「トリアージタッグの黒に蝶々」の批評
回答者 鈴蘭
お久しぶりです。個人的には少しばかりつきすぎな感じを受けました。赤タグ、黄タグ、緑タグ、灰タグなどを検討するのも面白いかと思います(文学にする以上、題材によらず面白味は追求したいところ)。取り合わせが成功すれば、字足らずにしなくともよくなるのではないかと思いました。
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作者 慈雨 投稿日
回答者 鈴蘭
お久しぶりです。個人的には少しばかりつきすぎな感じを受けました。赤タグ、黄タグ、緑タグ、灰タグなどを検討するのも面白いかと思います(文学にする以上、題材によらず面白味は追求したいところ)。取り合わせが成功すれば、字足らずにしなくともよくなるのではないかと思いました。
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回答者 るる
こんばんは。るるです。
【春満月】へのコメント、ご提案をありがとうございます。
疑問や気になっていることに、ひとつひとつ丁寧に答えてくださっていて、頑張ろう!と思いました。慈雨さまはいつも私の世界を広げてくださって嬉しいです。
皆様のお力を借りながら楽しく続けていきたいです。
ピンクムーンが歳時記に載るといいですね。皆が使っていけばいいんですかね。
【下町をピンクムーンが溶かしてる】
いいです!言いたかったことです。
素敵なご提案をありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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回答者 鈴蘭
コメントありがとうございました。もし表現がきつかったらすみません、とにかくもう一歩捻りたいと思ったのです。人の死と蝶という取り合わせ、彼岸花に黒揚羽くらいの近さを感じたんですよね…。ちなみに灰色タグは海外で使われているタグで、物資があれば手当できるが今は無理、くらいの意味です。
トリアージタッグの黒、という持っていき方に引っかかったのかもしれないと今思いました。トリアージを実施するほどの大規模な災禍にあって、ご遺体ではなくタグの色と蝶に目がいくことへの納得感……題材の重さに見合った納得感があと一歩欲しい、というのが率直な感想でした。
また、私も初めて知ったのですが、トリアージタグの黒い部分の面積はかなり狭く、タグ自体が緑とか赤ではないようです。どうしましょうねこれ。
足首のトリアージタグ「黒」に蝶(※両手首が吹き飛んでいる)
トリアージタッグは黒よ蝶止まる
トリアージタグと蝶とを付けてゐる
想像に振り切るか、現実に振り切るか。情に流れやすい題材でもあり、なかなか難しいですが、挑戦しがいのある句でもあると思います。
長くなりましたが拙句へのコメントも拝読しました、ありがとうございます。ご指摘のとおり「諦めず」は思い切り主観で、しかし必ずしも禁じ手でもなく、最終的には読み手が違和感を覚えずに「あー、いいな」と思えたかどうかに尽きるかと思います。もし、「これもありじゃない?」と思っていただけたようでしたら、ひとまず胸をなでおろしますし、「上手くいってないぞ、違和感がある」と感じられたならぜひご指摘賜りたいです。また、よろしくお願いします。
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回答者 田上大輔
慈雨さま
「震度7」の句にありがとうございました。
ご指摘のとおり「赤口」は「六曜の赤口」
です。地面の割れ目がなにやら不吉な「赤口」
に見えました。どうも地元を対象にした句は
我田引水になります。
今後ともよろしくお願いします。
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回答者 東野宗孝
慈雨様
いつも稚拙な投稿にも関わらず、早速とても丁寧で詳しいコメントを頂きありがとうございます。
また、お礼が遅くなり大変失礼しました。
>1.「待ち人の姿かき消す」… ということは、「さっきまで待ち人の姿が見えていたが、花吹雪によって見えなくなった」という句かと思いました。
まだ来ていないのなら、かき消されてはいないのでは…?
*実は、花吹雪で、待ち合わせしている人を探そうにも見えなくて、「もう来ているのか、まだ来ていないのか、もう来ないのか」と、不安な気持ちを詠んだつもりでした。
>2.季語「花吹雪」の一物仕立てに近い形ですね。
ダメではないですが、以前にもコメントした通り、一物仕立ては季語の説明に陥りやすく、非常に難しい型です。
取り合わせ(季語5音+季語と関係のない12音)の方が作りやすいと思いますが、どうしても一物仕立てで詠みたいですか?
一応、原句に近い形で取り合わせにするなら、こんな感じかと↓
・待ち合わせ時刻にひとり花吹雪
(取り合わせの形に変えているのがわかるでしょうか?)
*「一物仕立て」と「取り合わせ」については、全く意識していませんでした。
NHK俳句・第一週で詳しく紹介されていましたので、改めて見ました。
放送直後に見た際には、ある程度理解していたつもりでしたが、改めて見ると殆ど理解しないまま、詠んでいました。
>3.同時投句されたすべての句で「~の感情を表現したい」とコメントされていますが、そもそもというところで、俳句は感情を詠むには向いていないと思います。 人の感情は非常に複雑で、それを表現するには俳句は短すぎます。感情を表現したいなら、詩や短歌の方が向いています。 俳句では感情を表現するよりも、淡々と映像を描写するのが定石です。感情は読者が勝手に想像してくれますので。 蛙が古池に飛びこむ音を聞いた芭蕉の感情は? 柿を食べながら法隆寺の鐘を聞いた子規の感情は? ーーそれは誰にもわかりませんし、100人の読者が100通りに想像します。 映像だけ詠んで、その先は読者に想像してもらう。それが俳句の醍醐味ではないでしょうか。
*どうも、そもそも「俳句」自体に対する考え(大した考えなどありませんでしたが)や、認識にずれがあると、初めて気がつきました。
「俳句」は、読み手がある程度、違った解釈も許される?と聞いた事があります。
*今回、基本的な考えや認識もそうですが、改めて初歩に立ち返って、一から学び直さなくてはならなと、思いました。
>4.長文失礼しました。またよろしくお願いいたします。
*とんでもございません。
*色々と、考えさせられる機会を得ました。
これだけの解説をされる手間と時間を費やして頂き、改めて感謝申し上げます。
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回答者 ネギ
慈雨さま
拙い句にいつもコメントいただき感謝しております。
説明、言葉の重複、ご指摘いただきありがとうございます。
まだまだ勉強不足、表現不足でうまくいきません。例句の紹介も丁寧、親切で感謝するばかりです。
これからもどうか宜しくお願いいたします。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
トリアージタッグは、災害時の負傷者につける識別票です。
黒は死亡または助かる見込みのない人を表し、救助・治療の優先順位は最低となります。
下五は「紋白蝶」とか「蝶々来」と考えましたが、「蝶々」の四音で字足らずの句にしました。
字足らず句は初めてですが、作為が出すぎるでしょうか?
その他なんでも、ご意見くださいー。