俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

今日からは二人暮らしのミモザかな

作者 田上大輔  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ミモザの日(3月8日)に友人から
ミモザの写真が届きました。

最新の添削

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 イサク

こんばんは。

私も初読で「実物のミモザを見ている句」と解釈しました。が、コメントに「写真」と書いてしまったせいで一部正当な評価が得られなかったかもしれませんね。
句の意図は理解しました。

◆「かな」構文にしては詠嘆が生きていない、というのが感想です。
 三音季語なので「かな」を合わせた感じでしょうか?
 「今日からは二人暮らし」というのは本来、「ミモザ」とはあまり関係ない情報。助詞「の」で繋いで「かな」の着地があまり合っていないように感じます。
 また、その助詞「の」の形のせいで「ミモザの擬人化」という誤読も発生しているようです。誤読されるのは損ですし、誤読の回避は作者の努力の範囲。

季語と関係ない情報を季語と取り合わせるならば、おかえ様の提案の「切れを入れる」方が合います。

・今日からは二人暮らしや花ミモザ

で、もう少し推敲したいと思います。

◆「今日からは」という散文的な言い回しがやや気になるところ。
 この五音を省略しても、「二人暮らしになった」と言えば最近二人暮らしになったことは伝わるため、「今日」という情報があまり効果を発揮していないと思いました。

◆私はこの句を初読で「同棲を始めた」と解釈していました。
 「子が巣立って二人になった」という解釈も可能な句だとは思いますが、読者にはそれを確定する情報はなさそうです。
 解釈にブレが合ってもよいか、ある程度想像させたいか、というのは作者の意図にもなりますが、私は「子が巣立った」方をある程度想像させたいかなあ・・・

ということで上五を変えてみます。

・ふたたびの二人暮らしや花ミモザ

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

田上大輔さん、こんにちは

御句拝読しました
なんとも春らしい希望にあふれた一句ですね
ミモザの明るい黄色が二人の将来を暗示しているようです

さて、厳しめに見るとミモザが少し動きそうですが、上記の通りイメージとしてはあっているので問題ないでしょうか
本句、このままいただきます

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

添削のお礼として、いるかさんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 おかえさきこ

句の評価:
★★★★★

こんにちは、
ご友人からミモザの写真が届いたとありますが、写真では季語として弱いかと…二人暮らしのミモザという措辞がミモザを擬人化しているのでしょうか?

もし、奥様と今日から二人暮らしになるという事でミモザをプレゼントでもされたと仮定して…

⚪️今日からは二人暮らしや花ミモザ
⚪️けふからは二人暮らしやミモザ買ふ

今日は歴史的かな遣いで、けふ、になります、
俳句は多少の虚は許されますので…

よろしくお願いしますさ

点数: 1

添削のお礼として、おかえさきこさんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

田上大輔さまこんにちは。
すでに先の方々からコメントが出ておりますので、今さら言うことはないのですがあえて。
写真のミモザ、絵のミモザ、画面のミモザなど実物ではないものには季語としての力がありません。
実景を詠まれると読者が共感しやすいと思います(といいながら私も季節の先取りをしておりますが)。
その点を踏まえて作句なさると良いと思いますよ!

点数: 1

添削のお礼として、あらちゃんさんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

田上様。
よろしくお願いいたします。
作者のコメント読みましたら、本物のミモザではなく、画像なんですね。
だとすると、季語としては、弱くなりますし、新鮮味にかけるのではないでしょうか?

昨日、病院の待合室で、ミモザを持っている女性を見かけ、わあー、ミモザだー!と言ってしまいました。本当に鮮やかな美しい、黄色の生命力に圧倒されました。

ミモザを擬人化されるのでしたら
挨拶の照れてフワリの花ミモザ

は、どうでしょうか?
🙏🙇‍♀️

点数: 1

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

田上さま。再訪です。
照れるは、自分の感情でした。

よろしくと二人暮らしのミモザかな
🙏🙇‍♀️

点数: 1

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

再訪です

干鱈句へのコメントありがとうございました
このままいただきます、いただきました~!
嬉しいです
ただ、とかの並列俳句は割とよく見る形なので類想といえば類想でした、、
それを跳ねのけるオリジナリティもありませんでしたしね
日々精進です

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

添削のお礼として、いるかさんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

田上大輔さま、こんばんは。
御句と皆様のコメント拝見しました。

んっと、この句のミモザは写真ではなく実物ですよね?17音のどこにも写真であるという情報はないですし。
作者コメントの「友人からミモザの写真が届きました」というのは、田上様がミモザの句を詠もうと思ったきっかけの話だと思うのですが、違うのかな?

今日から一緒に暮らすカップル(結婚or同棲?)、まだ部屋は段ボールだらけで殺風景だけど、庭(or花瓶?)のミモザを二人並んで、綺麗だねと言いながら眺めている。
ーーそんな句として鑑賞しました。
国際女性デーのシンボルでもあるミモザから、自分のパートナーを大切に思う気持ちが伝わってくるような、優しい一句だと思いました。
適度に具体的な映像があり、適度に想像も広がり、句の作りとしても上手いなと思います。
私はこのままいただきます!

点数: 1

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

田上大輔様。コメントありがとうございます。
そんなに、気にしなくて、いいと思いますよ。
私も病院以外は、寝たきりの生活で、若かった頃を思い出して詠んだり、想像、妄想も入っています。カタクリの句なんて、妄想そのものです。
まだ、本物見たことないんですよ。💦😅
見つけた というていで、詠んでます。
実景にまさる句はないと聞きますが、まさに、そう、思うのですが、叶わないことだってありますもんね。
必ず、元気になって、好きな時間に好きなところへ、行き、好きな俳句、いっぱい詠みたいです。今の私の願いです。
よろしくお願いいたします。🙏🙇‍♀️

点数: 1

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「今日からは二人暮らしのミモザかな」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

再訪です。返信ありがとうございました。
作者コメントの意図は、既に他の方にも説明されていたのですね。入れ違いでコメントしてしまって失礼しました。

なるほど、同棲を始めたのではなく、子どもが巣立っていったという設定でしたか!
たしかにそういう風に鑑賞できますね。なんで思いつかなかったんだろう。
そういう意味でも鑑賞に読者の想像の幅があり、佳い句ですね!
素敵な句をありがとうございました。

点数: 1

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

ハモニカの少女に嬉し花野かな

作者名 ちゃあき 回答数 : 4

投稿日時:

寒卵にぎらぬように手につつみ

作者名 感じ 回答数 : 5

投稿日時:

大寒の庭を眺めて汁粉かな

作者名 ひなたぼっこ 回答数 : 3

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『今日からは二人暮らしのミモザかな』 作者: 田上大輔
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ