「涼しさや老舗包丁専門店」の批評
おはようございます。弊句「うつらうつらへ牛蛙」の句へのコメント、ありがとうございます。
なおさんに限らず、「牛蛙」と聞いた瞬間にあの合唱を思い浮かべるが当たり前と思ってた自分の世界だけで詠んでたんだな~と反省しちゃいました。(^-^;)
とは言え、「鳴く蛙」とすれば、うつらうつらしてるのが蛙だとは思われないのですが、そうすると春になっちゃうし、第一「ケロケロッ」と可愛い鳴き声になっちゃうのでだめです~・・・(-_-;)
さて、『涼しさや老舗包丁専門店』 ですね。
>季語
と名詞だけ
との事ですが、『老舗』も『包丁専門店』も、色々想像を掻き立てる味わいのある名詞なので、余計な言葉はいらないかと思います。(^-^)
もちろん、「涼しさや」で無くても歌えるので、「春の夕」「秋の雨」とか季節を変えて読んでみる事は可能ですが・・それぞれ俳句
の印象がガラリと変わりますね。暑い中、忙しく変わり続ける店並みの中で、老舗の店を見てちょっとゆったり、涼しさを感じてる・・なんて解釈すると、やっぱりこの句は「涼しさや」がベストなのかな~とか詠んでみました。
添削のお礼として、小沼天道さんの俳句の感想を書いてください >>
こんにちは。前句「歩道まではみ出る卓にビヤジョッキ」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました!
すでに一部の方へのご返信でお答えしましたが、これは飲み屋街すなわち狭い通りの両側に個性的な居酒屋がひしめき合い、どの店も店の外に簡易的な椅子とテーブルを出している、そんな光景を詠んだものです。
多かったご意見は、「卓に」ではなく「卓や」はどうかというものでした。有難うございました。
さて今回の投句は、季語と名詞だけですがいかがでしょうか。ご意見よろしくお願いします。