俳句添削道場(投句と批評)

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ていれぎを刺身のつまに終戦日

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

記念日俳句、8/15は「刺身の日」。そして終戦記念日。

今年も帰省しない夏休み(第七波とか言っているし)。私の今年の夏休みは今日まで、というか、今日だけ。
会社は、夏休みを5日連続で取れと触れ回っているが、仕事の都合もあり、残りは秋にでも…。

「ていれぎ」は、伊予節(松山の民謡…民謡と呼んでいいのかなあ、この歌…)の歌詞に出てくる水草で、殿様に献上する刺身のつまに使われたのだとか。で、現在は市の天然記念物。植物図鑑的な名としては「オオバタネツケバナ」というのが一般的であって、「ていれぎ」は方言らしい。

ということで、“刺身”から今夏も帰省しない松山を連想して「ていれぎ」が浮かんだのだけれども、私自身は「ていれぎ」を食べたことはありません。子どもの頃、これが「ていれぎ」であると教えられた記憶はありますが。

 秋風や高井のていれぎ三津の鯛/正岡子規

きごさいによれば晩春の季語らしく、また過去には俳句ポスト365の兼題にもなったらしいけれども、過去・故郷を振り返る取っ掛りの名詞(情報)といったものなので、季語扱いしなくてもいいのではないかなあ。と、子規さんの句を言い訳に。

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「ていれぎを刺身のつまに終戦日」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
長谷さんはまだNHKテキスト見てないかなあ。

ていれぎは季語とすることもあるようですが、ていれぎ、刺身が終戦日に響いています。平和な晩酌でしょうか。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「ていれぎを刺身のつまに終戦日」の批評

回答者 緋夢灯

句の評価:
★★★★★

長谷機械児様、先日は「大賀蓮」へ批評下さり、ありがとうございます。
(旅から)帰り、咲く、と読み解いて頂いて、通じて良かったと、とても嬉しく感じました!
考えて頂いたお歌、「ほんの二千年の惰眠」とは、とても気長なのんびり屋さんの蓮ですね。
人間と植物では時間の感覚は違うのかもしれないなと、蓮の思いを想像しました。
素敵な一句を下さり、誠に感謝します!

今回のお歌、今日は刺し身の日なのですね!
ていれぎも、初めて聞きました。
少し辛味のある水草だとか。

ていれぎの下葉浅黄に秋の風(正岡子規)
↑検索で発見した句です。

ていれぎは乱獲や水質汚染で数を減らしているそうですが、故郷の象徴として、平和の風にいついつまでも吹かれていて欲しいですね。

帰郷叶わず、明日からもお仕事とのこと。
お忙しいとは思いますが、お身体御自愛下さい。
素敵なお歌をありがとうございます、今後とも御教授よろしくお願い致します。

点数: 1

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「ていれぎを刺身のつまに終戦日」の批評

回答者 コウ

句の評価:
★★★★★

長谷機械児様

おはようございます。
いつも添削ありがとうございます。
『肩車』『星月夜』で詠みたく三段ぎれを避けようとしているうちに主語めちゃくちゃに
なってしまいました。
『肩車の』上句 ありがとうございます。
思った句を考えていただきました。

御句拝読させていただきました。
『ていれぎ』初めて知りました。
『お刺身の日』もです。お刺身好きの私としたことが昨日は餃子を作り飲みました。
サッパリした物が食べたくなり夏の疲れを取る意味もあるのでしょうか?
ご実家てゆっくりされたいところですね。
残暑厳しき折、ご自愛ください。

また、よろしくお願い致します。

点数: 1

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添削対象の句『ていれぎを刺身のつまに終戦日』 作者: 長谷機械児
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