俳句添削道場(投句と批評)

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ムスカリの這いつくばりて聞く香り

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ムスカリは別名ブドウヒアシンスというらしい。
香りがぶどうに似ているというので公園の下草のブドウのような房の花を嗅いでみた。
季語に認定されているのは風信子(ヒヤシンス)

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「ムスカリの這いつくばりて聞く香り」の批評

回答者 鳥越暁

おはようございます
【ムスカリ】を気にしていましたら、今朝の讀賣俳壇にて選を受けている句がありました。

●ムスカリの束コップ挿し小児科医/高橋まさお
讀賣俳壇2022.4.25.小澤寛選入選

語順の入れ替えや「束」の必要性などがどうかなと思う句ですが、、、。
選者の小澤氏は新しい季語や表現などにも柔軟に対応する方ですね。

ご報告まで

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「ムスカリの這いつくばりて聞く香り」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

こんにちわ。

季語問題ですが、現時点で「ムスカリ」を歳時記に載せているものは少ない(ない?)とは思いますが、外来種などの植物が歳時記に載ってきたりするので、作者が自信を持って季語だと言えば季語だ。文句言われたら、じゃ、無季の句だと言えばいい話かと思います。
季語は明確に定義されるものではなくて、歳時記の編纂者が入れ替えてふわっと運用されるものなので。とは言え、どの歳時記にも必ずのるきっちり定着された季語と、人によって考え方が別れるものがあります。
後者であっても、世にたくさん読まれ、名句が生まれればやがて季語として定着するでしょう。後者を詠む場合は、それなりに批判の覚悟はしないといけないので、よりハードルは高くはなります。そういうチャレンジも全然あって良いかと。

御句、取り急ぎ語順問題を。
この語順、書き方だと、這いつくばり香りを聞いているのは、「ムスカリ」になってしまいます。

這いつくばりて聞くムスカリの香

ムスカリと香りを離すのはよくないように思います。

点数: 1

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「ムスカリの這いつくばりて聞く香り」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

再訪です。
大変申し訳ありません
おじさん様のコメント読まずに
書いてしまいました。
ネットで調べましたら
きれいな花ですね

点数: 1

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「ムスカリの這いつくばりて聞く香り」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

ムスカリが季語になるときも来るのかもしれませんね。外来種増えてきているようですしね、使って使って名句が生まれれば、季語になっていくかも。
語順ですね。卓鐘さんのおっしゃる通り、ムスカリが這っているように誤読されるのを避けたいですね。その一点かと思います!

点数: 1

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「ムスカリの這いつくばりて聞く香り」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。
ムスカリは私も知りませんでした。ヒヤシンスは知ってます。
季語の件は他の方のコメントに譲るとして、語順です。確かに私はムスカリという動物が這いつくばっているのかと思いましたから。

・這いつくばり嗅ぐムスカリの香りかな
・這うやうに聞くムスカリの香りかな

点数: 1

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「ムスカリの這いつくばりて聞く香り」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「ムスカリ」知りませんでした!勉強します!植物季語は苦手!

全体は卓鐘様が語っているとおりかと思います。
提案句、他の方が後半に「ムスカリ」を持って行っていますので、あえて上五「ムスカリ」のままで・・・

・ムスカリの香り這いつくばりて聞く

このままでは散文ですので、ここから韻文にする工夫を・・・
例えばリフレインなど。字余りさせます。

・ムスカリの香を聞く這いつくばりて聞く

点数: 1

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「ムスカリの這いつくばりて聞く香り」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

こんばんは
添削などではありませんが、ムスカリについて。
某所の季語探訪部のように少ししらでてみると、
角川の【俳句歳時記第五版】(2018)に掲載されています。まだ新しい季語なので、これからの句によって季語の持つ意味合いが定まっていくのではないだろうかと思います。花言葉も「明るい未来」というものがある反面で、青い色合いから「絶望」「失意」などというものも持っています。
著名な俳人の例句として
●老いの目をそこにとどめてムスカリと/高澤良一
というものがあります。
ご報告まで、、、。

点数: 1

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