俳句添削道場(投句と批評)

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粧ひし山々山の又山ぞ

作者 笙染  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

目の前の山が色付始めました。
宜しくお願い致します。
笙染

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「粧ひし山々山の又山ぞ」の批評

回答者 竜虎

笙染様 おはようごうざいます。
お世話になります。
ご返信ありがとうございます。
そういえば善光寺のお蕎麦はどうでしたか?
私も先日信州のそばを食べました。
御句
やまをリフレインされて佳いです。
私も詠んでみました。
山粧ふ山またやまの信濃かな
よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「粧ひし山々山の又山ぞ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。これから涼しくなると山々が色づきますね。

御句、最初に気になりましたのは、「山粧う(ふ)」という季語を分けて使っていいのかということでした。以前、ある季語を二つに分けてそれを指摘された場面に遭遇したことがありますので大丈夫かしらと。
これについては、他の方々のコメントを待ちます、というか、問題ないかもしれません。

あともう一点は、御句、山しか詠んでいなくて、言い換えれば、俳句というより、山粧うという季語が一つあるだけのような気がします。

せっかく、季語を除いても十二音の余地がありますので、もっと描写をなさったらと思いました。

最初に思いついたのは山の名前を入れることです。

・山粧ふ槍も穂高も御嶽も
・山粧ふ百名山も裏山も

でも、コメントを拝読しますと、目の前の山々とのことですので、少し規模を狭くして、

・山粧ふぐるり三百六十度

笙染さんは植物にお詳しいので、

・山粧ふ紅はあの木で黄はあの木

色々楽しめそうですね!よろしくお願いします。

点数: 2

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「粧ひし山々山の又山ぞ」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

笙染様、今晩は!不尽です。お世話になります。早速にて…。
なお様がご指摘されておられますように、「山粧ふ」で、秋の季語ですので、厳密には、「粧ひし」では、季語になり得ないでは、と思います。ながら、山の山、こういうのをリフレインというのでしょうか?これは実景をご覧になっての実感・表現かと思いますので、このままでは、駄目なのでしょうか?
作者は、兎に角、山しかない、観えない、その実景を描写されたのですから、このままで良いと思うのですが…。
   山粧ふ観ゆるは山の又山ぞ
原句をお借りしての駄作で失礼致します。

点数: 1

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「粧ひし山々山の又山ぞ」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

笙染様こんばんは。
他の方々もご指摘されていらっしゃる通り「山粧ふ」でよろしいのではないでしょうか。
また、長野県に住まわれてらっしゃるので、それを詠まれると良いと思います。

山粧ふ信濃に住みてをりにけり

よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「粧ひし山々山の又山ぞ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

笙染さま、こんにちは。
御句、以前にも投句されていた「山やま山ぞ」の再挑戦ですね!雄大でいいですね~。

◯なお様のコメントされている「季語の分解・変形」は賛否あるようですね。それはダメだという人もいるようです。
(私は季語の本意さえ踏まえていれば、その辺は寛容でいいと思いますが)

◯わずか17音の俳句では、同じ意味や言葉の重複は避けるというのが定石ですが、それを逆手に敢えて同じ言葉を重ねる――一つの手法としてアリだと思います。
ただ御句では中七下五の12音が全て「山」のくり返しで、それ以外は上五しか残っておらず、さすがに勿体ない気はします。
「とにかく山がたくさんだと言いたいんだな」という印象で、季語の「山粧ふ」がオマケのようになってしまっている気がしました。

先の皆様から「山粧ふ」の提案句が出されていますので、私は季語を変えてみる手もあるかな…という視点で考えてみました。
・山越えて先の山へと渡り鳥
・重畳の峰を包むや秋の雨
秋の季語と合わせれば、黄色く色づいた山は読者が想像してくれるかなと。
やや句意が変わってしまってすみません。参考程度に読み流してくださいm(__)m
またよろしくお願いします!

点数: 1

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「粧ひし山々山の又山ぞ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

笙染さん、こんにちは。
再訪です。
お尋ねいただきました件につき、お答えします。

まず、「山粧ふ」を「粧ひし山〜」でもいいかどうかについては、すみません、これはいいと思いますので、どうかご放念ください。

次に、私が何か言ったからかもしれませんが、
「粧ひし山/ 々山の又山ぞ  上7音(で切る)+中と下で10音=17音を考えました。破調句みたいに?」とのこと、ちょっと意味がわかりかねるところはありますが、私は破調を積極的におすすめはしません。

「銀杏を干して戒壇院の昼 という句を見つけ、’破調句’とありました。
(上8音、中と下で9音=17音 )初めてです。」
とのことですが、この句(いい句です)、私は、句またがりだとは思いますが、破調句とは思えません。

そしてこの句と御句との関係もちょっとつかみかねています。

私が「粧ひし山々」はダメだ、季語ではないとか言ったみたいになっているから、「粧ひし山」で七音にしたらどうか?破調だが、季語になるし他に例句もあるが?というようなことでしょうか?

もしそうであればごめんなさい、季語についてはこのままで問題ないです。余計なご心配をおかけしたことをお詫びします。

どうか、先の提案句のほうだけご参照いただけますか。よろしくお願いします。

点数: 1

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