俳句添削道場(投句と批評)

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目の前にふわりと舞いし紋白蝶

作者 善友  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

毎日の散歩していたら目の前に紋白蝶がふわりと現れました

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「目の前にふわりと舞いし紋白蝶」の批評

回答者 みつかづ

こんばんは。貴句、拝読しました。

既にこま爺さん、ケントさんが「俳句の骨法」については解説されていらっしゃいますし、以前の句でイサクさんも仰られていますので、私からは少し別の点を。

紋白蝶は大体春に見掛けますが、作者コメントにお書きの「毎日の散歩していたら」。
「散歩は年中できるけど、紋白蝶に会えるのは春ですよ」とお詠みになると、階段を1段上がれるのではないかと思います。元が文語体ですので文語で参りましょうか。
具体的には、「日課なる散歩」。これで8音。「ふわり紋白蝶」これで9音。足して「日課なる散歩ふわり紋白蝶」の17音。
これで光景はひとまず出ます。

後は、例えば季語「紋白蝶」を変化形の「白蝶」に置き換えて、余った2音を別の描写に置き換えてみる。
他には紋白蝶ですからイメージは「ふわり」、「ひらり」、「ひらひら」等がありますので、いっそ副詞を外されるのもあります。
その様に推敲されると良いのではないかと思います。
以下、例です。

日課なる朝の散歩の白蝶よ

これは下手な例ですので、作者様なら、この例句をどの様に改造なさいますか?
季語を代えてみたり、語順を変えてみたり、色々捏ね繰り回してみてくださいね。

又、どなたかの俳句と作者コメントに触れて、「作者コメントがこれなら、自分ならこう詠んでみたいな」とお考えになるのも、1つの勉強になると私は思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「目の前にふわりと舞いし紋白蝶」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

伊藤善雄様 こんばんは
初めましてよろしくお願いいたします。
俳句を始められたんですか?
私も初心者ですが、楽しいですよ。
みな様良いコメントの残されているので提案句を
だしぬけの空にあらはる紋白蝶
目の前に突然に蝶が現れたとの驚きを詠んでみました。
蛇足ながら
古池やのある俳人の解説の抜粋です。
この句の中心は「水の音」である。飛び込む水の音のささやかに音に注目した芭蕉は、そこに蛙という小動物のいのちと向き合う姿がある。
いろいろな俳句を詠み先人の良い俳句を読むことも大事かなと思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「目の前にふわりと舞いし紋白蝶」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

具材がほとんどないというのが厳しい言い方ですが率直な感想です。
目前の情景を詠んでいるのは言わずもがななので、目の前は蛇足ですね。ふわりも蝶の説明です。

俳句の形式の基本をご説明しますので今一度学習されてはと思います。

基本的な形式は主題+副題+新たな描写、となりますが、それらの要素の間での意味の重複や単なる言い換えへ、説明はNGです。

例、古池や蛙飛び込む水の音
主題は古池、副台は音、新たな描写は蛙飛び込むです。

ご参考いただければ幸いです。

点数: 1

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「目の前にふわりと舞いし紋白蝶」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

伊藤さんこんにちは。
初めましてよろしくお願いいたします。
最近俳句を始められたのでしょうか?
俳句は、本当にいいものですよ。詠み続けると心が豊かになる気がします。
散歩の折に、陽気に誘われて飛んで来た紋白蝶をご覧になり、その様子を俳句にしようと思われたのですね。
いいことだと思います。
誰しもがここから始まります。貴句は、その誰しもが一番最初に詠む俳句のように思います。
「目の前に」飛んで来たから、「目の前に」と誰もが最初は詠みます。当たり前ですよね。
また、「ふわりと舞いし」と言う表現は「蝶」を表現する為の言葉として、もうさんざん使い古されているので、食品で言うところの「賞味期限」切れに相当します。
以上のことから貴句は、
「当たり前」「新鮮でない」と言うことになるかと思います。
しかし最初に申し上げましたが俳句を心差した者の殆どの方が通る道のように思います。
私もその道を通って参りました。
私が大事にしているのは、俳句を詠もうとする気持ち、またその気持ちを持続することです。
伊藤さんも是非俳句を続けて下さい。俳句の作り方などは、沢山の書物があります。そういった書物にも是非触れて見て下さい。今回は、添削句や提案句は置かないでおきます。
ただ、他の方々のご意見や添削句は是非、参考にされればよろしいかと思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「目の前にふわりと舞いし紋白蝶」の批評

回答者 ぼしゅん

句の評価:
★★★★★

伊藤さま
はじめまして。
私はこの句が好きなのです。
なぜかというと、飛んでいる蝶の様子を“ひらり”ではなく“ふわり”と詠んでいるところに個性を感じ、句全体の柔らかい響きが素直に心地良いと思ったからです。

この雰囲気を他の句でも読んでみたいです。

技法とか文法的な事は全然わからない初心者ですが、どうぞよろしくお願い致します。

点数: 1

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