「スキー後の温泉月は片隅に」の批評
回答者 なお
友也さん、こんにちは。
御句拝読しました。初読でこれはいい感じだと思いました。
ただ、何度か読んでいると、あれ?という点が出てきました。道場ですのでお伝えしますね。
まず「スキー後の温泉」、自然な流れのようですが、俳句としては説明っぽいです。「スキーをした後で温泉に入る」と。スキーしながら温泉入れませんから、した後なのは言わなくてもわかります。
次に気になりましたのは、「月」が秋の季語であり、「スキー」という冬の季語と重なること。
それと関係していますが、この「片隅」って、どこの片隅?ということです。
これが空の片隅ではなく、温泉のお湯の片隅に反射しているとかであれば、スキーと共存できるかなと考えたり。
そこで、ちょっと月の存在感をほどほどにして共存を図ってみました。
・スキー宿(やど)湯の片隅に月の影
・温泉に月影浮かぶスキー宿
本当に空に浮かんでいる月を詠んでいるのなら、また話は変わってきます。
点数: 2
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
子供の頃スキーの後、父の会社の保養所に宿泊していました。温泉があるのですが、月が片隅に浮かんでいました。
めい様、何も謝る必要はありません。いつも大変感謝しております。
かぬまっこ様、ありがとうございます。シュプールで通じるのですね。分かりました。
皆様、いつも素晴らしい添削とコメントをありがとうございます。祝福がありますように。