俳句添削道場(投句と批評)

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春の土草刈る人の背の丸く

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

公園のフェンスの際で背中を丸く雑草を取っていた人がいた。

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「春の土草刈る人の背の丸く」の批評

回答者 イサク

こんばんは。

俳句は「多作多捨」(多く作って多く捨てる)が良い、とよく言われます。
なぜ「多作」だけでなく「多捨」が含まれるのか。

 多く作って、捨てる句と捨てない句(人に見せる句)を自分の目で選ぶ
 そのために【良い句を見極める目】を養う。
 良い句か悪い句かを判断できないと、自分が納得できる俳句も作れない。

ということだと思います。

なので、恐れずに多作してください。
その多作の中で、どれが「他より少しでも良い句」なのか、考えてみてください。
「ただごと」だと思ったら名句になった、ということもいっぱいあります。
そういうものをキャッチして「作る」ことに、おじさん様は長けていると思います。
迷ったら、こちらのようなサイトを使ってもらってもよいです。
そしてご自身で判断された句を投句する(人に見せる)ときに、私たちのコメントの感想が生かされていると、嬉しいです。

さて御句、季語「草刈り」の件や「人」「背」の件は出ていますので、別の話で。

上五季語「春の土」が気になりました。「春の土」があまり生きていないので。
作者が「人の背中」を見ている句で、土を見ていないのがわかるのが問題ですね。
例えば鳥越様の提案句のように「土」という季語を変えてしまうのもありと思います。

「草刈り」「草取り」が夏の季語なので、春の季節を詠みたいならば、季語以外の場所は変更が要るようです。提案はわざと大きく変えてみます。

・公園を掃除する背の長閑なる

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「春の土草刈る人の背の丸く」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

こんにちは
「人の」が省けると思いますよ。
あとは「土」と「草」が近いので、「土」以外で
推敲されたらいかがでしょうか。
例えば
◆春光や隅の草刈る背の丸み
なんていかがでしょう。

点数: 1

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「春の土草刈る人の背の丸く」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。背を丸くして農作業してるって、なんだか素敵な光景。
実は草刈りという夏の季語もあったりします。
「背」があるなら「人」も省けそう。

春の土いじる背中の丸みかな

点数: 1

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「春の土草刈る人の背の丸く」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。再訪です。

多作駄作の日々、どんとこいっです!
もちろん私もここでは一日一句投句ですが、ここに出ない駄作を多作して、推敲して、あるいは、いろんな投句サイトへ投稿しては、ボツになり、ときに成功したりして、ボツはさらに推敲したりして、の繰り返しです。
みたままを詠むは基本なので、ただごとを詠むということを恐れる必要はありません。一方で俳句は詩でもあるので、読んだ人に何か感情を起こさせる工夫というのも必要だったりします。おじさんさんやいくさんもここに来てだいぶ経ちましたし、そういうことも考える感じになて来ているので、みなさんから、そういう指摘も出始めてるのだと思います。いつになるのやら、とおっしゃいますが、進歩してるからコメントが厳しくなっていくのだと思いますよ~、と僭越ながら(^^♪ 

点数: 1

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「春の土草刈る人の背の丸く」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。これはいいですよ!背の丸みが色々なことを物語っています。
ただ、「背が丸くなる」というのは結構俳句に詠まれていますので、その点はご留意ください。

げばさんがおっしゃるまでもなく草刈りは夏の季語ですね。そこをげばさんは「土いじり」と上手く処理しておられる。この提案句に一票です。

あと、おじさん様は、外を歩いていて、何かをしている人を見かけて、その人を詠むという句が割とあるように思います。
それはすごいと思いますし全然いけないことでもなんでもないのですが、ただ、その場合、◯◯な人とか、◯◯する人としなくてもいい場合があります。
この場合のげばさんの提案句がそうですね。音数も稼げますし、次回そういう場面がありましたら、ちょっと気にしてみてはいかがでしょうか。楽しみにしています。

点数: 1

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