俳句添削道場(投句と批評)

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さて何の話をしやう秋時雨

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題「秋時雨」。

夏場に取れなかった夏休みが漸く取れることになった(暦の上では秋も終盤)。これといって出かける先もないので(観光地は旅行支援とかでまた混み始めたそうだし…)、ちょっと親の顔を見に帰るか、ということになったものの、これといって話題がない。

前回帰った折には、新たな住所近辺の話と、松山市長から貰った賞状があったのでこれをスマホの写真に撮って見せ(市長の名なら親も確実に知っている。地元のテレビ/ラジオ局・南海放送の元アナウンサーとして)、コロナ禍巣籠り以降俳句を作り始めたことや、賞状に書かれている「長谷機械児」なる俳号の由来などの話があったが、今回は…。俳句を嗜まない親に雑誌の掲載句を見せてもなあ(選者の俳人の名はまったく知らないだろうなあ)。

…と、ちょっとしたことをうだうだ考えている感じが、「秋時雨」に合っているのではないかと。

※松山市長から賞状を貰った写真俳句コンテスト、第12回の募集が始まっていた(上の文を書いている際にふとサイトを覗いてみたら更新されていた)。課題の写真も入賞枠もちょっと増えていた。そして今回も、見た目はただの家の写真とか、季語そのものを大写しの写真とか、どうしたものかという課題がちらほら。

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「さて何の話をしやう秋時雨」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。上五中七がたっぷりと読み手の想像に預けていく句ですが、私もこの句を読んでちちははのことを思い出しました。みなさんは誰を浮かべるのだろう。秋しぐれだからちちははが浮かんだのかなあ。「春驟雨」だったら違ったろうなあ。
松山の写真俳句、親御さん鼻高々だったでしょうね。私も写真俳句詠んでみようかなあ。

句の評価:
★★★★★

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「さて何の話をしやう秋時雨」の批評

回答者 鈴屋いるか

句の評価:
★★★★★

長谷さん、いつも的確なコメントありがとうございます

本句、瞬間の思索を切り取りながらも想い出にふけったりそれを話したりと、雨が降る間の時間を感じさせるしっとりとした佳句ですね
今は写生句を練習していますがこういう句が詠めるようになりたいです
今後ともよろしくお願いいたします

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添削対象の句『さて何の話をしやう秋時雨』 作者: 長谷機械児
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