俳句添削道場(投句と批評)

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復興を支える重機能登の春

作者 竜子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

なおじい様に諭され詠み直しました。

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 負乗

竜子さん、おはようございます🙂
お世話になります。

詳しい分析は、他の方がしてくれているので、私は一言だけ。
「支える」という措辞が、どうしても散文的に聞こえます。
文語的な語を使った方が、詩になるかな、と思いました。

「復興を急く重機なお能登の春」
とか…
(「急く」は"せく"と読みます。)

宜しくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

句以外に対してのコメントはマナーとしてはどうかな?荒れる元かな?と思いつつも、私も句以外のところへ意見してしまいます。
【詠み直し】
私は本人がやろうと思ったらやった方がよいと思います。このサイトへの投句は自主的なものですし、詠み直したら前の句が消えるわけでもないですし、推敲の練習として「比べてみてどうでしょうか?」という問いかけもできますよね。
(詠み直しで一人が大量投句すると他の人の句が流れてしまう・・というのはありますが、竜子様はそんなことしていませんし)
特に今回は意見を【肯定的】にとらえての詠み直しなので、ご自身もすっきりするのではないかと思います。

で、せっかくなので両方拝見します。
A 思い出を壊すキャタピラ能登の春
B 復興を支える重機能登の春
区別のために「A」「B」付けます。単なる記号です。

下五は同じ「能登の春」で、季語は同じ「春」

A句は、やはり「壊す」が心情として強く出ており、「思い出の何かが重機によって更地になっていく」ことへの詠嘆が強く感じられます。2024年の句と知らなければ「再開発のための解体」などの映像になりそうです。たとえば旧母校解体とかですね。
「悲嘆」なのか「事実の受け止め」なのかは断定しづらいですが、「壊す」という単語が強いので、ややマイナスの気持ちが感じられやすいとは思います。
ですが、俳句によくある「哀しい寂しいつらい出来事を、俳句という客観描写へ吐き出すことで受けとめようとする思い」という点が感じられる句です。

B句は「重機は復興のために働いているもの」という肯定を詠んだものです。これは事実だと思いますし、竜子様の中でもこちらの意見が正解だと判断した、ということだと思います。
ですが「正しいものを正しく説明しよう」という意識が強めに出てしまって、やや説明溢れる句になってしまったのではないかと思います。

「重機」に対する気持ちはB句が正しいと思いつつも、本来は今年の能登の「悲哀」「寂寥感」「復興への道」を詠みたかったのでは?

なので私の意見として、推敲ポイントは
◆「壊すキャタピラ」など、否定的に見てしまうような強い単語を遠慮する
◆映像の中に「重機」の説明が必要かどうか検討する
◆大切なのは「能登の復興を丁寧に詠むこと」
たとえばこれらの方法かな?と思いました。

・思ひ出の解体されて能登の春
・復興の道路はきれい能登の春

(余談ですが、選者の先生がいるような俳句募集に対して詠み直しを投句するのは「その前に推敲して絞り込みなさい」というツッコミを受けます。竜子様ではなく他の初心者様向けの余談でした)

点数: 2

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。私のコメントを受けて詠み直しなさったとのこと、恐縮です。

ただ、私はイサクさんの素晴らしい、客観的で建設的なコメントを拝読して気がつきました。

竜子さんがお詠みになった光景は、倒壊した家屋を解体して取り除く場面ですね?これは確かに思い出の家屋を壊していくことになりますね。
復興のためには避けては通れないことだとは思いますが。

私は、そこまでは思いが至らず、まだ瓦礫とかを取り除いている場面を思い浮かべたものですから、先のコメントになりました。
竜子さんは、私の先を行っていたのですね。
ただ、竜子さんは、そのことをわかっていながら、元の句では私のように取られることもあるのかとお思いになり、弁解めいたことをおっしゃらずに、お詠み直しなさったのですね。
さすがであり、竜子さんの懐の深さに感服します。と同時に、私の読みの甘さを申し訳なく思います。竜子さんに詠み直しなんてさせてしまってごめんなさい。

またそれを、感情論に走らず冷静かつ理論的にご説明くださり、私に気づきを与えてくださったイサクさんにも感謝します。有難うございました。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

竜子様こんにちは。
詠み直されたんですね。
良いと思います。
『支える』を文語形にして、あと切れを入れてみました。

復興を支ふ重機や能登の春

よろしくお願いします。

点数: 1

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

竜子さんこんにちは。
いつもありがとうございます。
前句にも再訪にてお伝え致しましたが、私は前句の方が好きです。この詠み直し句も充分に思いの伝わるいい句ですが、
私が残念に思うのは、ひとつの否定的な意見に左右されて、あっけなく詠み直しされたことです。人の意見を取り入れ、推敲することは大事ですが、貴句(原句)に共感する人も間違いなくいることも事実ですよ。
俳句の鑑賞は人それぞれに違いますね。
よろしくお願いします。

点数: 1

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

竜子様こんにちは。
拙句『角道を』にコメント頂きありがとうございます。
ご提案句良いですね。
厳密には初手は飛車先の歩をついていき、途中で角道を開けていました。
角換わり戦法はお互いの暗黙の了解のもと行われるので、『角道を開けてよろしき』とした次第です。
因みに対局は藤井棋王が勝利しましたね。
いつもご意見ご感想ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

竜子様こんばんは。
拙句『きらきらと』にコメント頂きありがとうございます。
ご提案句素敵ですね。
大変参考になりました。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「復興を支える重機能登の春」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

支えるをなんとか別の表現に。復興と言えば誰もが支えるを連想します。
「復興の重機の軋む能登の春」

一度ご検討のほどを。

点数: 0

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添削対象の句『復興を支える重機能登の春』 作者: 竜子
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