冬休行くも来もある程の町
作者 番人 投稿日
要望:厳しくしてください
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「冬休行くも来もある程の町」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
句歴のあるお方でしたね。
褒めるの苦手なので率直にいきます。
「行くも来もある程」にどんな気持ちを込めたかったのが、が遠回しに言いすぎていて読み取れませんでした。
コメントを解釈するに「帰っていく人も帰ってくる人もいる程度の町」という点で、この中七は「年末の帰省」なのですね。
そして、本来はどちらかといえば「中途半端な町」あるいは「時間を持てあましていること」を詠みたいのですね?
自分の状況である「時間を持て余していること」を遠回しに言うのは、非常に難しいと思います。
なのでコメントに沿った形で考えるとするならば・・
「冬休み」では期間が長すぎると思います。この感慨は年末ですよね?そちらに寄せたいと思います。
・年の瀬や出るも帰るもある街の
俳句は受け手の想像力も借りて成立するので、直接言わずに「こう伝えたい!」というのは難しいですね。
点数: 2
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「冬休行くも来もある程の町」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。番人さん。
番人さんはかなり俳句を詠まれるのですか?私よりは確実に先輩なのだろうなあという印象ですね。
私の句にコメントありがとうございます!母の足踏みミシンとひそひそが詠み手の主眼だったので、母、ひそひそ、踏むは私には外せなかったのですが、客観的に見てもらうと、母と強調するべきなのか、踏むと強調すべきなのか、ひそひそという様子が光景の伝わりやすい言葉選びなのか、いろんな意見をもらえるので、やっぱりこの道場はいいです。自分が伝えたいことに信念を持ちつつも、それが邪魔をして、一般化や何より詩を出すことの邪魔をすることは大いにあるので、他の方からの印象を聞けるのはとてもありがたいです。そういう意味で、今回は推敲の段階の句もいくつかコメント欄に載せてみることにしました。
さて、御句。味わい深いですね。何より、「冬休みのどことない中途半端さ、時間のもてあまし方。」を感じて、それを詠み込んでみたいと感じていることが佳い。
この句はこのままいただいたうえで、
下五の「程の町」に惹かれるので、中七に何を持ってくるかで、どんな町かを浮かべさせられたらOKなわけですよね。
冬休〇〇〇〇〇〇〇程の町
なかなか魅力的なお題をいただきました。いろいろ考えてみたいと思います!
またこれからもいろいろご意見ください!ありがとうございます!
点数: 1
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「冬休行くも来もある程の町」の批評
回答者 げばげば
再訪。句歴半年でしたか!スゴいですね、句も分析も。
あちらでは、あまりこちらのことは話してないので、こちらで返事しておきます!またよろしくお願いします🤲
点数: 1
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「冬休行くも来もある程の町」の批評
回答者 秋雄
番人様、添削ありがとうございました。
「枯れ柳」を季語にしようかとも考えたのですが、朝に布団からついに立ち上がれなくなったという、「朝」も入れたいし、「立ち上がれない」も「諦め」も入れたいということで、こうなりました
捨てるなら諦めですよね。
色々考えましたが、浮かんでこない。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
点数: 1
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帰っていく人も帰ってくる人もいる町に住んでいる冬休みのどことない中途半端さ、時間のもてあまし方。