「僕はただ言い訳遮る蝉の声」の批評
回答者 ケント
丸田さんこんにちは。
はじめまして。
よろしくお願いします。
貴句から受ける感想は、たぶん慈雨さんのコメントが合っていると私も思います。
そこで私は、作中の主人公の「僕はただ」に続く言葉を想像してみました。
「僕はただ、僕だけを見ていて欲しかった」
ではないですか?
その後半部分を「蝉の声」が消してしまったんですね。
曲の歌詞からイメージを膨らまし、またはいい曲を聴いてその感慨に浸りながら詩を詠むことは素敵なことですね。
その意味では、貴句はひとつの詩ではあると思います。
ただ俳句は、季語と言う季感を表す言葉を通して、季節の移ろいや人の機微を詠むものと私は思っています。
歌詞から持って来た「蝉の声」から受ける感慨は薄く感じられます。
丸田さんが今後も俳句に親しもうと思われているのでしたら
是非、今年の夏に本当の蝉の声をよく聴いてみて下さい。きっと別の素敵な俳句が詠めると思います。
よろしくお願いします。
点数: 1
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ボカロ 少女レイ
をイメージして作った俳句です。