俳句添削道場(投句と批評)

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妻と聴く実家の時計大晦日

作者 いち  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

年末に帰省した実家での実景の句です

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「妻と聴く実家の時計大晦日」の批評

回答者 イサク

おはようございます。はじめまして。

「妻と(人)」「聴く(音)」「実家の(場所)」「時計(映像の主役)」「大晦日(季語)」と要素が五つ。言いたい要素を全て十七音に詰め込んでしまって、窮屈な句になっています。
また、報告したいことを詰め込んだために、単なる短い日記のような報告的な句になってしまいました。
先にコメントしているお二人の提案句も、どれか要素を削らなければ作れないほどでした。

一句十七音。その中で、受け手を感動させられるには? 言いたいことが多いのはわかりましたので、句をいくつかに分けることも考えましょう。詰め込み過ぎは大抵失敗します。

この句は、句の構造から、たぶん「時計を聴く」という行為が先ず言いたかったのだと思います。そこに「実家(場所)」と「妻と(状況)」という要素を足してみたら、窮屈になったように見えます。
「音」へのフォーカスで「妻」を外すパターンは、なお様がいろいろ提案してくださっているので、それをご参考に。

「時計の音」フォーカスで「場所の説明」を外すなら

・妻とゐて時計鳴り出す大晦日

他にもいろいろ作り方はあります。

作り方として、ひとつ先の話です。
俳句で全部説明してしまうと「で?」という句になりがちです。
全部言わずに要素を絞って、受け手に想像の余韻が残るような工夫をしてみる、というのもやがて意識してみてください(連想ゲームではないので、露骨にはやらない方がいいですが)

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「妻と聴く実家の時計大晦日」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

いちさん、こんにちは

冬休み句へのコメントありがとうございました
提案句参考になります
この場合、オチは墓にあるので先に状況を表す季語を置いた方が良かったですね

さて、御句拝読しました
実景とのことで特に違和感なく写生されていると思います
ただ、日常句ですので仕方ないのですが、詩としてみたときに感動の焦点が良く分からず読み手の共感は少し難しいかもと感じました
実家のなつかしさ、時を重ねた感慨にフォーカスしてひとつ
 故郷の古き時計や大晦日
故郷は凡人ワードなので推敲の余地ありですが、、、
今後ともよろしくお願いします

点数: 1

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「妻と聴く実家の時計大晦日」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。この情景、わかりますよ。
ただ、俳句として見た場合、先に気まぐれさんがおっしゃっていますが、感動の焦点が今一つ分かりにくいと、思います。
その理由は二つあります。
「妻と聴く」この措辞ですが、「妻と」ということに何か深い意味があるのかと勘繰ってしまいそうです。

次に、時計を「聴く」ということ。普通、時計は見るものですよね。それをあえて「聴く」ということは、私はそれならそれで、そこを活かしたらどうかと思いました。

・大晦日実家の時計チクタクと
・時を打つ実家の時計大晦日
・大晦日鐘と重なる古時計

奥さんは、ごめんなさい、とにかく作者が何を聴いているのかを入れたかったので…。

点数: 1

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