「涼風やいにしえ語る鉄ミシン」の批評
回答者 かこ
おはようございます
梅雨の蝶に添削ありがとうございました。
私の所属している句会は古典的会派なので、一人称現在を厳しく言われ、句会で過去を詠むことはまずないですね。どうしても詠みたい時は、古くなったおもちゃを描写して幼い頃を類推させるという手法になると思います。
でも、TVの影響でここ5年ぐらいで過去を詠むのも一般的になったかもしれません。
点数: 1
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作者 もんこ 投稿日
回答者 かこ
おはようございます
梅雨の蝶に添削ありがとうございました。
私の所属している句会は古典的会派なので、一人称現在を厳しく言われ、句会で過去を詠むことはまずないですね。どうしても詠みたい時は、古くなったおもちゃを描写して幼い頃を類推させるという手法になると思います。
でも、TVの影響でここ5年ぐらいで過去を詠むのも一般的になったかもしれません。
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回答者 なお
もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。素晴らしいものを受け継ぎましたね。足踏みミシンは今や貴重なアンティークなのでは?
すでに皆さんから有益なご意見が出ていますので、重複しますがご容赦ください。
私はいにしえというと奈良時代とかをイメージしますので、もう少し最近を表すのでもいいのではと思いました。また、鉄ミシンは、意味はよくわかるのですが、ちょっと風情に欠けるような気がしてもったいないかと。
そこで次のように考えました。
足踏みミシンとはおっしゃっていませんが、もしそうであれば、
・形見なる足踏みミシンや走馬灯
そうでなければ、
・受け継ぎし旧型ミシンや夏の風
季語は、走馬灯は思い出、夏の風は爽やかな記憶ということで斡旋しました。よろしくお願いします。
点数: 5
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回答者 イサク
こんばんは。
私としては、句とコメントからは「鉄のミシン」を生かしたいんですよね・・オリジナリティがある言葉の気がするので。
中七「いにしえ語る」が不思議な説明になっているので、あまりかっこつけずにコメントどおりいきましょうか・・・
確かに季語「涼風」は一考の余地ありだと思います。
「自宅にいる」もしくは「運搬中」的な季語があるといいですね。モノに映像があるので、時候季語が無難に入りますが、いろいろできますよ。
・六月や鉄のミシンの形見分け
・青簾鉄のミシンの黒光り
・空蝉や鉄のミシンを運び入れ
点数: 3
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回答者 感じ
こんばんは🌆お世話になります。
さて、私が気になったのは、以下三点
①鉄ミシン、という言葉あるか
②(特にこれ重要)「いにしえ語る」と言う擬人化と、「いにしえ」と言う措辞
③あと、季語、ですね
さて、①はググったら、「鉄ミシン」と言う言葉ありましたので良いでしょう。足踏みミシン、は長すぎますし。
②率直に、擬人化が効果をあげているとは思われません。客観描写に徹したほうがよいと思います。
さらに、いにしえ、は古代の気がしました。
「代々に継がれし」=「よよにつがれし」→「代々、受けつがれた」と意味です。「し」は「連用形」につく、過去の「き」の連体形「し」です。
③「涼風」は、「昼、部屋に入ってくる風のすがすがしさ」を感じたので「鉄ミシン」とかなり離れていかなと思いました。
作者は、夜、「鉄ミシン」を見ているとして(コメントから、昼間よりは、夜が合うと思いました)
素直に「夏の夜」で。
・夏の夜や代々に継がれし鉄ミシン
よろしくお願いします。
点数: 1
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回答者 かこ
おはようございます
叔母が洋裁教室をやっていていました。ミシンが並んでいて、そこが幼い頃の遊び場でした。鉄ミシンはちょっと耳慣れないですね。関西在住なので地域差でしょうか。
引き継いだ足踏みミシン夏の風
点数: 1
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回答者 佐渡
もんなさん!おはようございます。
いつもお世話になっております。
代々のミシン大事に使われてきたのでしょう。それでかに愛着もありますね。
提案句です。
・代々(だいだい)の形見のミシン虫払ひ
宮武の提案のように動きのある季語がよいかもしれません。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 負乗
もんなさん、こんばんは🙂
お世話になります。
「鉄ミシン」で、すでに「いにしへ語」っていると思うので、シンプルにコメントどおり、
「涼風や母の従姉妹の鉄ミシン」
でも良いかな、と思いました。
また宜しくお願いします😉
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
母の従姉妹が亡くなり、形見分けとして重厚な鉄のミシンが実家に届きました。
代々続く(100年以上)仕立屋だった母の従姉妹の自慢のミシンだったそうです。
よく働いたミシン。
鉄は深く黒く光り、いつまでも見ていたいミシンです。
自分としてはもう少し季語を考えたほうがいいと思ってますが。。
宜しくお願いします。