「落葉舟川に流れて時移る」の批評
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
「落葉舟」という言葉を使うのはなかなかですね。
この言葉は歳時記に載っていない(季語になっていない)可能性がありますが、「落葉」の映像がある単語ですので、ここでは季語として話を進めます。
御句
◆季語一つ、五七五のリズム、という俳句の基本形は達成しています。
◆「落葉が川に浮いている」ならば「流れて」という説明はわざわざしない方がいいかもしれません。
逆に「落葉舟流れて」として、流れのある川を想像させる方法もあります。
どちらが良いかはこの句の表現したいこと次第です。
が、
◆下五の「時移る」の意味がつかめませんでした。
無理に解釈すれば『時間が経過する』という意味で受け取りますが、それでも意味がわかりにくいです。らな様はどういう意味で置いたのでしょうか・・・?
この下五を作者が伝えたい内容で整えれば、中七の「川に流れて」の形も変わってくるものと思います。
「時移る」の意味がわかりませんので、たとえば「流れる落葉」の感慨を持ったまま、他の風景を足してみます。
「橋」とかいかがでしょう?落葉が橋をくぐった、ということで。
・落葉舟橋のこちらに顔を出し
例えばこんな感じで。
俳句に限りませんが、「伝えたい映像・風景・心情」と「それを伝えるための言葉」をいろいろ工夫してみてください。
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初めて投稿するので拙いですが、添削お願いします。