俳句添削道場(投句と批評)

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ヒグラシもくそもあるかよ暮らせない

作者 朝見  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「ヒグラシもくそもあったもんじゃないよ」の直しです。他には脇道にそれたりしたのも含めて「ヒグラシに構う暇はない日暮れ」「ラジカセがヒグラシのこえ悪びれず」「ヒグラシも居座り気遣い三日以上」「ヒグラシが静かにみつかり小憎らしい」など考えました

現代詩っぽいと自負していたのは有意味と無意味がわざとらしくはっきりしないところ(例えばなにか個人的なメッセージなのかもしれない)、一つ一つの単語が強いところ、形だけ俳句のルールには則っているのが挑戦的なところ、のような点からでした。でもよく考えてみれば中身が俳句ではなかったわけで、ちょっと違ったなと反省です。

目に見える情景をよんでそこから感情を引き出せると良いというのはわかったのですが、「こういう気持ち」という説明だけでも全力で十二音を割いたらなにかいいものができないかな……と考え中です

最新の添削

「ヒグラシもくそもあるかよ暮らせない」の批評

回答者 食山人

いじらしく啼く蜩が、ダイイングメッセージを告げようとしていると見立てて:
君知るや蜩告げるその想い
あるいは:
知らざりし蜩何を啼くならむ
最後に:
知るものか蜩ひがな何を啼く

済みません。駄作ばかりで。

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

ひぐらしに構うことなき日暮れかな

回答者 ハオニー

脇道とおっしゃっていた
「ヒグラシに構う暇はない日暮れ」
という句、なかなか味がありますね

ヒグラシが鳴けど日暮れはやってくる、ヒグラシの哀しさやら儚さやらを表現しようとしているいい句だと思っています
日暮れの中を寂しげにヒグラシが鳴く、わたしはこれが一番気に入りました

手直しはしましたが、自由律俳句ではないです
自由律は基本の型を知った上での挑戦です
ご検討を祈ります

点数: 5

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「ヒグラシもくそもあるかよ暮らせない」の批評

回答者 腹井壮

添削は出来上がり次第アップしますが尾崎放哉や山頭火、現代なら せきしろ の作品を見て参考にしてみてはいかかがでしょうか。

自由律俳句と呼ばれていますが俳句なのか短歌なのか川柳なのかわからない中途半端な存在です。

でも、朝見さんが参考にする価値はあるような気がします。

点数: 0

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蜩やその日暮らしの山頭火

回答者 腹井壮

なんだか自由律俳句に走った人達の有季定型時代の句って良く存じてはいないのですが極めて感じもなければ楽しんで作句をした感じもないんですよね。
どこか逃げ出した感じがします。

彼らの有季定型も再評価されそうな兆しがありますが。

それにしても有季定型をよく知らずいきなり自由律にデビューしてしまう せきしろ は時代の申し子なんでしょうかね。

点数: 0

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