「きのうまで騒がしき鳥の巣ありて」の批評
回答者 ちゃあき
こんばんは、拙句「鳥の巣の~」へのご意見どうもありがとうございました。読み手の解釈の幅を広げるなんて素敵なアイデア! 誤解までも想定内としておくわけですね。確かにご提案の句は、どちらの解釈で読んでも違和感がありません。勉強になりました。!(^^)!
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作者 イサク 投稿日
回答者 ちゃあき
こんばんは、拙句「鳥の巣の~」へのご意見どうもありがとうございました。読み手の解釈の幅を広げるなんて素敵なアイデア! 誤解までも想定内としておくわけですね。確かにご提案の句は、どちらの解釈で読んでも違和感がありません。勉強になりました。!(^^)!
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回答者 なお
こんにちは。イサクさま、いつもお世話になってます。拙句「叩かずに」にコメント有難うございました。自己主張が強いとのこと、留意します。提案句とてもいいです。
さて御句拝読しました。確かに過去の句に見えますが、これって本当に過去のことでしょうか?
例えば、
「昨日までここにいた君春の庭」
これ私の即吟ですが、これは現在の句のつもりです。いま、ここに君がいないという現実がある、それを、「今日になり君の影なき春の庭」
とは詠んでいないだけです。
イサクさんの句は、昨日までの賑やかさを詠むことで、返って今が静かになって寂しい気持ちが出ていると思います。
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。
カルピスにコメントありがとうございます。
どう漂ってるかというのも読み取りにくい句でしたね。とけゆくに近いのかなあ、または垂らす?
水に原液を垂らしたときの白が広がっていく感じのアップ映像をなんと表すべきかが難しくてこういう形になったのですが。カルピス自体ももう少し後の季節感ではありますかね。何かに代用しようと思っても、水にとけゆく白いものがあまり思い浮かばず、柔軟剤くらいがいいかなあとか考えたんですが(^^♪
御句。二通り読みました。
一つ目は、きのうまで騒がしかった「巣」がない、撤去されたのかなあ、という句。
二つ目は、きのうまで騒がしかった巣が、今日は「騒がしく」ないという句。鳥交ってたのか、子どもを育ててたのか。そうなると、帰燕の秋のような感じがするので、一つめの方ですよね。
今はそこにないものを思うことで、鳥の巣の存在をありありと浮かべさせる、過去形でもありだと思います。アドバルーンなき月曜みたいなことなのかなあ。
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回答者 佐渡
イサク様 おはようございます。いつもご指導ありがとうございます。
大型車の拙句ご指導ありがとうございます。
俳句が二つできてしまいますね。もったいないことをしました。
御句は近くに巣があったのでしょうか?
提案句です。
鳥の巣の少し寂しき巣立ちかな
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回答者 しゅうこう
イサク様
いつも有難うございます!
(週末は山に行く事が多く返信遅くなりました)
そう言われ分析してみたところ、中七を終止形で切った二物取り合わせです。
その場合はモノに焦点を合わせるべきなのですね。
しかし「白飯」の生かし方とは…?気になります(笑)
御句、コメントから過去形などは俳句ではタブーとされている?のですね?
しかし鳥の巣、どこに行ってしまったのでしょう?春になり巣立ちの時だったのでしょうか?「ありて」から色々想像が膨らみます(^^*)
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回答者 卓鐘
いつもコメントありがとうございます。
僕も明らかな間違いを見つけちゃうとどうしても伝えたくなるたちですし、人から間違いを指摘いただくのは大変ありがたいです。なので余計なお世話とか全くないです。とても感謝しています。違うと思ったら違うといいますけど、別に怒るとか不快とかはないです。
穀雨はすっかり天文の季語と勘違いしていたので、他人の句を観賞する上で恥ずかしく思いました。(気をつけててもついやっちゃう)
卓鐘節なるものがあるのですねw恥ずかしながら、自分では全くわかっておりませぬ。。^^
御句の過去は全く気にならないですね。「きのうまで」をどこにかけるかによっても変わりますね。
・「騒がしい」にかけた場合
今はそこに空の鳥の巣があります。昨日までの鳥の存在が想起される。
・「ありて」にかけた場合
今目の前にはないですが、昨日まではあったはずなのにという謎が出てくるのと、回想として鳥の巣の存在はありありと浮かびます。鳥の巣がない空間への感慨。
ただ、僕は前者に読みましたし、その解釈の方が好きです。鳥がいた巣の存在と空っぽの鳥の巣の存在が同時に浮かぶという点で。後者は、そんなすぐなくなる??と思うので、その読みは本能的にも外します。
イサクさんのことなので、どっちにも読めるようにしたのは罠(笑)な気はします。
点数: 1
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回答者 たーとるQ
イサクさん、講評ありがとうございます!
確かに鳥に呼ぶんじゃなくて鳥の巣全体っておかしいですね……世界を広げようとして失敗いたしました
御句、過去形は問題なく成立してますね!
きのうまであった巣は取り壊されたのか?それとも鳥だけがいなくなったのか……
イサクさまは語らないで風景を描くのがお得意なのですね
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回答者 弓削素直男
イサクさん
提案句との圧倒的な違い!に、呆然としてしまいました。また投句前に、季重なり等がなきように見返しします。ボランティアでここまで、親切に批評をして下さり有り難い限りです。
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回答者 鳥越暁
こんばんは
拙句「燕の巣」へのコメント、ご指摘ありがとうございます。「なにかの」というのは私の中では必然に近いものであったのですが、それが伝わらなかったということは、間違いだったのかもしれません。考えるきっかけをありがたく思います。
御句について
過去形ダメではないですよ。「昨日「まで」」で、「では今は」との句意が伝わりますので。
「騒がしき」が昨日なので、今日は「騒がしくない」=「静か」なのでしょう。
名句でも解釈の分かれる句は結構あります(月刊俳句2017.10.参照)。「ありて」の後の光景についても、解釈が分かれるかなとも思いましたが、私なりに吟味するとそうではないと思えます。
「巣がない」=取り払われた とは思えないのです。取り払われた、壊された、であれば、それを詠むと考えたからです。
では、なにかですが、私は「巣立ち」一択です。
長々と失礼いたしました。
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回答者 長谷機械児
イサクさん、こんにちは。
「巣箱」即吟句へのコメントありがとうございます。「ひとつ」は確かに工夫の余地となっているものの、「甘き企み」は、安直というより、ちょっと言い過ぎな気が。「企み」を修飾する言葉はなくても良いかなあ、と思っています。
御句について。
過去がどうこうよりも、切れがない形や、下五が「の巣ありて」となる句またがりが気になりました。この句にとってそんなに効果的かなあと。
私だったらこうするだろう、という語順の入れ替えの提案を。
騒がしき鳥の巣のあり昨日まで
騒がしき鳥の巣ありき昨日まで
今後ともよろしくお願いします。
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過去形はだめですか