「バリウムの白きペンキや花曇」の批評
回答者 卓鐘
こんにちわ。
白きペンキがバリウムの比喩であることがかなり読み取りづらいという問題はあるとして、この内容であると「花曇」の季語の使い方がちょっと。。単に、いやだいやだの気持ちを託すだけの使い方では、ちょっと可哀想。
本物の白いペンキと、花曇りの取り合わせなら、淡い色とはっきりとした白の対比の世界と花の薄ピンクのイメージと真っ白な壁とのイメージもいいのですけどね。
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作者 ふり 投稿日
回答者 卓鐘
こんにちわ。
白きペンキがバリウムの比喩であることがかなり読み取りづらいという問題はあるとして、この内容であると「花曇」の季語の使い方がちょっと。。単に、いやだいやだの気持ちを託すだけの使い方では、ちょっと可哀想。
本物の白いペンキと、花曇りの取り合わせなら、淡い色とはっきりとした白の対比の世界と花の薄ピンクのイメージと真っ白な壁とのイメージもいいのですけどね。
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回答者 イサク
こんばんは。
俳句として非常に評価しづらい(素人が良いとか悪いとか言いにくい)感じですが、諧謔な雰囲気はできているのではないかと思います。
あ、初読で二物取り合わせで受け取ったので、上に書いたような感想ですが、
「花曇」が「バリウムのペンキみたい」という比喩の詠みもありますね。
だとしたら、ちょっと残念な感じです。
どちらでしょう?
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。イサクさんと同じ感想ですね。取り合わせとして読んだので、がっつり取り合わせ一本勝負には勝ったぜーという感じでしたね。
でも、あとで、ん?比喩じゃないよね?と止まりはしました。でも中七「や」できっちり切って、取り合わせとみな読まれると思いますので、大丈夫でしょう。
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回答者 長谷機械児
ふりさん、こんにちは。
御句、イサクさんにもげばげばさんにもバリウムを原料として作られたペンキとして読まれているようですが(まあ、この句の言葉のつながりからは、そうとしか読めないので)、胃の検査で使う造影剤としてのバリウムのことなら…「白いペンキ」はまるっと不要でしょう。(バリウムってのは、“造影剤”以外にも塗料として(文字通り真っ白なペンキとして)使うものらしいですよ)
バリウムを飲む覚悟など花曇
こんな感じでしょうか。この案もそんなに良い出来と思えないですが、最低限、誤読は回避できるかと。
あとは、…バリウムを回避するなら、胃カメラを飲む覚悟を持つくらいでしょうか。
今後ともよろしくお願いします。
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回答者 げばげば
こんにちは。
再訪です。
なるほど、ペンキとして読むのとバリウムとして読むのがあるわけですね。
ということは
バリウムてふ白きペンキや花曇
バリウムは白いペンキぞ花曇
こういう感じなのかな?
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回答者 げばげば
こんにちは。再々訪です。
またまた、とか誤読を招く、、とか、出直す、、とかならなくても!です。
17音で届けるのはとてもとても難しいので、誤読はつきものなのです。なので、うまく届いた!または、自分の想像以上の届き方をした!というときは、うひょい!ってなるわけですが、届かない、誤読、を重ねてなんぼというところです。
そーかー、なるほどー、こういう感じなら誤読になるのね、じゃあ、これは?あー、これはこういう風にアウトなのね、じゃあ、これは?という感じでトライアンドエラーなんだと思いますよー(^^♪ 楽しんでなんぼです😊
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回答者 イサク
こんばんは。再訪です。
人に伝えるのって難しいですね。
胃カメラを思わせるバリウム、とは気づいていましたが、この句の「ペンキ」が比喩かどうかまではわかりませんでした。
課題は、ペンキが比喩とわかるように、ですね。この場合パリウムをわざわざ「白い」と言う必要はないですので、そこで三音稼いで、明らかに比喩にしちゃいましょう。
「ごとし」「ように」を使ってもいいですし、「飲む」「検査」などを入れてしまえばペンキが比喩だとわかるのでは、と思います。
・バリウムてふペンキを飲む日花曇
・バリウムてふペンキの写真花曇
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回答者 なお
ふりさん、こんにちは。
御句拝読しました。バリウムといえば、私は胃の検査の時に飲む、あのバナナシェイクみたいなヤツしか思い浮かびません。
ですから、それを白いペンキというのは、すごい比喩であり、そんなのを飲むとなったら心は花曇りだよなぁ。という句かと思いました。
しかし皆さんのコメントを見たら、バリウムは必ずしも胃の検査のアレではない?本当のペンキの原料?
よくわかりません。
余談ですが、私は、バリウムも苦手ですが、胃を膨らます薬も飲みますよね、それでいてゲップをするなと言われることと、台に乗せられて横になったりひっくり返ったりさせられるのが嫌です。
今は胃カメラ楽ですよ〜。私は以前、胃カメラの営業を手伝ったことがありますが、本当に進化していますから。
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
バリウムも苦手デス…。