「汗染みたリュック誇らし生駒山」の批評
回答者 なお
閑歩さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。ご投句もさることながら、添えられたコメントが非常に丁寧で好感を持ちました。
私はいつもは初めての方にはできるだけ早めにコメントするほうなのですが、今日は、休日にもかかわらず早朝から先ほどまで拘束されました(ヒント:七夕、東京)。
そんなわけでコメントが遅くなりました。でも、みなさんがいいコメント置いてくださっていますね。私の意見は、ヒッチ俳句さんと似ています。普通は、誇らしのような自分の感情を表す措辞を使わずに、読み手に「ああ、それは誇らしいだろうなぁ」と思わせる作りが俳句である、というようなことをお伝えしています。それは確かにそうなのですが、この、御句の「誇らし」は、別次元ですね。要するに、自慢ではない自尊心というのか、本当の誇りだからでしょうか。
実は私も山歩きが好きです。私は関東なので生駒山は登ったことはありませんが、大阪勤務時代に近くまでは行ったこともあり、大体様子は想像できます。車やケーブルカーあるいはロープウェイとかで楽に登れる山に、時間をかけて歩いて登る。私もよくやります。ですからお気持ちがとても、痛いほどよくわかります。
私はこのままいただきます!
点数: 2
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全くの俳句初心者(1ヶ月)で、初めての投句です。(登山歴は結構あります)
生駒山は山頂が遊園地となっている奈良・大阪の県境にある低山です。いつもは恥ずかしくも感じる薄汚れたリュックですが、殆どの人は車やケーブルでやってくる山に、麓から2時間かけて登ってきたことのちっぽけな優越感のような気持ちを詠んでみました。
「誇らし」という感情表現を句に織り込みたくはなかったのですが、上手い表現が思い付きません。まだ初歩的な知識も不足している状態で、添削をお願いするレベルにも達していないようにも思いますが、よろしくご指導願います。