俳句添削道場(投句と批評)

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川船や雲間波間に秋の富士

作者 辻 基倫子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

川船が山際の上流から海側の下流にかけて進む様と、それにつれて富士山が雲のむこうに見えたり、川波の裏に見えたりする様を詠みました。自分なりの富士山を詠みたいと思って、富士にチャレンジしている一環です。ちょっと散文的ですか?

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「川船や雲間波間に秋の富士」の批評

回答者 鈴蘭

こんにちは、拙句へのコメントありがとうございました。
とんでもございません、ご提案句たいへん参考になります。着眼点がみなさまそれぞれ違うので。

「現代人の感覚でぺガスス座を発見した感動」、言語化されていて良いなあ…と思い、これにヒントを得て再考してみました。これはもう完全に「作った」句ですけれども…。

角張りし天馬のおなか星月夜

あるいは、もっと素直に言ったほうが良いのか。

ペガサスの胴は四角や星月夜

おかげさまで広がります、しばらく悩むことにします。ところで廻船、和船でしょうか、立派な船ですね。時間経過を詠むのは一般的には難しいとされますが、やりよう次第ではあるので…。

また、よろしくお願いいたします!

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★★★★★

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「川船や雲間波間に秋の富士」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

これはこれで成立している句だと思いますが、
主役が「秋の富士」だとすれば、若干要素過多で、焦点がぼけている気がします。

たとえば、
富士の風景を具体的に詠むなら上五の「川船や」というのが状況説明なので省略可能です。

・雲の間に川波の間に秋の富士

そうではなく「川船や」を使って受け手に映像を想像させるなら、「川」で想像可能な「波間」は受け手の想像に任せてもよいかと思いました。

・川船や雲のむこうに秋の富士

点数: 1

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「川船や雲間波間に秋の富士」の批評

回答者 竜虎

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★★★★★

辻 基倫子様 おはようございます。
お世話になります。
御句
川船で波間と雲間に富士が見えるのか?それとコメントの雲間に見えて波間に見えてと時間の経過が気になりました。
北斎の富嶽三十六景のように海からならわかります。
それが正直な感想です。
ラフティングと詠んだら、波間と雲間に富士山が見えるかもしれません。
ラフティング雲と波間に秋の富士
イサク様の
・川船や雲のむこうに秋の富士
のご提案の句なら佳いと思いました。
初心者の感想です。
生意気言ってすみません。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「川船や雲間波間に秋の富士」の批評

回答者 鈴蘭

句の評価:
★★★★★

こんにちは、御句拝見しました。
散文的とはあまり思いませんでしたが、自分も「波間」や、川波の裏に見えるというのがわからなくて、竜虎さんと同じく富嶽三十六景のようなイメージを思ってしまいました。もし遠くから川船を見ていて、川にひとつの大きな富士が見えているなら「波間」とは言いづらい気がします(波のまにまに浮かんで見え隠れしているもののような)。

船の種類や様子が見えるように膨らませてもよいかと思いました。

高瀬舟ゆくや雲間に秋の富士
川奔る船や雲間に秋の富士

点数: 1

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「川船や雲間波間に秋の富士」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

辻様、お早うございます。🔰の不尽です。
決して、散文的、とは思いません。
また、別の方が、時間軸、物理的な観点から、御句のとおり富士山が果たして見えるのか?と疑問呈しておられますが…この点、どのような川でどのような船なのか?愚生には分かりませんが、兎に角、その川船から富士山がそのように見えたのですから、実体知らずが想像で、ご指摘するのは如何でしょうか?
辻様には、御句のとおりに見えた、それを詠んだ、これが全だと愚生は思います。
富士山が目に浮かぶ、綺麗な御句です。🔰が偉そうなことを申しまして、失礼致しました。

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添削対象の句『川船や雲間波間に秋の富士』 作者: 辻 基倫子
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