俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

凩がフォークリフトの爪を砥ぐ

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

自分はフォークリフトの作業員です。
作業中にふと思いつきました。あえて散文調で…
よろしくお願いします。

最新の添削

「凩がフォークリフトの爪を砥ぐ」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

感性や気付きはとても面白く、興味深い景だけど……妙な違和感を覚える句。2つの意味で説得力に欠けるような気が。

1つは、「フォークリフトの爪を研ぐ」という行為(事象)そのもののイレギュラーさ。
例えば、「刀を研ぐ」「包丁を研ぐ」「猫などの動物が爪を研ぐ」と言われれば、どんな様子かピンと来るし、その行為に意味がある事も分かる。しかし、現実の世界で「フォークリフトの爪を研ぐ」事など無いし、フォークリフトの爪の切れ味を上げる事の意味も見当たらない。この点、どこか「現実離れした句だ」と感じる。

もう1つは、「凩なんかでフォークリフトの爪が研げるのか?」という素朴な(or野暮な?(^_^;))疑問。
一つの表現の方法として、こういう書き方があるのは分からないではないけど……本気で刃物等の固い物を研ぐなら、それ相応に固い物を持って来なければならないので、「凩が研ぐ」と言われても直感的に腑に落ちない。

ただし、(句意にはっきりと書かれていないので、読み違いだったら申し訳ないですが)「鋭い凩」と「それを受けて鋭くなっていそうなフォークリフトの爪」をリンクさせたいと思ってこの句を作ったなら、句にする方法はあるかもしれません。
「フォークリフトの爪を研ぐ」という行為はちょっと現実離れしているので、何も言わずに(=無理して動詞で言及せずに)2つの要素を並べて……

凩やフォークリフトの爪光る

句景や句意、雰囲気を伝えるだけならこれで十分です。ただし、これだと少しインパクトが足りないので……「光る」と「研ぐ」の間くらいを取って、

凩やフォークリフトの澄んだ爪

この辺でどうでしょう?
なお、「澄んだ」は「研ぎ澄まされる」からヒントを得た物です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、ヨミビトシラズさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「凩がフォークリフトの爪を砥ぐ」の批評

回答者 晩乃

句の評価:
★★★★★

ちゃあき様

お世話になります。感覚、よーく分かります。散文ですが、内容は詩特有の誇張表現、対比が素晴らしいですね。

直感的ですが、助詞「が」の強い語感もこのお句では生きておられると思います。私なら安直に「の」などとしてしまいそうなところです。

いろいろと勉強させていただきました。素敵なお句をありがとうございます。

点数: 1

添削のお礼として、晩乃さんの俳句の感想を書いてください >>

「凩がフォークリフトの爪を砥ぐ」の批評

回答者 明智明秀

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさんこんばんは。
拙句、人は悪をなせり~の句にコメントありがとうございました。
また再訪までして頂き恐縮です。
「意識的な犯罪」「無意識な犯罪」のお話はとても勉強になりました。ありがとうございました。
拙句、「人は~」「雪の~」の件ですが
確かに「人は~」「雪は~」とした方が対句的でいいのかも知れないですね。
ただ私は、人には「意志」がありますので
「人は~」とし、雪には「意志」が無いので「雪の~」とした次第です。
御句拝見致しました。
おっと、お得意のフォークリフトシリーズですね。身を刺すような冷たい凩がまるでフォークリフトの爪を研いでいるようだとの表現は流石です。現場を知るちゃあきさんならではの感覚ですね。
冷たいフォークリフトの爪が胸に迫ります。
ただ「凩が」の助詞を含め、ストレートな語順にやや説明臭さを感じます。
「凩や」と切ってみました、

凩やフォークリフトの爪尖る
凩やフォークリフトの爪を刺す
凩やフォークリフトの爪潜る

下句は、爪の冷たさや鋭さを表現する他の措辞もあるかなあと思います。
またよろしくお願いいたします。
あっ、改めてこちらこそよろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、明智明秀さんの俳句の感想を書いてください >>

「凩がフォークリフトの爪を砥ぐ」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、お早うございます!初めまして!頓と申します!宜しくお願い致します。
早速にて…。
御句、「凩」と、無機質な機械「フォークリフト」を組み合わせて、厳しい労働の場である物流倉庫等の光景を見事に切り取った、佳句ですなぁ…。感服です!
一点だけ…。
上五の「凩『が』」の「が」を「や」で切ってみては如何でしょうか?
「や切り」で一旦切ってから無機質な機械のフォークリフトの「爪」に視点を誘導する方が、より俳句としての格調が高くなるように、私は思うのですが…。
「が」だと、どうしても散文感が拭えないように思います。
マァ、瑣末なことですが…。
不遜なことを申し上げましたm(_ _)m。
以上、失礼仕りますm(_ _)m。

点数: 1

添削のお礼として、頓さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

大岩に流れを分かち囮鮎

作者名 久田しげき 回答数 : 3

投稿日時:

胡瓜蔓絡み直すも一仕事

作者名 しお胡椒 回答数 : 2

投稿日時:

要望:厳しくしてください

美しや光る山並み奥深く

作者名 横山誠大 回答数 : 3

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『凩がフォークリフトの爪を砥ぐ』 作者: ちゃあき
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ