俳句添削道場(投句と批評)

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山しづか流刑小屋を包む雪

作者 たけたけ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

夏井いつき先生が本の中で、なかなか外出できない方に「脳内吟行」を勧められていたので、私もひとりで行ってきました。
全く知らない場所はやはり実感が籠った句が作れないので、昔、父と行った五箇山を選びました。
和紙をすいたこと、岩魚を食べたこと、こきりこ節を歌って父が踊ったこと…。
ぼんやりと記憶にありますが、何よりもくっきりと光景が浮かぶのは流刑小屋でした。
父にしがみつきながら、小さな6畳ほどの流刑小屋を恐る恐るのぞき、この中で人が毎日過ごすの…?と想像すると、周りの声や音が消えました。
すぐ、立ち去ったけれど、振り返ったとき、小屋を包むようにかぶさる雪だけが頭に残っていました。
やっぱり表現力がなくて…雪が主役になっていないような気もします😞💦
添削をよろしくお願いいたします。

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「山しづか流刑小屋を包む雪」の批評

回答者 ハオニー

表現したいことと言葉のズレがあると思ったときに、私は「これであっていますか?」と意見を出しております

「包む」というやさしい表現でいいのですか?
流刑小屋というゾクッとする言葉に対して、「包む」はあたたかすぎる気がします

そして、季語ではないはずの「山しづか」が「山眠る」という季語と似たような雰囲気がします
「しづか」を雪とくっつけると、季語めいたものはなくなります
山という情報だけ残せば、焦点が「雪の流刑小屋」だけになります

山あいの流刑小屋を雪しづか

季語の深読みならば、竹内様の方が私よりもしっかりできています
傍題のニュアンスの差で止まっている私と、一つ一つを丁寧に拾い上げる竹内様とでは、姿勢が違います

点数: 2

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「山しづか流刑小屋を包む雪」の批評

回答者 世良日守

竹内様
こんにちは😃流刑小屋...良いですね!
山しずかと包む雪は、季語冬山の傍題【雪山】1つで言えてしまうので、中七で色々工夫が出来そうです😊
雪山の瘴気渦巻く流刑小屋

点数: 1

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「山しづか流刑小屋を包む雪」の批評

回答者 いなだはまち

唯我独善です。いつもありがとうございます。鹿沼湖様のコメントと被りますが、「山眠る」で始めて、小屋の描写でとどめて、雪を意識させられたら成功かなと思います。文語調の本格的な俳句って、和食の盛り付けに近い感じだと思います。期待しています。🙇✌

点数: 1

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添削対象の句『山しづか流刑小屋を包む雪』 作者: たけたけ
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