俳句添削道場(投句と批評)

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九日や臥せし妻にと菊枕

作者 ケント  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再訪です!
未熟とか、そんなこと言わなくても、知らないことを知ってる人から埋め合えるのも道場ならではですー。

たしかに、肩の力抜けてる句の方がいいかもですね!
甘いかすいか西瓜ぐらい抜けてるのもいいですし。
句群を見ていても、やはり取り合わせについて前向きに学ぶ方が句の幅が広がるように思います!
爪を切るあうら、と初嵐の取り合わせとか、やはり詩になってましたし!

点数: 2

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 めでかや

句の評価:
★★★★★

ケントさん、こんばんは。
いつもお世話になっております。

①九日は“ここのか”と読んで良いんですかね(“くんち”と読むと季重なりですもんね)。

②臥せしは、“横になっている”ではないと見ました。うたた寝している奥さんの頭を持ち上げて枕を入れることはしませんものね。
と言うことで病のために臥していると受け取りました。

①②を合わせて私の解釈は、『家内が病に臥してはや九日、早く良くなれよと菊枕を買ってきました』。菊は解熱や邪悪を払う漢方薬、私にはもう、この解釈しか浮かびません。

う〜ん、しかし”ここのかや“なんて普通使わないかなぁ?。
最初から外れていたらごめんなさい。解説は皆さんのコメントが出揃ってから、お待ちしております。

点数: 1

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 もんこ

句の評価:
★★★★★

ケント様
初めまして、拙句にコメントと添削ありがとうございます。
季語について、「天の川」がぱっと浮かんだとのこと、そう言われてみればそうかもしれませんね!そうなると場面が変わりますが、室内より外の縁側の方が風情がありますね、勉強になります。

御句
九日というのは九月九日の節句、重陽に菊の花を摘むのが良いとされていると、初めて知りました。菊枕は邪気を払い頭痛や目に良いし、ほのかな菊の香が安眠にも良いというところは、アロマテラピーですね(^^)

病に臥せている奥様に菊の枕を用意してあげたという、ケントさんのやさしいさが伝わります。
少し気になったのは、「九日や」と「菊枕」の距離が近い感じがするのですがいかがでしょうか?

かといってうまくご提案ができなくてすみません。

宜しくお願いいたします。

点数: 1

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

こんにちわ。

コメントありがとうございます。助詞面白いですよねぇ。よくここで助詞議論をしていたのです^^

御句、ずっとコメントに悩んでいました。どうにも優しい内容の割に、説明・理屈・押し付けの感じがする。その理由がどうにもスッキリしませんんでしたが、ようやく結論出ました。「九日やの詠嘆」「臥せし」「にと」などの言葉選びが俳句にしようとめちゃくちゃ力みとして出ているのではないかと。

こういう優しい句はもっと肩の力を抜いた方がいいんじゃないかなぁと思うであります。

九日はやまひの妻へ菊枕

点数: 1

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

ケント様 こんにちは
お世話になっております。
菊枕のことが気になって歳時記を調べました。
菊の花を干して枕に入れたものだそうだ。頭痛を治し目をはっきりさせる効能があると。本意菊は邪気を払うというので、頭にのせる枕に入れて用いた。9月9日の重陽の日に花を摘むとありました。
それで九日なんですか。勉強になりました。
下手ですが提案を
子と摘みし病める妻への菊枕
お子さんと菊を摘んで早く病気が治って欲しいという気持ちです。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

古文は、普段使い慣れてないと筆が滑ってしまいますね。

さて、御句、奥様が臥せっていらっしゃるということでそのことでのコメントは差し控えるべきと思いましたが、古文の話に触れられたので、それはそれとし、敢えて意見を述べさせていただきます。

”伏せし”は他動詞のうつ伏せにするとの意味になり、正しくは自動詞として”伏しし”で伏せるという用法かと思います。

点数: 1

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

文法オタクの卓鐘です。(と言いつつ、気づけなかった。)

これは、こま爺さんの指摘が正しいっす。
「し」は助動詞「き」の連体形で、「き」は連用形接続です。(サ変、ラ変は「し」「しか」に着く場合は未然形)
なので、xxx(を)せし、来(こ)し、は正しいですが、「臥す」サ行四段活用で、連用形は、「臥し」なので、「臥しし」が正しい。
「臥せし」だと「臥せる」という他動詞の連用形、「臥せ」に「き」がついた形になりますね。

点数: 1

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

自動詞と他動詞で活用が違うのはよくあります。
開く とか。自動詞ではドアが開くという意味、他動詞ではドアを開けるという意味。

臥すが下二段につかったら、〜を伏せるという他動詞になります。英語的にいうと目的語が必要。

御句は妻自身が伏せているのですから自動詞ですね。

点数: 1

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「九日や臥せし妻にと菊枕」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

臥す問題ですが、
自動詞は四段、他動詞は下二段。
今回は自動詞として使うので、
「臥しし」文法としては正しいです。

ただこの場面では、過去の「き」「し」を使うのがよいかどうか。(き、し、が存続の意味を持つ説もある)
臥せていたと過去に書くなら、今は元気な感じのイメージ。今も臥せていると存続で詠みたい気がします。
臥したる、をつかったり、臥すの已然形に「り」をつける、臥せる、を使うかですね。

九日や臥したる妻へ菊枕

点数: 1

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