「ポケットに吾子の乳歯や冬銀河」の批評
回答者 ハオニー
ここが始まりだと判断なさったようですので続きを
迷子になってでも「下手なりに考える」と言わなかったことは、高く評価しています
そして、ハオニーが失敗に目を瞑っているというのは半分不正解です
「そういう着地のやり方もあり」だと思っていますから
「吾子の」を敢えて言わないと提案した理由は...
まず、乳歯をポケットから見つけたのは、母親・父親・祖父母あたりだろうと察しがつくからです
ここで「吾子の」として、祖父母の可能性を消す情報を入れなくてもいいと考えました
「吾子の」を入れないと、歯医者さんやら保健室の先生やらの可能性はありましたが、冬銀河の「夜」という情報と食い違います
外せる可能性があるため、敢えて言わない作戦が成立するのです
残りの音数をどこに割り振るか...
私は「冬銀河」という表現が詰まっているような感じがしました
「冬の銀河」とすると、一句に占める割合が増えてより大きく感じられる...と信じたいものです
乳歯との大小の対比が大きくなるため、竹内様が目指したところをさらに追求する形です
ポケットに乳歯や冬の銀河笑う
私の意見を総括すると、こういうものです
季語の擬人化という上級者コース、私は何度も失敗して3年目でようやくある程度形にしました
俳句始めて1年未満で、この方法をマスター出来たら早いです
点数: 2
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季語「冬銀河」
上着をクリーニングに出そうとしたら、ポケットからティッシュとハンカチに包まれた乳歯が出てきました。
大事にとっていたんですね😌
「大小」で取り合わせてみました。
近すぎてもいけないし…冬銀河は小さい小さい星が集まっていて、ポケットの中の小さい乳歯と少しだけ響き合う何かがあるような気がしました。
「少し近い」が取り合わせのちょうどよい距離感とわかっていても、それを判断する自信っていつか持てるものなのでしょうか…😟