「手枕に風のゆるくて夏近し」の批評
こんばんは🌆お世話になっております。
御句、暑くなってゆく季節にも、涼しさを感じる良い句だと思います。とくに、「手枕」。色のある言葉です。知りませんでした。
それはさておき。
先日、コウ様が再考された、「花冷」の句について。
「過去」の「し」について
①作者の「今」に立って、「積まれしダンボール」は、存在しない
②句自体が「過去」
と言うようなコメントしました。
しかし、N俳句雑誌に次のような句をみつけました。
・野遊の子より貰ひし花の束/五味新悟
・めつむりし蟇には蟇の志/大牧広
いずれも俳人の選を受けた、または、俳人の句でありますので、俳句として成立しております。ですので、コウ様の「花冷」の再考の句も成立します。
(私は句として成立しないとは断言はしませんでしたが、そうとも受けとられるコメントでした。すいませんでした)。
これにつき、現代語で考えると
「俺の腕時計、どこやった?」
「昨日の夜、台所のテーブルに置いた(わよ)」
この「た」は「過去」でしょう。
一方、「テーブルに置いた腕時計」
「過去」よりは「現在」の感じがします。言い換えば、動作が「完了」し、「存続」していると言うことでしょうか、、。
いずれにしても、動詞が一つで「過去」の「き、し」が使っていれば、作者の「今」において、その「措辞」は存在しない、だから、ダメあるいは間違い、と言うわけではないようです。
私のコメントで、作者の表現の幅を狭めることがあってはいけないと思います。
プロの句がありますので「過去、き、し」を使った句もありということです。
よろしくお願いします。
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いつもお世話になります。
夏になりそうでならない
今の季節が好きです。
昨日の風の心地良さを詠んだのですが…🤔
腕枕だと誰かに腕枕をしてもらっているようなので
手枕としました。
よろしくお願いします。