「蜻蛉群れ夕陽に羽の煌めけり」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
映像の出ている句だとは思いますが、全体的にどこか窮屈です。特に上五「蜻蛉群れ」という言い回しはなんとかしたいところ。どこかの要素を少しだけ省略したい感じがあります。
下五は答えを言っているわけではなく、この句のポイントであると感じるのはヒッチ俳句様と同感です。「煌めく」がないと、夕陽に対して「煌めている」のか「影を落としている」のか、やや映像に迷うところ。
窮屈さを脱出するために、「羽」を省略したくなりました。
・蜻蛉の群れて夕陽に煌めけり
以下余談、
「煌めく」は「舞う」「纏う」などと同じく「類想凡人ワードになりやすい動詞」ではあります。「煌めく」のままでもよいと思いますが、いろいろと試してみてください。
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
稲刈りの終わった田んぼに蜻蛉がたくさん飛び回ってる様子を
詠んでみました。
宜しくお願いいたします。