俳句添削道場(投句と批評)

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たひやきの求めて往くも暖簾なく

作者 水召信甫  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

そのまんまです(苦笑)
忙しくて昼抜きになった日、せっかくなので前見つけた鯛焼き屋にワクワクして行くと定休日という間の悪さを句にしてみました。

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「たひやきの求めて往くも暖簾なく」の批評

回答者 慈雨

水召信甫さま、こんばんは。
あーこれは切ないシーンですね…お察しします。。
水沼さまの句はいつもシーンが具体的なのでとても良いですね!

〇先のお二人からもあるように、入手できなかった鯛焼きでは季語としての力がかなり弱くなるかと思います。
一年中売られている鯛焼きがなぜ冬の季語かというと、寒い中でホクホク・アツアツで食べる鯛焼きが格別においしいからですよね。鯛焼きを持ったり食べたりして、その温度を感じてこそ季語としての力を発揮するのだと思います。

〇やはりちょっと情報が多い気がしました。
「鯛焼き屋に向かった」「着いたら休みだった」と時間経過を含む2つの場面を盛り込んでおられますよね。
俳句は一瞬を切り取るもの」とよく言われます。とにかく鯛焼き屋が休みだった、という一点に絞ってみてはいかがでしょうか。

〇「暖簾なく」はちょっと回りくどいかなと…なお様もコメントされていますね。普通に「定休日」とかでいいような気がします。

たとえば、
・木枯や鯛焼店は定休日
・寒波来る鯛焼店が閉まってる
とか…。
季語2つ(季重なり)の変則的な句とはなりますが、先ほど書いたようにここでの「鯛焼(店)」は季語としての力が弱いため、主たる季語はそれぞれ「木枯」「寒波来る」として考えてみました。それぞれ切ない気持ちが連想できる季語かと思い。
…うーん、やっぱり邪道かも。参考程度に読み流してくださいm(__)m

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「たひやきの求めて往くも暖簾なく」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

水召信甫さん、こんにちは

御句拝読しました
それはそれは残念でした
微笑ましい?冬の一コマですね

さて本句、個人的に何点か気になる部分があります
①たひやきのひらがな表記の効果
②「鯛焼きの」より「鯛焼きを」かと 名詞とつながらないので、、
③「求めて」があれば「往くも」は不要かと
④「暖簾なく」は「なし」かと その後を思わせる余韻の効果の是非
 鯛焼きを求めど暖簾なきにけり

⑤鯛焼きが存在しないので季語としての力が少し弱いか、、
 熱々の鯛焼き求む口寂し

今後ともよろしくお願いします

点数: 3

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「たひやきの求めて往くも暖簾なく」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

水召信甫さん、こんにちは。
コメントがわかりやすいですね。お昼抜きとは、お疲れ様でした!
御句拝読しました。先にコメントなさっている気まぐれさんとかなり重なりますがご容赦ください。

私も季語が気になりました。鯛焼きはなぜひらがなに?漢字の「鯛焼き」から、あの姿と、あの味と、あの熱さが伝わってきませんか?漢字をお勧めしたいです!
あと、「暖簾なく」だけですと、もしかしたら真夏に行ったのではないか?とか、廃業してしまったのでは?とか、穿った読み方をされるかもです。
真冬に行ったのだよ、ちゃんと営業期間中だよ、タイミングが悪かっただけなんだよと言いたいです。そうでないと、季語である鯛焼きが出てこないので、季節がわからなくなります。

・鯛焼屋のれん下がれど定休日
・鯛焼の暖簾くぐれど売り切れと

うーん、提案句が上手くない。鯛焼が出てこないので、なんとか、タッチの差で出番に間に合わなかっただけみたいにしたかったのですが…。
すみませんがこれで失礼します。

点数: 2

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