「あたたかやほしのかたちのもうこはん」の批評
安定の水曜日おめでとうございます!木、金に行けるかは、数があれだけ限定されている以上、選者の感性によるものが大きいのでいけたら嬉しいでしょうけど、実力的には水曜日と明確な差はないかと思います。月/火/水は、選者の感性も境界付近ではないことはないが大枠で見ると句の出来に明確に差があるように思います。つまり選者が違えど、そこまで大きく変わらない。(あくまで個人の感想)
ということで、改めておめでとうございます!励みになります!僕も水曜日以降行きたいなぁ!
類想句というより類句ですね。これどこまで別の作品と考えるべきか、取り下げるべきかは、結構見解が分かれるかと思います。何せ17音しかないので、一定の単語の被りは出る。ただ、僕の見解としては、「春の月」と「あたたかや」では句で表現できている世界観・詩が全く異なりますので、別の句だとして問題ないのではないでしょうか。季語の違い、花とほしの違いは、天と地の違いを産んでいるとおもいました。(どちらがいい、悪いとかなしに)
結果ありきで言うのもなんかむず痒いですが(笑)、僕もキリンの句の方が好きです。暖か→赤ちゃんの連想は普通にあるので、それでも「蒙古斑」に注目する目の付け所はすげぇなぁと思うので連想からの展開はすごいですが、読後の世界観としてはあたたかの季語の連想範疇である印象。「キリン」の方は、暖か→象、キリンなどの連想はするけれど「蝋石にかいている」こと「目」と言うアップ、キリン全体空の焦点の絞り方、それを行っている人の状況への広がり、など、二物衝撃の句としてはずっと意外性と広がりがあるようにおもいました。
もちろん掲句も、キリンほどの広がりはなかったものの、ほんわかしてていいとおもいます!
添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>
水曜日ありがとうございました<(_ _)>
自選はこの句でしたが、2013年の俳句ポスト「春の月」に「花のかたちの蒙古斑」という先行句を見つけたときはやらかしたと思って焦った~。ちゃんといろいろ調べてから投句しよ。気をつけよー。
「うららか」でなく「あたたか」である、というのは、結構こちらの方がハマった気がしたと思い込んでました。
みなさんご意見よろしくお願いいたします。