「冬蜂よ頭隠るれ尻出づれ」の批評
回答者 田上南郷
みつかづ様
拙句「冬うらら」にありがとうございます。
私が意図したのは「二人」の「恋愛の景」でした。
この道場に入門したての頃「お雛様」を題材とした俳句を投句しましたが、その時も「二人」を描いて、今回と同様のご指摘を皆様から受けていました。このあたりの注意力がまだまだ欠けていると痛感した次第です。そのような句に対して真摯にコメントいただきありがとうございます。私は添削
がとても苦手なのでお礼だけで失礼します。今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
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已然形2つ。季語:冬蜂(三冬)
句意:(体の一部が鉄柱とコンクリートの隙間に納まり切れていない)
4頭のセグロアシナガバチの新女王候補のお嬢さん達(10頭で集団越冬中)。
頭は(上手く)隠れてるけど、お尻(一部背中も)が見えちゃってるよ。
(寒くない? 怖くない?)
一物句。写生+観念。
句は下記のまとめです(自作)。
セグロアシナガバチの新女王候補達の飛び来にて、鉄柱とコンクリートとの隙間に
集ひて越冬に入(い)りたり。
4頭の頭は隙間に隠るれども尻の出づれば、「夜風に冷えざらむずとて、
離れず暖を取れるめりやも」と、我は思ひき。
以下、上記の現代語訳。
セグロアシナガバチの新女王候補達が飛んで来て、鉄柱とコンクリートとの隙間に
集まって越冬に入った(そしてその状態が続いている)。
4頭の頭は隙間に隠れているけど尻は出ているので、「夜風に冷えないでいようと
して、離れずに暖を取っているのかもしれないなあ」と、私は思った。