼として、気まぐれ亭いるかさんの俳句の感想を書いてください >>

「春茜蒼に滲むや摩天楼」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

c_riverさん、お早うございます!頓です!
早速にて…。
御句、空の青さ(蒼)が混ざり合い、摩天楼の輪郭が曖昧になっていく様が、視覚は勿論ですが、情緒的にも伝わり、私、景が浮かぶ佳句として、鑑賞致しました。
なお「滲む」の措辞ですが、
「液体がしみて広がる」(インク、血、涙などが物体や皮膚の表面に広がる様子。)
の意味のほかに、
「輪郭がぼやける」(文字や図柄が水気などでかすんで見えること。)
「感情・表情が表れる」(内面にある気持ちや特徴が、隠しきれずに外へ表れること(苦悩の色がにじむ)
等の意味合いもあります。
よって、「滲む」という措辞は、俳句的な情感や幻想的な情景を表す、詩的な措辞だ、と私は思います。
また、中七末尾の切れ字「や」での詠嘆ですが、何ら問題無いと思いますよ!
むしろ、繊細な「滲む」という措辞だからこそ、その効果がある、と私は思います。
「や」を置かないならば、
 《春茜蒼に滲める摩天楼》
とでもなりましょうか…何やら平板な印象の句になってしまいますなぁ…。
何れにせよ、御句は佳句です!
御句、私は、このままいただきます!
以上、失礼仕りましたm(_ _)m。

点数: 1

添削のお礼として、頓さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

高き塀より上に皇帝ダリア

作者名 佐渡の人 回答数 : 7

投稿日時:

江見の海水光は延ぶ冬空へ

作者名 めでかや 回答数 : 5

投稿日時:

春禽の鳴き声届く天守まで

作者名 久田しげき 回答数 : 2

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『春茜蒼に滲むや摩天楼』 作者: c_river
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ