冬凪や朝日のにほいがする宿屋
作者 坂本安居 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「冬凪や朝日のにほいがする宿屋」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。とてもいい視点の句ですね。朝日のにおい。「がする」が少しゆるいですかね。
旅籠屋に朝日のにほひ冬凪ぎぬ
旅籠屋に朝日のにほひ冬の凪
下五に持ってくる形もあります。上五はかってにはたごにしましたが、宿のまわりの雰囲気を出すのに特定しました。
点数: 4
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「冬凪や朝日のにほいがする宿屋」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
やろうとしていることは悪くないと思います。
字余りは解消できそうなので、リズムを整えた方がいいように思います。
「匂い」は歴史的仮名遣いで「にほひ」ですね。
・冬凪や宿は朝日のにほひさせ
・冬凪の朝や宿には日のにほひ
・冬凪や宿には朝の日のにほひ
・冬凪や朝日は宿をにほはする
点数: 2
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『海辺の宿屋の大きな窓一面に穏やかな冬の海と朝日が映っているのを見て「生きることに疲れていたけれど、この美しい世界を愛さざるを得ないな」と思った』という友人の談をもとに句作しました。
その時の写真を送ってもらったのですが、ほんとうになんとも穏やかな海でした。