「春暁や鞄の隅の処方薬」の批評
回答者 ケント
あらちゃん様こんにちは。
蒲団の句にコメントありがとうございました。
長い人生の中、蒲団の中で幾たびの果てなき夢を見、また幾たびの悲しみに涙したと言うことが我が蒲団には染み付いているんだなあとの感慨でした。
しかし、あらちゃん様の読みの様に、一晩の蒲団の中の出来事としての読みもできますね。
それも良しではないでしょうか。
貴句、まだ明けやら無い薄明かりの春暁と、未だ寛解しない自分の病。だから常にカバンには薬が入っている。でもやがてすぐに空は明るくなってくれるのだ。そして自分の病も。
貴句を読んでそんなふうに感じました。味わい深いと思います。
点数: 1
添削のお礼として、ケントさんの俳句の感想を書いてください >>
鞄にいつも薬を入れておく