「紅梅や吾子卵焼き上手く焼け」の批評
回答者 竜虎
岡崎秀則様 おはようございます。
初めましてよろしくお願いいたします。
私は初心者ですが、初めての俳句で見事ですね。
勉強のために提案させてください。
紅梅や香ばしい子の玉子焼
「こ」の韻を踏んでみました。それと梅の香りと玉子焼の香りを対比してみました。
よろしくお願いいたします。
点数: 0
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作者 岡崎秀則 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 竜虎
岡崎秀則様 おはようございます。
初めましてよろしくお願いいたします。
私は初心者ですが、初めての俳句で見事ですね。
勉強のために提案させてください。
紅梅や香ばしい子の玉子焼
「こ」の韻を踏んでみました。それと梅の香りと玉子焼の香りを対比してみました。
よろしくお願いいたします。
点数: 0
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回答者 イサク
はじめまして。
本当に俳句は初めてでしょうか?
季語とそのほかの部分の取り合わせが、とても良い距離感だと思いますし、よい場面を切り取ろうとしていると思います。
「娘が玉子焼きを上手く焼きました」というお気持ちを全部説明しようとしているので、少し窮屈に感じます。
まず、「吾子」は単に「子」でも、作者の子だと理解できそうです。その1音で助詞を入れて、少しだけ窮屈感を除きたいです。
・紅梅や子の卵焼き上手く焼け
こういう「一文字を変えてみる」ところからいろいろ検討してみてください。
以下はやや応用編です。わからなければ飛ばしてください。
たとえば「上手く焼けた」という説明を少し抜いていくことを考えたいです。セオリーでは「卵焼きの描写」で、成長を感じさせたいなら「子の描写」に寄せる方法もあるかと思いました。
・紅梅や子の丁寧な玉子焼
・紅梅や子のあざやかな玉子焼
・紅梅や八歳の子の玉子焼
最後の句は勝手に年齢を入れてしまいました。焼くのが上手か下手かは省略してしまいましたが、句の受け手に子の成長を感じさせることはできるのではないかと。
いかがでしょうか。
またよろしくお願いします。
点数: 4
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回答者 こま爺
こんばんは。
とても良いと思います。欲を言えば上手く焼けた玉子焼を、そう言わずに表現できればいいですね。
「紅梅や吾子ふんわりの玉子焼」
ご参考迄に。
点数: 1
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回答者 なお
岡崎秀則さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。すでにイサクさんと慈雨さんから十分なコメントが出ていますので、出遅れ感が半端ないですが、厳しくしてくださいとのことですので、私からもお伝えさせてください。
御句、いいのですが、今後のために二点申し上げます。
一つ目、「卵焼きを焼く」という言葉の重複です。煮物を煮る、唐揚げを揚げる、みたいな響きがあります。
普段の会話ではさほど気になりませんが、たった十七音の世界では、重複感のある言葉は省いて、その分、何か他の要素を入れたいです。
二つ目、「上手く焼け」です。お気持ちはものすごくわかります。ただ、上手く焼けた、というのは作者の強い主観であり、一歩間違うと、美味しく焼けたという意味と取られ、親バカのように取られる恐れがあります。
それよりも、客観的な事実を詠んで、あとは読み手に想像してもらうという作りが効果的だと思います。
・紅梅や吾子初めての卵焼き
初めてかどうかは知りません、私は。でもそれはどうでもいいんです!
そしてそれが上手くできたかどうかは、見た目も味も読み手が想像してくれますよ!
また聞かせてください!
点数: 1
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回答者 慈雨
岡崎秀則さま、こんばんは。はじめまして。
初めてですか…これは嫉妬しちゃうくらい上手ですね!
この日常の出来事を描写する感性、季語の選び方、こちらが勉強になりました。
やはりちょっと引き算をしてスッキリさせたい気はしました。
詳しくはすでに先輩方から的確な添削がされているので、提案句だけ。
・紅梅や吾子の作った卵焼き
…と考えましたが、これもイサク様の最後の提案句の二番煎じでした(汗)。
イサク様のコメントで語り尽くされている気もしますが、一応書かせていただくと、この形ですと「子どもが卵焼きを上手に作れた」または「子どもが卵焼きを作ったが、上手くはできなかった」という二通りの解釈が生まれます。
敢えてそういう形にすることで、読者は「どっちだろう」と想像して楽しみつつ、「作者にとって大事なのは成功か失敗かではなく、子どもの頑張りや成長なんだな」という岡崎様の親心にも思いを馳せてくれるかと。
現在の景を詠んだ句でしょうか?本当に素敵なので、お子さん本人にも見せてあげたらいいんじゃないかと思います。
子育ては俳句の題材の宝庫だとも思うので、ぜひまた作られたら投句してください!楽しみにしております。
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
生まれて初めての俳句です
紅梅と娘を重ね、ふと娘の成長を感じた時の俳句です。
どの部分が良くないのか、こうすればもっと良くなるなど厳しく指摘して頂けると幸いです。