「夏山に言葉少なの夫婦かな」の批評
回答者 みつかづ
こんにちは。ご無沙汰しております。
貴句、拝読しました。
句の字面を追った時に、他の夫婦の事をお詠みの句なのか、
パートナーと一緒に夏山にいらっしゃるのか、どちらか分からなかった、
というのが私の率直な意見です。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/27000
上記の拙句「台風近接家路に望みまだ」とは違い、
状況、即ち「この句の夫婦はこうですよ」と作者が決めて良い、寧ろ決めないと
読者が迷ってしまうタイプではないかと、私は考えました。
作者コメントに「体験の具体的な中身」もお書きでないので、
「作者の体験にある夫婦とは一体どっちだろう…。下手に触ると句意壊れるし…」との
ジレンマはありつつ、添削案を2つご提案いたしたいと思います。
要は、「夫婦を明確にさせて読者を迷わせない」という事を申し上げたいのです。
A:夫婦居て僅かな言葉夏の山(夫婦が他者、且つ年齢を問わない場合)
B:寡黙なる老夫婦ゐる夏の山(夫婦が他者、且つ老夫婦に決めたい場合)
C:夏の山言葉僅かな妻と吾は(夫婦がご自身である場合)
Aは、言葉が少ない理由は様々で、その理由も読者に委ねるタイプです。
プラスでもマイナスでも、読者はどちらで受け取っても構わないというのは、
先程の拙句と同じ方法です。
Bは、「長年連れ添っており、余計な事を言わないので口数が少ない」という、
プラスのイメージです。
Cは、助詞「は」で余韻を持たせて、「他は賑やかかどうか知りませんけど」との
含み・ニュアンスです。
ご参考になれば幸いです。
以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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こんにちは。前句「パスワードまた間違えて五月闇」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました!「また」はいいけれど、「パスワードを何回も間違えたから闇の中だあー、という構成ではちょっと…」というお声も。勉強になりました。
さて今回の投句は、ついこの前の体験です。ちょうどお題にも合うかと。ご意見よろしくお願いします!