「山椒の芽ひと叩きかな猫逃げし」の批評
回答者 卓鐘
こんにちわ
なかなかのチャレンジャーですね。
・活用後の連体形+かな
・中七かな
・季語含む12音 + それ以外5音
どちらも(私もめったにor一度も手の出せない)難易度最高レベル。。
ただ、「山椒の芽ひと叩き」そしてをそこを詠嘆しようというところに、季語に対して親しんでいることがよく分かります。
ここを「かな」で詠嘆すると、手のひらで叩いた音の響き、山椒の芽が割れて出てくる香りが句の世界を満たします。その後の5音。「猫逃げし」ではただ音に驚いただけになってしまいます。上五中七で叩いた後の余韻、下五では驚いて逃げた一瞬。では句がバラバラ。
山椒の芽ひと叩きかな猫居らぬ
ただ、この中七「かな」を活かす方法は、僕には思いつきません。。
点数: 1
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山椒の芽を叩く音に
足元に寄ってきた猫が
びびって逃げていった光景です。
以前、詠嘆と切れを勘違いしてたので
叩きかな中七で使ってみました。
如何でしょうか?
叩き、逃げしの動詞2つ
時間軸、説明句?
ご指導よろしくお願いします。