俳句添削道場(投句と批評)

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朝練へ急ぐ父と子の風光る

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

自転車で急ぐユニフォームを着た親子とすれ違った。
日曜の普通の風景で稚拙な俳句です。
「朝練へ」で良いのか?「風光る」の季語はどうか?
ご指導ください。

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「朝練へ急ぐ父と子の風光る」の批評

回答者 なおじい

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。
御句は中七が中八になっており、余分な「の」を取ることで容易に中七基本形の佳句となります。
その点については先のお二方がおっしゃっている通りですので、私は、逆におじさん様がなぜ「の」を入れたかを推測してみたいと思いました。

おそらく、その野球父子とすれ違った時に本当に風を受けたのですよね。そしてその風が暖かいので春を感じた。そして俳句に。
こうなると、「風光る」というまとまった季語ではなく、「父と子の起こした風が光る春」という着想だったのではと思いました。
ですから「の」が入ったのですよね。

お二方のおっしゃるように、季語には力がありますので、そこに委ねられるようになればいいと。おっと、これは私が私に言っています(笑)!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「朝練へ急ぐ父と子の風光る」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

中八の字余りにして「の」をつけて、季語の「風光る」にわざわざつないでいるように見えますね。

季語の手前で名詞止めして切った方が、季語も「父と子」も生きるように思います。
字余りも解消です。

・朝練へ急ぐ父と子風光る

点数: 1

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「朝練へ急ぐ父と子の風光る」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。
中七と下五をつなぐ必要があるかは悩みます。

朝練へ急ぐ父と子風光る
朝練へ急ぐ父子の風光る

やはり前者かなあ。

稚拙とはまったく思いませんが、同じ親子の朝練へ行く句も言葉選びで名句にまで昇華できるので、まだ推敲できるなあと感じたりはします!

ちなみに夏井先生の句会ライブで出たTwitterフォロワーさんの名句を紹介しておきます。私はライブ出席してませんが。

助手席に眠る思春期冬の朝/暖井むゆき

朝練に送る母を浮かべましたが、車、冬の朝練、母と子の微妙な関係性まで見えてくる好き句です。
運転してる母の左に思春期の娘を、前をみたまま左で感じてるのがなんかいいなあと感じます。その句会ライブでは思春期ちゃんも来てましたが😎

おじさんさんも多作でかなり基本が固まってきたので、どういう言葉選びで、何を受け手に感じさせるか。そのあたりの省く省かない、言葉の選択など、推敲吟味をしてみるのもいいかもしれません!投句前の推敲です!そうなると、そのままいただきます、連発がくるようになるところまで来てるのではないでしょうか!?

点数: 1

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