「青柳や芸者しゃなりと御座敷へ」の批評
回答者 なおじい
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
八王子は織物の町で豪商も多く、街道筋にありますから花街も栄えたのでしょうね。
私は御句を拝読して、俳句そのものではないところが気になりました。
「芸者」という言葉です。私は、芸妓が本来の言葉で、芸者は蔑称なのではないかと心配になりました。
ちょっと調べてみましたら、芸妓は確かに敬称ではあるようですが、芸者という呼称も特に見下した意味はないようですね。それで安心しました。
次に気になりましたのは、青柳は屋外の季語で、それが御座敷という屋内の景色と取り合わせられているということです。
ですので、私は提案句として、
・青柳や芸妓しゃなりと髪結いへ
・黒塀を曲がる芸妓や青柳
とか、まだお座敷に上がる前の光景なら屋外の季語と合うかなと思いました。
しかしこれも私の勉強不足でした。芸者さんについては、出勤のことをお座敷というのですね、まだ本当のお座敷に上がっていなくても、置き屋さんを出て向かう時点で、すでにそういうようです。
「あら姐さん、今日はもうお座敷?」というようなものですね。
無知ゆえにバタバタしてしまいましたが、結局のところ、このままいただきます。
点数: 1
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八王子には黒塀のつづく花街があり、TVドラマの舞台になったこともあります。僕は芸者遊びなどできる身分じゃありませんが、勉強のために一度は・・・(笑)
皆さま御意見よろしくお願いします。