俳句添削道場(投句と批評)

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僕はただ言い訳遮る蝉の声

作者 丸田瑠奈  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ボカロ 少女レイ
をイメージして作った俳句です。

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「僕はただ言い訳遮る蝉の声」の批評

回答者 ケント

丸田さんこんにちは。
はじめまして。
よろしくお願いします。
貴句から受ける感想は、たぶん慈雨さんのコメントが合っていると私も思います。
そこで私は、作中の主人公の「僕はただ」に続く言葉を想像してみました。
「僕はただ、僕だけを見ていて欲しかった」
ではないですか?
その後半部分を「蝉の声」が消してしまったんですね。
曲の歌詞からイメージを膨らまし、またはいい曲を聴いてその感慨に浸りながら詩を詠むことは素敵なことですね。
その意味では、貴句はひとつの詩ではあると思います。
ただ俳句は、季語と言う季感を表す言葉を通して、季節の移ろいや人の機微を詠むものと私は思っています。
歌詞から持って来た「蝉の声」から受ける感慨は薄く感じられます。
丸田さんが今後も俳句に親しもうと思われているのでしたら
是非、今年の夏に本当の蝉の声をよく聴いてみて下さい。きっと別の素敵な俳句が詠めると思います。
よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「僕はただ言い訳遮る蝉の声」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

丸田瑠奈さま、はじめまして。
ボカロ曲から俳句に着想を飛ばす感性、素敵ですね!

他の方のコメントを見て、うーん?と。
もし的外れだったらごめんなさい。
私にはわかりやすい句と思えました。むしろ他の方の解釈の方がわからなかったです…。

丸田さんがお詠みになったのは、
「僕はただ…」という言い訳の続きを蝉の声が遮った、ということですよね?違うのかな。
もしそれで合っているなら、「」をつけるだけで誤読も防げそうです。
「僕はただ」言い訳遮る蝉の声

あと、お題や季節に合わせた句を投句すべき…というのも、私は道場という練習の場なのですから、あまり気にせず好きなテーマで投稿してほしいと思っている派です。
特に最初のうちは、まずは入りやすい入口から俳句を楽しんでほしいなと。この辺は色々意見あると思いますが。

前置きが長くなってスミマセン(汗)。
私の解釈が合っていると仮定してですが、御句、面白い一瞬を切り取っている、良い句だと思いました。
公園で話しているのかな、恋愛沙汰かな、何があったのか、これからどうなったのかーーと過去にも未来にも余韻が広がります。

その上でご指摘するとしたら、
①俳句は五七五が基本ですが、御句は中七が「言い訳遮る」で8音の字余りになっています。特に中七が字余りになると大きくリズムが狂うため、避けた方が良いようです。
②「僕はただ」という言葉ですでに「何か言い訳をしているんだな」と想像できそうなので、敢えて「言い訳」と書かなくてもいいと思いました。

例えば
・「僕はただ」声は届かず蝉時雨
・「僕はただ」続きかき消す蝉時雨
とか…あまり上手くなくてすみません。。季語は、たくさんの蝉が一斉に鳴き出す「蝉時雨」にしてみました。

でも好きな句でした!ぜひまた作られたら投稿してください☆

点数: 1

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「僕はただ言い訳遮る蝉の声」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

先に慈雨様から出ていますが
【「僕はただ」言い訳遮る蝉の声】
という受け取りでよいですよね?このサイトは句に鍵括弧が使えないのは難点です。

歌に触発されて俳句にしようというのは、きっかけとしてよくあると思います。それ自体はなんら問題あるものでもなく(ただし、歌詞まるぱくりなどはご注意ですが)
また、俳句に季節は大切だというのはあるのですが、個人としては
◆今目の前にある風景を詠むなら、今の季節は大事
◆空想・記憶の中から詠むなら「季節」は大事だが今の季節でなくても仕方ない
と思っています。今回の句は後者ですね。

少女レイの歌詞を確認しました。
句はあくまでイメージですね。
慈雨様の意見がほぼ私と同じ意見でした。
中八の解消+「言い訳」は必要か?というところです。

どうせなら現代詩っぽく破調で提案してみますか・・

・「僕はただ」蝉に遮られて僕は

点数: 1

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「僕はただ言い訳遮る蝉の声」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

蝉の声が言い訳を遮るようにとも読めてしまいます。語順を変えますかね。
「言い訳を遮る僕に蝉の声」

ただ、お題が出ているので季語はできるだけそれに答えて下さい。

点数: 0

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「僕はただ言い訳遮る蝉の声」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

丸田留奈様、こんにちは😐

まあ、「蝉」は夏の季語で、当季とは真反対のですが…
若い方みたいなので… 敢えてコメント。

「言い訳遮る」が、よく分かりません。
「言い訳」をするのは、「僕」ですか…"君"ですか…?
"僕"なら、
「僕はただ口ごもりけり蝉の声」
"君"なら、
「言い訳は聞きたくもなし蝉の声」
とか…
なぞなぞ、思わせぶり俳句、みたいですが…
「蝉の声」は、空白感があって、季語として良いと思いました。

宜しくお願いします。

点数: 0

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