俳句添削道場(投句と批評)

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砂紋描く鉄の熊手や息白し

作者 たけたけ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

実家のすぐそばにお寺があり、本堂の庭に砂紋を描いているところを小さい頃からよく見ていました。
季語の「息白し」の解説に「冬の朝」と書かれていたので、この光景にぴったりだなと思いました。
熊手が鉄製だったことも、いっそう冷たい感じが伝わればと思って入れました。

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「砂紋描く鉄の熊手や息白し」の批評

回答者 ハオニー

ハオニーです
今回は「これでいいのか?」ではなく、「ここに気を遣えば上へ行ける」です

ご存知かとは思いますが、鉄は「くろがね」と言うのです
だから「息白し」との対比が活きます
鉄の冷たさ、重たさなどが際立つと言い切れている以上、きちんと分かっていると断言出来ます

熊手が季語だということに関しては...
「熊手」は確かに季語ですが、季語として認識されているものはお正月の縁起物の「熊手」です
小判やら、おかめのお面やらがついている縁起物です
縁起物でお寺に砂紋を描く可能性、読み手は排除できるでしょう

ただ、人物の存在を仄めかす表現が「鉄の熊手や」で分断されているのは気になる人は気になるでしょう
しかし私は気になったところが違いました
語順のせいで「砂紋描く」が「鉄の熊手」の説明になっているように見えるのです

この問題点は、ほぼ原句を残したまま解決できます
息白し鉄の熊手で描く砂紋

冬の朝よりも息白しの方が、寒さの中にいる感じがします
実感を刺激できる季語選びは、とてもいいと思いました

点数: 3

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「砂紋描く鉄の熊手や息白し」の批評

回答者 いなだはまち

唯我独善です。いつもありがとうございます。添削?句は、三島由紀夫の「金閣寺」をイメージしました。また、息白しは、どちらかというと、人を登場させた方が季語が生きるような気がします。掲句は、やや季語が動きそうですね。キリッと!✨

点数: 2

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「砂紋描く鉄の熊手や息白し」の批評

回答者 いなだはまち

唯我独善です。いつもありがとうございます。素敵な世界ですね!。
やや具体的すぎるような感じがします。
一捻りしても面白し。
◆砂紋描く僧は年ごろ息白し
なんちゃって!(笑)

点数: 1

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砂紋描く鉄の熊手や息白しの批評

回答者 三日酔いの防人

竹内様、大変失礼かと思いますが、砂紋と熊手が近いと感じました。
あえて波紋でも良いのかと・・・、鉄の熊手とすることによって、熊手の季語を打ち消し、冷たさを出すあたりは素晴らしいと思います。

点数: 1

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「砂紋描く鉄の熊手や息白し」の批評

回答者 かぬまっこ

ごめんなさい✨熊手も季語なのですね。熊手と息白し、季重なりです。
しかし、季重なりが悪いとは言い切れません。しかしながら、私にはよい季重なりとそうでない季重なりの区別はできません。

点数: 1

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